<関西業界トピックス>15・05・01 -3
Post date: May 5, 2015 7:22:41 AM
関係者・会員各位
<関西業界トピックス>
【展示】*開催中
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<ぐりとぐら展>
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絵本誕生50周年記念
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■と き : 2015年4月11日(土)~5月31日(日) 10:00~18:00 *月曜休館
■ところ : <伊丹市立美術館> 電話072-772-7447
664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前2丁目5−20
■入館料 : 900円
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中川李枝子・山脇(大村)百合子姉妹による名作絵本が誕生してから50年になるのを
記念して催されている展示。ふたごの野ねずみが活躍する「ぐりとぐら」シリーズ全7作
や、姉妹のデビュー作「いやいやえん」などの原画などの展示で絵本世界の魅力を知
らしめる。 *5月4日(月)は開館 7日(木)は振替で休館となる。
【特別展】*開催中
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大坂の陣400年 大阪歴史博物館 特別展
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大坂-考古学が語る近世都市-
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■と き : 2015年4月18日(土)~6月8日(月) 9:30~17:00
*火曜休館 ※5月5日(火・祝)は開館、5月7日(木)は休館
■ところ : <大阪歴史博物館>6階特別展示室 電話06-6946-5728
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
540-0008 大阪市中央区大手前4丁目1-32
■観覧料 : 600円(1,000円;常設展+特別展)
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平成27年(2015)は、大坂にとって大きな節目となった大坂夏の陣から400年目に当
たります。豊臣秀吉が建設し、大坂の陣を経て「天下の台所」として復興を遂げた近
世都市・大坂のようすは、およそ30年にわたる発掘調査の積み重ねによって明らか
になってきました。本展覧会では、近世大坂に関わる代表的な出土品を一堂に集め
て陳列します。
展示の前半では、大坂城が建設される以前の時代からはじまり、豊臣秀吉による大坂
城と城下町の建設、徳川期の都市再建と発展の歴史を、時代を追って展示します。
展示の後半では、華麗な桃山陶磁や貿易陶磁、日々の暮らしに用いられた多様な品
々、大坂での「モノづくり」に関わる出土品を展示し、近世大坂の繁栄ぶりを紹介しま
す。合わせて、館蔵品を中心に、古絵図や古文書、絵画作品など関連資料を陳列し、
近世都市・大坂の歴史と文化・生活・産業のありさまを、よりビジュアルに紹介します。
【即売会】*開催中
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春の古書大即売会
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京都の三大古本まつり~第33回~
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■と き : 2015年5月1日(土)~5日(火) 10:00~16:45*最終日~16:00まで
■ところ : <京都市勧業館みやこめっせ>1F第二展示場
http://www.miyakomesse.jp/access/
606-8343 京都府京都市 左京区岡崎成勝寺町9−1 075-762-2630
■参加費 : 無料
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今年も他用で岡崎詣ではできず・・・か。
【関西部会】
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出版と批評の来歴——『批評メディア論』をめぐる合評会
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大澤聡(会員・近畿大学)×福嶋聡(会員・ジュンク堂難波店)
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■と き : 2015年5月12日(火) 18:30~20:30
■ところ : <関西学院大学大阪梅田キャンパス>1405教室 06-6485-5611
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/
530-0013 大阪府大阪市 北区茶屋町19−19 アプローズタワー14階
■参加費 : 会員300円・非会員500円
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日本出版学会第88回関西部会【概要】
2015年度第1回目の関西部会では、1月下旬に初の単著『批評メディア論—戦前期日本の論壇と
