町長主催・町長が予約した島本町役場のある飲み会。町長と懇談できる場であり様々な部署からの意見を集めたいと女性職員が招待されたが、実際は招待する側としては既婚男性と女性職員の「合コン」だったことが判明した。
※町役場から公開された文章タイトルが正式に「合コン」となっている。
※男性側は町長、副町長、一般職員、元管理職で全員既婚者。
※その後、町長は各党派の部屋を訪れ、被害者の個人情報保護を理由に、議会で取り上げないように懇願。
→しかし議会にて、職員向けのセクハラ研修が行われた事について永山議員が質問したところ、総合政策部部長が「飲み会でセクハラが疑われる事案があった」ことを答弁してしまう。次の議題に移ったにも関わらず町長は慌てて議題を差し戻し「この件については口止めしたはず」「質問すること自体、被害者への人権侵害だ」と答弁。清水議長による町長の発言の制止はなし。
令和6年5月1日
島本町議会議長清水貞治
島本町町長山田紘平
投書のありました事案に関するお詫びとご報告
平素は、町政運営に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
きて、去る4月26日に総合政策部長より提出いたしました調査報告書の事案に関しまして、私からお詫びとご報告をいたしました。
このたびは、清水議長をはじめ議員各位には、ご心配やご不安をおかけし申しわけございません。今回の調査報告書の内容につきましては、私と高岸高副町長ともに異論はございません。
私が主催した飲食会において、参加した職員によリセクシャルハラスメントに該当する発言を合め不適切な言動があったことは遺憾であり、参加した女性職員をはじめ、関係の皆様にお詫びいたします。
私や高岸副町長も、セクシュアルハラスメントにつながりかねない言動について、注意や静止は一部行ったものの、会話が盛り上がっていることに安心して、会話に加わっていない女性職員への配慮に気が及ばず結果的に制止が不足したことは、反省点と考えております。
また、飲食会の開催について、疇性職員の中には、立場や年齢、性別が違う特別職・幹部職員との飲食会への参加に関して、負担に感じる者や断りにくいと感じる者がいる可能性もあることに対する配慮、及び事前の参加メンバーの確認が不足していたことは事実であり、反省点と考えております。
さらに、清水議長から投書について最初に確認を受けた際、男性職員に投書があった事実を伝えたこと、関係者への接触防止等に係る注意喚起を明確に行う行為が遅れたことは、二次被害を誘発する危険性があり、女性職員には申し訳ないと思っております。
今回の飲食会は、日頃から職員との飲食会を開催したり、招待されたりする中のひとつとしての認識でありましたが、上席者としての配慮が不足していたことは大いに反省すべきであり、改めて参加した女性職員をはじめ、関係の皆様にお詫びいたします。
今後は職員研修など再発防止に向けた取組みを継続的に実施し、私自身も積極的にそれら研修に参加して参りたいと考えております。