授業（学部）
文化人類学的思考 改訂版（前期課程、2018）
イントロダクション
マリノフスキとフラハティーー民族誌的フィールドワークとは何か
1990年代のフィールドワーク
イメージ、言葉、文字
社会とは何か
自然・力・儀礼
アニミズムの自然と政治
アナロジー的な自然・政治・経済
自然の客体化と人類学
ジャン・ルーシュと映像人類学の可能性
メディアと政治の人類学
「未来」の自分、ヴァーチャルな自分
「自然と人間」の人類学
Anthropology of Nature and Body（後期課程、2016）
Introduction
Edmund Carpenter, Eskimo
Tim Ingold, "Stop, Look and Listen" (1)
Tim Ingold, "Stop, Look and Listen" (2)
Tim Ingold, "The Temporality of the Landscape"
Thomas Csordas, "Embodiment as Paradigm for Anthropology" (1)
Thomas Csordas, "Embodiment as Paradigm for Anthropology" (2)
Eduardo Viveiros de Castro, "Cosmological Deixis and Amerindian Perspectivism" (1)
Eduardo Viveiros de Castro, "Cosmological Deixis and Amerindian Perspectivism" (2)
Marisol de la Cadena, "Indigenous Cosmopolitics in the Andes"
Excerpts from: Tom Boellstorff, Coming of Age in Second Life
Excerpts from: Stefan Helmreich, Alien Ocean
映像による文化人類学入門 （前期課程、2015）
「見ること」と「知ること」
マリノフスキとフラハティー1922年の革命
社会生活の下部にあるものーベイトソンとミードのバリ島
イメージ・言葉・メディア
映画作家ジャン・ルーシューアフリカとフランスの間で
ルーシュの共有人類学
ブラジル先住民映画ー共有人類学の一つの発展形
「作ること」の映画
「子ども」の映像人類学
イメージの中の共同体
「未来」の自分、ヴァーチャルな自分
「自然と人間」の人類学＋まとめ
文化人類学的思考（前期課程、2013）
フィールドワークという方法
文化と人間（１）：自然と文化
文化と人間（２）：身体と文化
文化と人間（３）：小さな死、大きな死
社会の多様性（１）：「未開」社会を考える
社会の多様性（２）：権力の人類学
社会の多様性（３）：社会関係の諸相
「不均質なもの」としての経済
観光とスポーツー近代社会の文化
「ルール」と「実践」のあいだで
"We have never been modern"
再び、自然と文化を考える
思想としての文化人類学（後期課程、2008)
授業の概要 （０・イオセリアー二『鋳鉄』ほか）
西欧と「未開」―近代民主主義と先住民― （D・A・グリンデ、B・E・ジョハンセン『アメリカ建国とイロコイ民主制』ほか）
肉声としての言葉、文字としての言葉 （W・J・オング『声の文化と文字の文化』ほか
「経済」の根源に向かって （B・マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』ほか）
「構造」の発見 （C・レヴィ＝ストロース『悲しき熱帯』、『野生の思考』ほか）
暴力・服従・国家―戦争と社会― （P・クラストル『国家に抗する社会』、『暴力の考古学』ほか）
テキストとしての民族誌―その豊かさと貧しさ(?)― （C・ギアツ『文化の解釈学』ほか）
「単純商品生産」を考える―資本主義経済の内と外― （箭内「先住民・近代・人類学」ほか）
構造、反構造、見世物 （R・ダマータ「社会の＜内なる＞スポーツ、Ch. Bromberger, Le match de footballほか）
脱テリトリー化、再テリトリー化 （N. Garcia Canclini, Hybrid Cultures ほか）
身体への映像人類学的接近 （R. Gardner, Forest of Bliss ほか）
コミュニティ論から自由の実践へ （田辺繁治『生き方の人類学』ほか）
身体の今日 （M・ゲルゲイ「差異を身につける」ほか）