<関西業界トピックス>10・06・05
Post date: Jun 7, 2010 5:53:47 AM
関係者・会員各位
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|転送・COPYフリー
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【ブックフェア】*開催中!
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■没後15年 山口瞳「男性自身」フェア■
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■と き : 2010年6月1日(火)~30日(水)
■ところ :海文堂書店 ~1F 西入口横にて
650-0022 神戸市中央区元町通3-5-10 電話 078-331-6501
http://www.kaibundo.co.jp メール books@kaibundo.co.jp
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●ブックフェア担当者から・・・今年は開高健の生誕80年にあたり記念出版が
相次いでいますが、山口瞳も没後15年をむかえます。
15年を経て、現在書店の店頭ではなかなか見ることができなくなった著作を
揃え、また絶版となっている代表作の「男性自身シリーズ」は、六甲の<口笛
文庫>と元町の<トンカ書店>の二古書店のご協力により、古本での展示販
売をおこないます。柳原良平装丁になるソフトカバーのシリーズ本は、経年に
よってさらに書物として素敵なたたずまいになっています。 (北村知之)
【こんな本を並べます】
『男性自身シリーズ』(新潮社) ☆古書
『江分利満氏の優雅な生活』(ちくま文庫)
『山口瞳対談集 1~5』(論創社)
『ぼくの父はこうして死んだ 男性自身外伝』(山口正介/新潮社) ☆古書
『瞳さんと』(山口治子/小学館) ……など
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書店通信「海会」別冊=「ほんまに」の11号(【特集・非カリスマ書店員座談会
10年後も本屋でメシが食えるのか】~東京では神保町・東京堂書店・ふくろう
店、ジュンク堂書店・新宿店、模索舎などで購入可)を発行するなど奮闘する
神戸・元町の海文堂書店。今月は古書+新刊ごちゃまぜフェアを開催。
期中から、小生の山口瞳コレクション[文庫+単行本+評伝・書誌+雑誌総特
集号など計104点106冊]や、唯一の全集といえる自選集【山口瞳大全・全11
巻(新潮社刊)】などもにぎやかしに参戦・展示するかも・・・?
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■■ 【展示】*開催中
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| ■ 四角い宇宙 ■
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| 林 哲夫 ちくま表紙画展
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|■と き : 2010年6月3日(木) ~ 30日(水) 12:30~18:30
| 日/月/第3土曜(19)休
|■ところ :<ウィリアム モリス>珈琲&ギャラリー 電話03-5466-3717
| 150-0002 渋谷区渋谷1-6-4 The Neat 青山2F
| http://geiriki.com/ba/detail.cgi?id=10000956
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【200円古本セール】*本日より開催
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■ にのにのいちのにのしろのろ ■
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■と き : 2010年6月 第1 ~ 第3週の土・日曜日 13:00~20:00
5日(土)/6日(日)/12(土)13日(日)/19日(土)/20(日)
■ところ :<貸本喫茶 ちょうちょぼっこ> 電話06-6538-6166(営業時間内)
http://www.geocities.co.jp/chochobocko/
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“2月に200円の古本を200冊売る”というコンセプトで始まった「にのにのいち」
ですが、そんな縛りもすっかり緩み4回目の今年は6月に開催します。
[出展] ★出展者がそれぞれ200円の本を200冊ずつ大放出します!
