<関西業界トピックス>2012・06・11

Post date: Jun 11, 2012 12:25:15 AM

関係者・会員各位

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┃転送・COPYフリー┃

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【特別展】開催中

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今和次郎 採集講義

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考現学の今

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■と き : 2012年4月26日(木)~6月19日(火)*水曜休館

■ところ : <国立民族学博物館> 電話 06-6876-2151

565-0826 吹田市千里万博公園10-1

http://www.minpaku.ac.jp/

■観覧料 : 420円

今和次郎(こん・わじろう)の残したスケッチやノートなどは、庶民生活へ

の暖かい眼差しが窺える解説や数量化を含んだスケッチなど、魅力的な図的

表現に特徴があります。考現学の手法と対象は民族学とよく似ており、みん

ぱくを創設した梅棹忠夫も、考現学的調査に触発されてモンゴルなど海外調

査の記録を数多く残しています。その後のみんぱくの研究者にも考現学の遺

伝子は引き継がれ、モノ調査とインタビュー調査を組み合わせた文化研究、

映像による記録、データベースによる分析など新しい調査手法を取り入れ、

さまざまな研究成果をあげてきました。

この研究成果を示す展示では、モンゴルのゲルの家財に関する梅棹忠夫と最

新の調査との比較、京都の町家暮らしの家財道具一式である大村しげコレク

ション調査の一端、考現学創始当時の洋装、そしてみんぱく開館当時に行わ

れた民家模型製作のための民家調査資料など、みんぱくで進められてきた様々

な資料や研究を紹介します。

本展示をとおして、ライフスタイルやモノと生活の関係が急速に変化する現

在、そして些細な日常のいとおしさに気づいたいま、モノに着目して身近な

風俗の一切を丸ごと記録することの迫力とその意味を、あらためて考えます。

*青森県立美術館、パナソニック汐留ミュージアムで開催されてきた展示

資料に加えて、民博の所蔵品など1300点を出展。

図録「今和次郎 採集講義」(A5判・288頁 定価:2,500円+税)

*問い合わせ:国立民族学博物館ミュージアムショップ

電話06-6876-3112 MAIL;shop@senri-f.or.jp

http://www.senri-f.or.jp/shop/

【展示】開催中

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コレクションの誘惑

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国立国際美術館 開館35周年記念展

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■と き : 2012年4月21日(土)~6月24日(日)*月曜休館

10:00~17:00(金曜;19:00まで)

■ところ : <国立国際美術館> 電話 06-6447-4680(代表)

530-0005 大阪市北区中之島4-2-55

http://www.nmao.go.jp/

■観覧料 : 1,000円

ピカソ、デュシャンから草間彌生まで、150作家の約350点を展示。

国立国際美術館は、1970年に大阪で開かれた日本万国博覧会における万国博

美術館の建物を譲り受け、現代美術を扱う国立美術館として、1977年に開館。

その後20数年を経て、収蔵庫が狭くなり、建物も老朽化したため、さらに美

術鑑賞により適した立地条件を求めて、2004年11月に大阪の都心、中之島に

新築移転した。

今年は、万博記念公園時代から通算して35年の節目にあたります。当館では、

これまでさまざまな企画展を開催する一方、作品の収集も精力的に行い、国立

美術館にふさわしいコレクションの形成に努めてまいりました。開館当初は、

ジョアン・ミロの陶板壁画など、わずかな収蔵品から出発しましたが、現在

では、絵画、版画、彫刻、工芸、写真、映像など、約6300点もの作品を収蔵

するに至りました。

本展では、これらのコレクションの中から当館を代表する絵画や彫刻を中心に

第1部、近年収集を続けてきた現代写真を第2部とした2部構成で、約350点

を全館を使って一堂に展示します。

すでに定評のある作品から国内の他の美術館には所蔵例のない斬新で意表をつ

く作品まで、見どころ満載です。ぜひご高覧下さい。

【特別展】開催中

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ザ・タワー

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都市と塔のものがたり

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■と き : 2012年5月23日(水)~7月16日(月・祝)*火曜休館