文壇』(岩波書店 本体2,200円)を上梓し話題となっている大澤聡会員を迎え、福嶋聡氏が書評
するスタイルで展開します。
<『批評メディア論』は「批評」の来歴を検証すると同時に、それを商品ならしめてきた「出版」の来
歴を検証した本でもあります。そのことは序章の読了後にもすぐご理解いただけるはずです。「批評」
と「出版」の交差点をその起源に立ちかえりながら現代と接続するかたちで、福嶋聡さんと、そして
みなさんとじじっくり対話できればと考えております。新しい出版論につながることを願っています。>
(大澤聡)
<文学を、思想を批評し、更に批評を批評する。批評一般の有効性もまた、批評の対象になる。そう
したコンテンツの連鎖を、起源に遡って濃密に論じた大澤聡さんの『批評メディア論』を書評し、著者
と対談する。重層的な議論にみなさんを巻き込んで、メディアが更に多層化した今日的状況の中で
の批評、出版の意味を、語り合いたいと思います。>(福嶋聡)
通常の部会から多少スタイルを変更し、書評を基点とした対話・合評形式による進行となります。会員・
非会員を問わずに多数のご参加をお待ちしております。なお、事前に著作をお読みいただきますと、
議論も盛り上がりますのでよろしくお願いします。
【大澤聡 プロフィール】
1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、
近畿大学文芸学部専任講師。専門はメディア史。各種媒体にジャーナリズムや文芸
に関する批評・論文を発表。編著に『戦前期「論壇時評」集成——1931‐1936年』(金
沢文圃閣 全2巻本体38,000円)、『コレクション・モダン都市文化 第87巻 図書館と
読書』(ゆまに書房 本体18,000円)など。
【福嶋聡 プロフィール】
1959年生まれ。京都大学文学部哲学科卒。1982年、(株)ジュンク堂書店入社。2009
年より、難波店店長。著書に「劇場としての書店」(新評論 本体2,000円)「希望の書
店論」(人文書院 本体1,800円)「紙の本は、滅びない」(ポプラ社 本体780円)など。
【トークライブ】*第100回
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井上理津子(ノンフィクション作家)+ 堀井久利(葬儀屋)
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『葬送の仕事師たち』(新潮社 本体1,400円)刊行記念
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■と き : 2015年5月14日(木) 19:00~ *18:30開場
■ところ : <隆祥館書店>7階ギャラリー 電話06-6768-1023
http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/
542-0061 大阪市中央区安堂寺町1-3-4 安堂寺Rタワー1F
■参加費 : ワンドリンク制 1,000円 申込→ ryushokan@eos.ocn.ne.jp
(要予約・事前購入制とさせていただきます。当日お支払いの場合1,200円)
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井上理津子(いのうえ・りつこ)
1955(昭和三十)年、奈良市生まれ。京都女子大学短期大学部卒。タウン誌
記者等を経てフリーに。人物ルポや旅、酒場をテーマに執筆してきた。2010
(平成二十二)年、長く暮らした大阪から、拠点を東京に移す。主な著書に『遊
廓の産院から』『名物「本屋さん」をゆく』『旅情酒場をゆく』『はじまりは大
阪にあり』『大阪下町酒場列伝』『さいごの色街 飛田』、共著に『関西名物』
『新版大阪名物』などがある。
堀井久利(ほりい・ひさとし)
1975年、大阪生まれ。フリーター、劇団主宰などを経て、大阪市内の葬儀社社員
になって12年。福祉のお葬式から家族葬、一般葬まで幅広く手がけている。
~~~著者からの連絡mailから
きっかけは、2008年5月に母を、9月に父をに亡くしたことでした。
突然のことで、葬儀社の人が真夜中に駆けつけてくれたとき、私には後光がさして見えました。
小さな後悔はあるものの、見送りを助けてくれた人たちへの感謝の念のほうが大きかった。
火葬場で骨上げが終わった後、叔母が「この人たち、エラい仕事やね」と耳打ちしてきました。
この「えらい」には、立派だ、優れているの「偉い」と、苦しい、しんどいを指す関西弁の「豪い」の両方
のニュアンスが含まれていると思えました。
その後、映画「おくりびと」のヒットで「納棺師」の認知度は上がりましたが、『葬式は、要らない』(島田
裕己著、幻冬舎)に端を発する、葬儀社があこぎ、料金が不明瞭という議論。対して、『お父さん、「葬
式はいらない」って言わないで』(橋爪謙一郎著、小学館)などの応酬。議論はしないより、したほうが
いいに決まっていますが、私は「ちょっと待って」と思った。議論以前に、葬送の仕事をする人たちが、
どのような思いでどのような働き方をしているのか、私たちは知らなさすぎないか、と。
こうして、「遺体」周辺の仕事をしている人たちを訪ね歩いて、出来上がったのが、この本です。彼らの
「生の声」は、そのまま「現場からの死生観」です。「葬送とは、人生の卒業をいたわること」と思えます。
「死」が身近な方も、そうでない方も、いずれ死ぬときのためにも、読んでいただきたいです。
【中之島塾】
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日本国憲法を知る ~ちゃんと読んだことありますか?