古書くらしか/M堂/めいどの土産/稲盛文庫/貸本喫茶ちょうちょぼっこ
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■■ 【豆本フェスタ 2 】
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| ■ オリジナル豆本 展示即売会 ■
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|■と き : 2010年6月12日(土) 11:00 ~16:00
|■ところ :<東京卸商センター> 東京都台東区柳橋2-1-9
| http://homepage2.nifty.com/TOSHO-CENTER/
| ・都営浅草線「浅草橋駅」6番出口から徒歩3分
| ・JR総武線「浅草橋駅」東口から徒歩5分
|■入場料 : 入場料がわりにパンフレット(700円)を購入する
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|2008年10月12~13日「東京古書会館」大ホールを会場に実施された第1回
|に続く第2回。各種各様の豆本が出品される予定。
|同日、2回に分けての<豆本ワークショップ>も開かれ、二人の講師により(赤
|井都、田中栞)、各2時間の実作教室も★詳細・問い合わせなどは事務局へ↓
|□事務局/田中栞 電話045-431-1260 メール koubaido@cam.hi-ho.ne.jp
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【日本出版学会】関西部会*2010年度第1回(通算第64回)
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■ 『戦時統制とジャーナリズム―1940年代メディア史』について ■
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報告者:吉田則昭会員(立教大学社会学部兼任講師)~著者~
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■と き : 2010年6月14日(月) 18:30 ~ 20:30
■ところ :<関西学院大学大阪梅田キャンパス> 1003教室
大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー10階
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/
■参加費 : 会員300円/非会員500円
会員でない方の参加も大歓迎です。当日直接お越しください。
終了後,懇親会を予定しています。ご自由にご参加ください。
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『戦時統制とジャーナリズム―1940年代メディア史』(昭和堂 5月刊 2940円)
の帯表現~<1940年代のジャーナリズムが戦時体制にどのような影響をおよ
ぼし、また戦後体制をいかに形成していったのか。戦時期は現代メディア史の
「源」であり、その歴史的展開を思想史、経済史、ジャーナリズム史、政治史の
広がりのなかで捉える>。
報告者・吉田昭則は、同書で1940年代戦時期経済ジャーナリズムの思想的
動向が、同時期の新聞・出版のメディア界再編成にどのように影響を及ぼした
かを考察する。
今回は、特に1940年代の出版界について現在の研究状況、資料動向、問題
視角を総括し、報告していただく予定。 <関西部会担当:湯浅俊彦>
【見学ツアー】
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■ 大阪高島屋東別館 見学 ■
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オープン アーキテクチュアー
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■と き : 2010年6月19日(土) 10:30~/13:30~ 午前・午後の2回
■ところ :<大阪高島屋東別館> *詳細は→ http://open-a.org/ 参照
□定 員 :20名/回 □所要時間:約 90分 □解説:施設ご担当者ほか
■参加費:1000円(入場料他実費、資料代) *予約制 ↓
http://open-a.org/2010/event/osaka_takashimaya.html
★注意事項:「参加時の注意事項」をご一読ください。
6月18日(金)・21日(月) 追加開催
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歴史的な建造物や、日ごろ中に入ることができない建築物などを公開するイ
ベント「open! architecture(オープン アーキテクチャー)2010」が5月21日から
始まり、なんば圏でも「南海ビル」「なんばパークス」「高島屋東別館」を見学
するイベントが行われる。これまであまり知られていなかった建築物や地域の
魅力を再認識し、文化的遺産や都市スペースの有効的な活用を行うことなど
を目的として行うイベント。2008年に1回目が行われ、今年で3回目となる。
これまで東京都内のみで行われていたが、今年は東京のほか横浜、軽井沢、
大阪などで行われる。
大阪エリアのテーマは「建築を観ると 大阪がもっと好きになる」。6月2日・9日
に行われる見学イベント「難波の建築めぐり ~新旧の名建築を見比べる」は、
1932(昭和7)年に完成したミナミの玄関口「南海ビル」と、難波エリア再開発の
リーディングプロジェクトとして知られる「なんばパークス」とを見比べる。
5月29日と6月5日・12日に行われる「高島屋東別館の特別見学 ~普段見れな
い気になるあの建物を見物」では、アール・デコ装飾が残り、戦前の華やかな
デパート文化を伝える高島屋東別館の内部を見学する。
【勁版会】第319回
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■ 電子書籍をつくるには ■
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---せせらぎ出版の実験---
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■と き : 2010年6月18日(金) 19:00 ~ 20:50頃
■ところ :<京都市男女共同参画センター(ウィングス京都)>会議室
604-8147 中京区東洞院通六角下ル御射山町262 電話075-212-7470
http://www.wings-kyoto.jp/01wings/03access.html
■参加費:400円程度(会場費を参加者で頭割り)
*終了後、懇親二次会を予定 参加費3,000円程度
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[ 講師プロフィール] 山崎亮一(やまざき・りょういち/せせらぎ出版)
1942年、大阪生まれ。書店、地図出版社勤務を経て、1977年独立。1984、せ
せらぎ出版創業。1992年からPC98でDTPに挑戦。2001年以後は In Design
(Win版)で社内組版。現在出版点数193点。その間、出版ネッツ関西創設に
参画、数年前から In Design 勉強会を毎月開催。
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iPad、ついに日本でも発売されました。触ってみましたが、なるほど魅力的な
ツールです。英語版の「熊のプーさん」がデフォルトで入っていました。
5月例会では< iPhoneアプリで電子出版をやってみる>のテーマで、開発
会社のお話を聞きましたが、では、版元では対応できないのか?
