<関西業界トピックス>2014・02・01

Post date: Feb 1, 2014 1:32:27 AM

関係者・会員各位

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┃転送・COPYフリー

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【展覧会】*開催中

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星を賣る店

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| クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会

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|■と き : 2014年1月25日(土)~3月30日(日) 休館:月曜日

|■ところ : <世田谷文学館2階展示室> 電話03-5374-9111

http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html

| 157-0062東京都世田谷区南烏山1-10-10

|■入館料 : 700円

|[主催]公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館 [協力]平凡社

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|クラフト・エヴィング商會(craft ebbing & co.)は吉田浩美・吉田篤弘によるユニット名。

|著作の執筆と、装幀を中心としたデザイン・ワークを主として活動している。これまでに

|発表された著作は以下のとおり。

| どこかにいってしまったものたち(1997 筑摩書房)

| クラウド・コレクター / 雲をつかむような話(1998 筑摩書房)

| すぐそこの遠い場所(1998 晶文社)

| らくだこぶ書房21世紀古書目録(2000 筑摩書房)

| ないもの、あります( 2001 筑摩書房)

| じつは、わたくしこういうものです(2002 平凡社)

| テーブルの上のファーブル(2004 筑摩書房)

| アナ・トレントの鞄(2005 新潮社)

| おかしな本棚(2011 朝日新聞出版)

| 注文の多い注文書(2014 筑摩書房)小川洋子との共著*最新刊

|これらの著作のほとんどに、「クラフト・エヴィング商會」は物語の中の二次元的存在と

|して登場するため、ユニット自体が架空の存在と思われがちだが、実際に存在し、こ

|れまでにおよそ1000点を超える書籍・雑誌等の装幀デザインを担当し、2001年講

|談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞した。同時に、自著に登場する架空の品

|々を「ないもの、あります」の謳い文句のもと、さまざまな手法によって具現化し、自著

|と展覧会を通して数多く発表している。それらは「作品」ではなく、あくまで「クラフト・

|エヴィング商會」というセレクト・ショップが仕入れた「商品」として取り扱っている。

|また、吉田篤弘は並行して小説家として活動し、以下の作品を発表してきた。

| フィンガーボウルの話のつづき(2001 新潮社)

| つむじ風食堂の夜(2002 筑摩書房)

| 針がとぶ Goodbye Porkpie Hat(2003 新潮社)

| 百鼠(2005 筑摩書房)

| 78 ナナハチ(2005 小学館)

| 十字路のあるところ(2005 朝日新聞社)*坂本真典との共著

| 空ばかり見ていた(2006 文藝春秋)

| という、はなし(2006 筑摩書房)*フジモトマサルとの共著

| それからはスープのことばかり考えて暮らした(2006 暮しの手帖社)

| 小さな男*静かな声(2008 マガジンハウス)

| 圏外へ(2009 小学館)

| パロール・ジュレと紙屑の都(2010 角川書店)

| モナ・リザの背中(2011 中央公論新社)

| 木挽町月光夜咄(2011 筑摩書房)

| なにごともなく、晴天。(2013 毎日新聞社)

| イッタイゼンタイ(2013 徳間書店)

| つむじ風食堂と僕(2013 筑摩書房)

| ガリヴァーの帽子(2013 文藝春秋)

| うかんむりのこども(2013 新潮社)

|また、吉田浩美の著作に、

| a piece of cake(2002 筑摩書房)

|吉田音名義による著作に、

| Think 夜に猫が身をひそめるところ(1999 筑摩書房)

| Bolero 世界でいちばん幸せな屋上(2000 筑摩書房)

|がある。

|本展はこれまでの活動を総括した商會初の棚卸し的展覧会である。

|※展覧会公式図録も本になって発売中→『星を賣る店』(平凡社 本体2,200円)

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□関連企画

| 2月9日(日) おかしなトークショーその1

| 出演:岸本佐知子(翻訳家)×古屋美登里(翻訳家)×クラフト・エヴィング商會

| 2月22日(土) おかしなトークショーその2

| 出演:小川洋子(作家)×クラフト・エヴィング商會

| 3月8日(土) おかしなトークショーその3

| 出演:三浦しをん(作家)×クラフト・エヴィング商會

| 3月29日(土) おかしなトークショーその4[金曜日の本と未来の本]

| 出演:出版各社の担当編集者の皆様×クラフト・エヴィング商會

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【講座】

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和綴じ豆本1日講座

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おまめのレシピ*http://www.geocities.co.jp/omamebook/

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■と き : 2014年2月15日(土) 13:30~16:00(受付:13:00~)

■ところ : <日本写真印刷 講堂>

http://www.nissha.com/company/map/kyoto.html

604-8551 京都市中京区壬生花井町3

■参加費 : 1,500円 *定員25名(先着順) ※対象は小学校高学年以上

□主 催 : ニッシャ印刷文化振興財団

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ひさしぶりの京都講座のお知らせです。とても素敵な建物での講座。建築大好きの私

はわくわくです。内容は基本的な和綴じの四つ目綴じ豆本です。チンチン!! と大きな

音を鳴らして走るチンチン電車も味わえる西院。どうぞお越しください。

□申込方法…ニッシャ印刷文化振興財団事務局まで電話申込;075-823-5318

☆受付期間:2月13日(木)まで ☆受付時間:平日10:00-12:30 13:30-17:00

※メール申込は受付できません。

当日、希望の方には築後100年以上経過した本館1Fに開設されている、印刷の歴

史資料を展示したギャラリーもご覧いただけます。

http://www.nissha-foundation.org/2014/01/17.html

【講座】

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トーク&日本酒飲み比べ実践体験講座

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「dancyu」3月号コラボ企画 脱日本酒と刺身のススメ

