2024年3月に、東北大学電気通信研究所を退職しました。大学院を卒業後に、研究員を経て、1990年より千葉大学で、2005年より東北大学において教育研究に携わり、34年間の教員生活を続けられたことは大きな喜びです。一緒に研究をすることができた学生のみなさん、様々な機会でご一緒できた学内外でみなさんのご支援に感謝しています。
退職にあたり、2回の最終講義をする機会をいただきましたが、いずれも研究室の学生、スタッフ、千葉大、東北大の卒業生の皆さんにご参加いただき、また多くの温かいメッセージをいただきました。
4月からは、昨年度より兼務していた東北大学のRMセンターを本務とし、URA(University Research Administrator)の皆さんと研究者支援活動に従事する傍ら、総合知インフォマティクス研究センターにおいて研究活動を続けています。研究支援あるいは研究で皆さまのお役に立てる間は、もうしばらく大学教員の生活を続ける見通しです。不惑の年は遠く過ぎ去っていますが、天命もわからず惑いながらですが、人の話を聞く努力を続けているところです。皆様のご指導、ご鞭撻、またご支援をいただければ幸いです。