10:00~17:00(金曜;19:00まで)

■ところ : <大阪歴史博物館>6階 特別展示室 電話 06-6946-5728

540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32

http://www.mus-his.city.osaka.jp/riyou/kin_map.html/

■観覧料 : 1,000円

2012年7月、大阪を代表する塔「通天閣」が開業100周年を迎えます。

その記念すべき年に、東京では新たなランドマークとなる塔「東京スカイツ

リー」が開業します。都市に塔があるとき、人は遠くからその姿を眺め、近

寄って足元から見上げ、登り、塔上から風景を見晴らし、その記憶を思い出

として残します。

この展覧会では、19世紀末から20世紀にかけての3つの都市-パリ・東

京・大阪に生まれた塔を中心に、そこで繰り広げられたさまざまな「都市と

塔のものがたり」を、オルセー美術館の貴重なエッフェル塔関連資料と江戸

東京博物館所蔵資料などから紹介します。

【写真展】

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奈良大和路 春夏秋冬

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没後20年入江泰吉

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■と き : 2012年4月21日(土)~7月8日(日)

9:30~17:00(入館:16:30)*月曜休館

■ところ : 入江泰吉記念<奈良市写真美術館> 電話 074-222-9811

630-8301 奈良市高畑町600-1

http://www1.kcn.ne.jp/

■観覧料 : 500円

去る者日々に疎しというが、そうか、入江さんが亡くなられてもう20年……

美術館の建つ新薬師寺あたりは、青臭い高校~大学時代の散策コースだった。

暇もふえたし、想いに耽りつつ歩いてみるかなぁー。

*次回展示予定;「入江泰吉 神宿る大和」7月14日(土)~9月30日(日)

【勁版会】第342回例会

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出版界初心者の語る勁版会入門

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講師:秋月俊也(会員 法蔵館編集部)

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■と き : 2012年6月15日(金)19:00スタート

■ところ : <京都市男女共同参画センター ウイングス京都>電話075-212-7490

http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access

604-8147 京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262

■参加費 : 400円程度(会場費を参加者で頭割り)

*終了後、懇親二次会を予定。参加費3,000円程度

・・・・・

勁版会とは、勁(つよ)く、しぶとく生き残る出版人の集い、というほどの意味。

もちろん、京都・大阪の京阪をも掛け言葉として内包している★勁版会への入

会は、特にその資格を問わない。問題意識ある出版人で、参加意思のある人な

らば自由に出入りできる★例会は、原則として毎月第3金曜日に開催する★例

会の司会・進行役1名、会計1名を幹事として会員間で互選する★会員は、年

間会費=月報通信費として1200円を拠出する義務を負う★会費滞納者・不

払者は、自然退会したものとみなし、連絡~月報送付~を止める。

【作品展】

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パリの書店を描く

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LIBRAIRIES DE PARIS

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■と き : 2012年6月16日(土)~27(水)12:00-19:00

■ところ : <ギャラリー島田> 電話078-262-8058

http://www.gallery-shimada.com

650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24 リランズゲート1F

古書狂い(失礼!)のライターであり、装丁家である林哲夫さんの本業=画家

としての仕事の一端を、今年も神戸・三宮の生田(神社)さんから上のほう、

ハンター坂途中にあるおしゃれギャラリーで約2週間にわたり実施される。

・・・・・油彩・水彩・コラージュ作品で描いたパリの書店風景・・・・・

【古本市】

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移転 プレオープンイベント

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<貸本喫茶 ちょうちょぼっこ>

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■と き : 2012年6月16日(土)/17(日)の2日間