電子書籍づくりは、いま、現在進行形で、さまざまな情報が流れていますが、
何をどのように導入したらよいのか。自社出版物のほとんどを内製されている
せせらぎ出版・山崎亮一さんに、現状と取り組みを伺います。電子書籍導入
のヒントになるはずです。<進行幹事・千葉>
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[ 勁版会(ケイハンカイ)とは]
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★勁版会とは,勁(つよ)く,しぶとく生き残る出版人の集いというほどの意味.
もちろん,京都・大阪の京阪をも掛け言葉として内抱している★勁版会への
入会は,特にその資格を問わない.問題意識ある出版人で,参加意思のある
人ならば自由に出入りできる★例会は,原則として毎月第3金曜日に開催
する★例会の司会・進行役一名,会計一名を幹事として会員間で互選する.
会員は,1200円を年間会費=月報通信費として拠出する義務を負う★会費
滞納者・不払い者は,自然退会したものとみなし「月報」送付・連絡を止める.
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☆発足後20余年の勁版会の経過は「勁版会活動年表」「勁版会小史」……
いずれも川口正著『本と人を糧に』(編集工房ノア刊 1900円+税)にて詳述
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【トークショー】
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■有田芳生さん トークショー&サイン会■
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『闘争記』(教育史料出版会刊 1785円)・・6月5日発売予定
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■と き : 2010年6月20日(日) 14:00 ~ 16:00 (開場 13:30)
■ところ :海文堂書店 2F ギャラリースペース<Sea Space>
650-0022 神戸市中央区元町通3-5-10 電話 078-331-6501
■参加費 : 500円 ※要予約
予約申し込みは事前に、ご来店、お電話、メールにてお願いいた
します。お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
★メール books@kaibundo.co.jp ★電話 078-331-6501
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有田芳生(ありた・よしふ)
1952年、京都生まれ。出版社を経て、フリーのジャーナリスト。1995年~2007
年、日本テレビ系「ザ・ワイド」コメンテーター。
著書に、『歌屋 都はるみ』(講談社)、『私の家は山の向こう テレサ・テン十年
目の真実』(文藝春秋)など多数。民主党参議院比例区第61支部長。
【 JUNKU大阪トークセッション】
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■ パンも薔薇もこの手に 新しい神話政治を生きるために ■
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語り手:白石嘉治 × 酒井隆史
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★白石嘉治『不純なる教養』(青土社)出版記念★
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■と き : 2010年6月27日(日) 14:00~
■ところ :<ジュンク堂書店大阪本店> 3 階 喫茶コーナー
530-0003 大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ1~3 階
http://www.junkudo.co.jp/osaka.htm 電話06-4799-1090
■入場料:無料 *定員40名*予約制~3 階東カウンター&電話予約
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大学はなぜ無償化されなくてはならないのか? ベーシックインカムは何を保
障しているのか? 「通天閣」(「現代思想」連載、12月/青土社より刊行予定)
で、日本の資本主義の発達と「文学」の大衆的な力能を先鋭的に論じた酒井
隆史と、『不純なる教養』(青土社 2310円)を上梓したばかりの白石嘉治氏
(フランス文学)とともに、いまあらためて、大学、無償性、そして「神話政治」の
概念を練り上げ、資本主義の終わりを生きるための「教養」の養いかた、使い
かたを模索する。
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[パネラー紹介]
白石嘉治(しらいし・よしはる)
1961年生。フランス文学。上智大学ほか非常勤講師。『不純なる教養』(青土
社、2010) 『VOL Lexicon』(共著 以文社、2009) 『ネオリベ現代生活批判序
説』(共著 新評論、2004、2008)など。
酒井隆史(さかい・たかし)
1965年生。社会思想。大阪府立大学准教授。『自由論』(青土社、2001)
『暴力の哲学』(河出書房新社、2004) 『VOL』01-04(共著、以文社)
ネグリ&ハート『〈帝国〉』(共訳、以文社、2003)
マイク・デイヴィス『スラムの惑星』(監訳、明石書店、2010) など。
以上
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