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http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/events/2015/6433
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■と き : 2015年5月16日(土) 10:30~12:00
■ところ : <大阪大学中之島センター> 電話
大阪市北区中之島4-3-53
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
■参加費 : 1,620円 *申込は朝日カルチャーセンター↓(電話06-6222-5224)
https://www.asahiculture.jp/nakanoshima/course/genrelist/genre?genre_id=20200000
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Handai-Asahi中之島塾
日本国憲法を「ようわからん? ほな、一緒に読んでみよ!」とすべてを大阪弁で解説
してくれる先生ですので、受講者も「なるほど、そうやったんか!」と思えることうけあい。
日本国憲法って、知ってるようで知らないと思われる方に受けていただきたい講座。
□講 師 : 谷口真由美(大阪大学非常勤講師、大阪国際大学准教授)
□主 催 : 大阪大学21世紀懐徳堂、朝日カルチャーセンター
【概要】成立から70年近く経つ日本国憲法ですが、実はちゃんと読んだことがないと
いう方が大半のようです。前文は暗記したことがある。9条は知ってる。でも他の条文
はどうでしょうか? 最近、改憲論議も盛んですが、知らないモノを変えた方が良いと
か変えない方が良いとか、何だか話が噛みあってないんじゃないで しょうか? 改憲・
護憲の前にまず知憲。一度、しっかり読んでみませんか? 大阪大学の学生投票で
「ベストティーチャー賞」に4度選ばれた講義をベースに、大阪弁で日本国憲法を読み
解いていきます。
【イベント】
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トークイベント 《注文出荷制》は何を目指すのか ~新しい出版流通の現状と未来~
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工藤秀之(トランスビュー)×木瀬貴吉(ころから)
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聞き手 星真一(紀伊國屋書店グランフロント大阪店)
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■と き : 2015年5月17日(日) 14:00~(13:45開場)
■ところ : <紀伊國屋書店 グランフロント大阪店> 店内特設会場
https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Grand-Front-Osaka-Store/
530-0011 大阪府大阪市 北区大深町4−20 06-7730-8451
■参加費 : 無料 ※予約優先 1番カウンターにて整理券を配布*電話予約もOK
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【同時開催/注文出荷制23社フェア】
□委託配本を行なわない23の出版社から、おすすめのタイトルを集めたブックフェア
取次(=問屋)が勝手に選んだ本を書店に送りつける、という旧来のシステムから抜け
出し、新しい出版流通に挑戦しようという出版社の本なので、日ごろ、書店の店頭では
見かけにくい本も多数ございます。この機会にぜひ、お手に取ってごらんください。
開催期間| 2015年5月11日(月)~5月31日(日)
開催場所| 紀伊國屋書店グランフロント大阪店 店内イベントコーナー
参加出版社(50音順)|アダチプレス/アルテスパブリッシング/えにし書房/共和国
/苦楽堂/弦書房/ころから/サウダージ・ブックス/猿江商會/サンライズ出版
/三輪舎/スタイルノート/トランスビュー/ななみ書房/羽鳥書店/バナナブックス
/ブックエンド/ぶなのもり/ぷねうま舎/ブルーシープ/ポット出版/堀之内出版
/まむかいブックスギャラリー
【イベント】
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いま、なぜ自由論なのか――「ほんとうの問題」を考え続けるために――
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『自由という牢獄』(岩波書店 本体2,400円)刊行記念
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■と き : 2015年5月29日(金) 18:30~
■ところ : <ジュンク堂書店難波店>3階 カウンター前特設会場
http://www.junkudo.co.jp/mj/store/store_detail.php?store_id=16
556-0017 大阪市浪速区湊町1-2-3 マルイト難波ビル3F
■参加費 : 無料 *予約受付:3階カウンター。電話06-4396-4771でも承ります。
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現代社会を覆う閉塞感の正体とは?――20世紀末以降の今日、十分に許容度の高
い自由な社会に生きているはずの私たちは、しかし、どこか空虚な自由、奇妙な息
苦しさを伴う、ある意味で過剰な自由のなかに置かれています。大澤社会学の最新
の地平が開示される本書は、そのような現在、私たちが考えなければいけない「ほん
とうの問題」とは何かを探求します。ピケティ『21世紀の資本』ブームもあり、格差や不
平等の問題がいま改めて注目を集めていますが、大澤さんは、「格差・不平等が問題
なのは、「なしうること」に、つまり自由に不当な差異が生じているから」だとして、自由
という問題こそがより根源的であると考えるのです。
責任や公共性、資本主義経済や原理主義との関係から、自由の困難=牢獄とそこか
らの解放の可能性が多面的に論じられる本書の問題意識をめぐり、本に書かれていな
いことも含めてたっぷりと語っていただきます。
大澤真幸(おおさわ・まさち)
1958年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博
士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。
著書に、『不可能性の時代』、『夢よりも深い覚醒へ』(ともに岩波新書)、『ナショナリズム
の由来』(毎日出版文化賞)、『〈自由〉の条件』、『〈世界史〉の哲学(古代篇、中世篇、東
洋篇、イスラーム篇)』(以上ともに講談社)他多数。
以上
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