16日;10:00-17:00

17日;13:00-18:00

■ところ : <ISまちライブラリー>内 ちょうちょぼっこ

540-0037 大阪市中央区内平野町2-1-2アイエスビル3階

貸本喫茶の<ちょうちょぼっこ>は、4月末日をもって北堀江の通称「鳥かご

ビル」の店を閉めた。来たる七夕の日=7月7日(土)に、移転先のISまち

ライブラリー内にこれまでの本棚を設置し、閲覧・貸出をリスタートする予定。

これまで同様の古本市などのイベントも展開したいと思っているそう……な。

*問い合わせ e-mail : chochobocko@yahoo.ne.jp

オープンに先立って、プレオープンイベントの古本市が2日間開催される。

〔出展予定店(者)〕

M堂/固有の鼻歌/古書柳/歩希書房/本の森/ブックスリパブリック/トン

カ書店/古書くらしか/duckbill books/Traveling Bookstore

【ナカノシマ大学】

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大阪から見る、東日本大震災

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講師:西岡研介+松本創+斎藤成人(ゲスト)

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■と き : 2012年6月20日(水)19:00~20:30(開場18:30)

■ところ : <愛日会館> 電話 06-6264-4100

http://www.aijitsu.jp/access/

■参加費 : 1,500円

□主 催 : ナカノシマ大学事務局 □協 力 : 大阪21世紀協会

□定 員 : 100名 ※先着順(定員になり次第締切)※申込受付次第、順

次受講票を送付。申込後約7〜10日で到着。届かない場合は連絡ください。

*申込方法;氏名・住所・電話番号・講座名を明記の上、下記までハガキ、

ファックス、もしくはHP内の応募フォームからお申し込みください。

ハガキ、ファックスについては、複数名でご参加希望の場合は、人数分

の必要事項を明記してください。

*申込み先;530-0004 大阪市北区堂島浜2-1-29 古河大阪ビル4階

「ナカノシマ大学」受付係 <FAX> 06-4799-1341

http://nakanoshima-univ.com/site/seminar.

*問合わせ先;ナカノシマ大学事務局(月刊島民プレス内)電話06-4799-1340

□講師&ゲスト :

・西岡研介(にしおか・けんすけ)神戸新聞から伝説のスキャンダル誌『噂の

眞相』へ移籍、さらに『週刊文春』『週刊現代』記者を経て、現在はフリー。

スクープを連発する「トップ屋」として名高く、2008年『マングローブ』で

講談社ノンフィクション賞受賞。

・松本 創(まつもと・はじむ)神戸新聞記者からフリーライター/編集者に。

講談社のノンフィクション雑誌『G2』や『WEB 現代ビジネス』などで人

物ルポ、インタビュー、コラムなどを執筆。

・齊藤成人(さいとう・なるひと)日本政策投資銀行関西支店企画調査課課長。

経済や地域活性化を支援する調査・分析のスペシャリスト。同銀行は被災地

復興にも深く関わっている。

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2011年3月11日の東日本大震災は日本中に大きなショックを与えたが、関西

では1995年1月17日の阪神・淡路大震災の記憶を呼び覚ました人も多かった

のではないだろうか。東北の被災地取材を続けるフリーライターの西岡研介と

松本創もそうだった。ともに元神戸新聞記者である2人は、阪神・淡路を取材し

た17年前のある悔恨を抱えて、大津波と原発事故にすべてを奪われた広大な

三陸沿岸部を訪ね歩いてきた。手分けして回った場所は青森県八戸市から福島

県いわき市まで、距離にして500㎞。1年にわたる2人の取材記録は、『ふた

つの震災 ─1・17の神戸から3・11の東北へ』(講談社)というルポにまとめら

れ、4月に出版された。

阪神・淡路の体験を原点に取材を始めた2人だが、災害の様相、被害規模、時代

背景、土地の歴史・性格に至るまで、あまりにも異なることに戸惑い、立ち止ま

り、悩む。彼らが被災地で見た光景、出会った人びと、考えたこととは何だった

のか。ふたつの震災から、私たちは何を学ぶべきなのだろうか。

今回のナカノシマ大学では、この2人に加え、大阪・関西の経済や都市政策に詳

しい日本政策投資銀行の齊藤成人をゲストに迎え、震災と街、復興の姿について、

大阪に引き付けつつ考える。

以上

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