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■と き : 2014年2月19日(水) 19:00~ *18:30開場

■ところ : <隆祥館書店>7階 多目的ホ-ル 電話06-6768-1023

詳細 → http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/

■参加費 : 2000円+当店にて「dancyu」3月号「日本酒特集」ご購入の方

※要予約・事前購入制とさせていただきます。申込先着順

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年に1回、この時期に日本酒特集を展開される雑誌「dancyu」3月号とのコラボ企画。

今回は、脱日本酒と刺身のススメに注目し、「山中酒の店」の井上さんと、人気上昇中

の「日本酒うさぎ」の原口さんにご登場いただき「食材と日本酒の相性」について<トー

ク&日本酒飲み比べ実践体験講座>を開きます。実際に井上さんに選んでいただい

た「日本酒2種」と「おつまみ」で飲み比べし、日本酒の美味しい愉しみ方について指

導いただきます。本誌では「色々な食材と日本酒の相性」について、種々の角度から

分析されていますが、実際に体験していただける機会です。

【講演会】

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やってみなはれ!~サントリー創業115周年

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創業者から続く企業家精神

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■と き : 2014年2月19日(水) 18:00~19:30(受付17:30~)

■ところ : <大阪企業家ミュージアム> 会議室

大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館地下1階

[詳細] → http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201401/D25140219013.html

■参加費 : 大阪企業家ミュージアム入館料(大人300円)のみ

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大阪企業家ミュージアムでは、平成26年2月に創業115周年を迎えるサントリーホ

ールディングス株式会社から大阪秘書室長の山本さんをお招きし、お話を伺います。

国産洋酒にこだわり、洋酒文化を浸透させた創業者・鳥井信治郎と、そのチャレンジ

精神を引き継ぎ、新規参入が困難であった「ビール市場」に販路を切り拓いた二代目

社長・佐治敬三。二人の企業家精神とエピソードを中心に、115年の歩みと今後の事

業展開について紹介いただきます。夕刻からの開催です。是非、ご参加下さい。

□問合せ先;大阪商工会議所 人材開発部 大阪企業家ミュージアム

電話06-4964-7601 e-mail museum@osaka.cci.or.jp

【勁版会】第357回 https://ja-jp.facebook.com/KEIHANKAI

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小出版社「社史」の試み

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人文書院100年史へ向けて

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■と き : 2014年2月21日(金) 19:00スタート

■ところ : <京都市男女共同参画センター(ウイングス京都)> 2階 会議室2

604-8147 京都市中京区東洞院通六角下ル御射山町262

http://www.wings-kyoto.jp/about-wings/access

■参加費 :500円程度(会場費を参加者で頭割り)

*終了後、懇親二次会を予定 参加費3,000円程度

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概要:人文書院は1922年創業。8年後の2022年で100周年を迎える。社史とい

うのは今いる人間からすれば「他にやることあるし」「みんな興味ないだろうし」とあまり

重要視されず、結果貴重な史料が失われるということも多々あるのではなかろうか。

大手と違い、中小出版社に社史をまとめる余裕はなかなか無いでしょう。実際、弊社

ではまだ社史が一つの形になったことはない。しかし、昔を知る関係者も少なくなって

きてそろそろタイムオーバー。今まとめないと二度と調べる機会がないとなれば・・・い

つやるの? 今でしょ。社のそもそもの発端となった「日本心霊学会」、戦後の企業統

制令で誕生した「京都印書館」、戦後の実存主義ブームを担った「サルトル全集」など、

人文書院が辿ってきた歴史を披露いたします。

発表者紹介佐藤良憲(さとう・よしのり/会員)

1979年京都市生まれ。京都駅前にあった近鉄百貨店の本屋でアルバイトをし、その

縁で2007年人文書院に入社。入社当初営業担当だったが、団塊世代の退職ととも

にドンドン社員が少なくなって行き、広告や製作、編集も兼ねるようになった。

現在は社史編纂室を作り、古い蔵から発掘された史・資料の活かし方を考えるなど、

元史学徒っぷりを発揮している。勁版会での講師は6年ぶり2回目。

※「勁版会」は、会員でない方にも門戸を開いたオープンな集まりです。書店・取次・印刷・製本・運送・出

版・ライターなど、ひろく出版関連業界に勤務されている方も、それ以外の、出版がらみのさまざまな問

題に関心をお持ちの方も、月例会にはお時間があればいつでも自由にご参加ください。

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【出版学会】

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知り、考え、パースペクティブをもつこと~本と出版の現在

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| 出版教育研究部会

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|■と き : 2014年2月24日(月) 18:30~20:30

|■ところ : <日本大学法学部>三崎町校舎 本館5階 151講堂

http://www.law.nihon-u.ac.jp/access/index.html

|■参加費 : 会員無料/非会員500円 *参加申込:蔡星慧csh125@hotmail.com

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|□開催趣旨 今年度の出版教育研究部会では出版教育の課題認識と方法論を考え

|ております。2013年度第3回は、上智大学の柴野京子さんにお話を伺います。柴野

|さんは出版流通を専門にし、大学では出版論、大衆文化論(雑誌論を含む)、大学

|院のメディア論に関する文献講読などを担当しておられます。

|□報告者柴野京子(上智大学/会員)プロフィール

|1962年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版取次会社=トーハン勤

|務ののち、東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。社会情報学修士。

|東京大学大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センター特任助教を経

|て2012年より現職。NPO法人本の学校理事、日本出版学会理事。

|著書に『書棚と平台』(弘文堂 2009年)、『書物の環境論』(弘文堂 2012)ほか。

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以上

*大阪の隠居ジジイには、世田谷文学館も日大法学部の講堂も、ちょっと遠いなぁー。

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