謹賀新年

Post date: Jan 2, 2011 1:45:39 AM

あけましておめでとうございます。庫書房店長庫本善夫です。

たくさんのかたがたに支えていただきながら幸運な2010年を終えることができました、ありがとうございました。年を越えていくつかの宿題を残しご迷惑をおかけしている方々、申し訳ありません、引き続き解決へ向けて行動していきますのでよろしくお願いいたします。

どちらかといえば兼業としているパソコンサポートのほうにウエイトがある現状ですが、街角の本屋として店頭販売を含め今年も本屋を本業に地域の皆様のご要望に応えていくことができるよう精進いたします。少子化で子供たちの数が減ったとはいえ、子供たちの読書活動推進こそ地域の未来と日本の未来を心豊かな社会としていくために大切だと考えています。子供たちの読書活動のお手本となるべき私たち自身の読書活動が喜びと楽しみに満ちたものであってほしい、図書館と本屋の大切な事業であると考えています。文化遺産とも言うべき有史以来の多くの著作は本を通して私たちに引き継がれてきていますが、これをさらに磨き上げさらには新しく付け加えて次世代に渡していく人類の営みの一助となるべく思いを高く掲げて2011年としたいと思っております。

「本屋の村」という関西の書店グループでやっています「書店でのパソコン活用推進活動」が、いつの間にか10年を超えました。書店総合管理ソフト「楽樂本屋さん」シリーズは日本全国で300店以上の書店で使っていただいています。わずかながらでも街角の本屋さんが元気でいることができるためにさらに活動を推し進めていこうと思っています。顔と顔が分かりあえる街角の小さな本屋さんこそ今の時代に必要であると思っています。

数年前はパソコンサポートはもう必要がなくなるだろうと考えていましたが、家庭や学校においてパソコンが重要なメディアとなりつつある中、ハード・ソフトの急すぎる進歩にトラブルは増えるばかりです。新しい技術に馴染むいとまもなく、インターネットという眠らない仮想世界から新しい技術が次々と投入されるというこの時代はさらに加速度を上げ、人の意識に変革を迫ってくるのではないでしょうか。問題がないとはいえないですがインターネットとパソコンは私たちの日常生活に有用な道具です、この便利な道具が使えなくなったときの不便を、ちょっとしたトラブルをサポートしくことができることを幸運に思っています。いまだ趣味の世界ですがパソコンと付き合ってきた30数年の経験が人の役に立ち、また喜んでいただけることをありがたく感じています。

ほぼ一人でやっている小さな店のため営業時間が不規則になりがちですが、今年も皆様からの本のご相談、パソコンのご相談をお待ちしております。不在時の連絡にはメール kura@kcn.ne.jp・FAX 0743-55-1801をご利用ください。

写真は年末に大辻先生からいただいた正月飾りです、元旦から店頭に飾りました。