新刊のお知らせ:土井清美著『途上と目的地』、宇田川彩著『アルゼンチンのユダヤ人』
投稿日: 2015/12/15 12:30:59
サンティアゴ・デ・コンポステラ徒歩巡礼に関する土井清美さんの民族誌的研究が、『途上と目的地 スペイン・サンティアゴ徒歩巡礼路 旅の民族誌』として、2015年9月に春風社より刊行されました。これは2013年に完成した土井さんの博士論文を土台にした本で、民族誌記述と理論的考察が緊密に結合した、内容の濃い著作です(土井さん自身による紹介文はこちらです)。
また、10月には宇田川彩さんのブックレット『アルゼンチンのユダヤ人ー食から見た暮らしと文化』が風響社から刊行されました。現代のブエノスアイレスに住むユダヤ人たちの日常的な姿が生き生きと描かれています。