2026年 1月 28日(水)第2059回例会 ガバナー公式訪問
2026年 1月 28日(水)第2059回例会 ガバナー公式訪問
◆会長の時間◆ 会長/𡈽門 明哉君
皆様、こんにちは。本日はガバナー公式訪問日です。松下孝ガバナー、豊岡淳AG、お越しいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
職業奉仕③隠れた名著「働く幸せ」の紹介 今月は職業奉仕月間です。
職業奉仕を考える上でヒントを与えてくれる書籍の紹介と職業奉仕に関する私なりのチャレンジについてお話ししたいと思います。
『「働く幸せ」の道』は、日本理化学工業(株式会社)の元会長である大山泰弘(おおやま やすひろ)氏による、働くことの本質と人間の尊厳を問う名著です。
「日本でいちばん大切にしたい会社」として本やマスコミに取り上げられたこともあり、社員の7割が知的障がい者という、世界でも類を見ないチョーク製造メーカーです。
川崎市の多摩川付近にチョークを作る小さな工場があります。2008年頃に私も社員を伴って工場を見学しました。また直に大山さんの話を聞くことができました。
本書の核心は、禅寺の住職から受けた「究極の幸せ」という教えを大山さん自身が仕事を通じて体感され、社会貢献につなげたことにある、まさに職業奉仕だと私は思います。
この「究極の幸せ」は4点に集約されます。
• 愛されること • ほめられること • 役に立つこと • 必要とされること
これらは、施設での保護では得られず、社会に出て「働くこと」で初めて得られるものです。同社が障がい者雇用に力を注ぐ原動力となっています。
障がい者雇用における葛藤や喜び、そして製品開発の裏側を描いたドキュメンタリーのような本です。3点、紹介します。
1. 障がい者雇用への挑戦と葛藤
当初は「無理だ」と断り続けていたのに、なぜ受け入れることになったのか。言葉が通じない、計算ができないといった壁を、道具の改善や文字ではなく色で判断するなどの創意工夫で乗り越えています。
2. 「働く」ことが人を変える
それまで施設で保護されていた人々が、仕事を覚えて、周囲から感謝されることで、顔つきが変わり、職人として自立していきます。働くことは、食べるために限らず、生きる喜びそのものと言えるのです。
3. 社会に必要とされる製品づくり
ホタテの貝殻を再利用したチョーク(や、窓ガラスに描いて消せる「キットパス」)など、環境や人に優しい製品を生み出す背景には、**「弱者に優しい環境は、すべての人に優しい環境である」**という哲学があります。
中身を読むと【1リットルの涙】と同様に私には涙が止まらなくなる一冊です。職業奉仕月間の今、ご一読いただければ幸いです。
以上がこの本の紹介です。ここからは、私のチャレンジについて簡単に紹介します。障がい者と同様に雇用に関して、避けられている「カテゴリー」が存在します。
小さい子を育てているママさんの雇用です。経営者と話す機会があると良く言われるのが「小さな会社では育休明けのママさんの雇用は難しい」ということです。
法律上、配慮すべき、差別はいけないということは皆、理解しています。でも例えば担当者が突発的に休んでしまってお客様に迷惑をかけたり、取引を失ってしまうことも起きえるかと思います。
小さなお子さんを抱えているのなら仕方ないと割り切ってくれるお客様はそう多くはありません。経営者は合理的な判断が求められます。結果として人手不足と呼ばれるこのご時世でも比較的、ママさんは求人市場に売れ残っています。
当院にも、能力がありながら突発的に休んだり、歯科医院の繁忙時間といえる夜間に仕事ができないためにくすぶっている社員がいます。
このもったいないミスマッチを解決するために、会社を立ち上げようともくろんでいます。突発的に休んでも直接、お客様に迷惑のかからない仕事、重要だが必ずしも繁忙時間にこなさなくてもよい仕事を上手に切り分けてビジネスとして成立させる挑戦です。
矯正歯科医院の間接的な仕事を集約してビジネスにできるのか、従来の働き方に適合できない、でも意欲や能力のある方の輝ける場を提供できたなら、私の職業奉仕も価値のあるものになると信じています。
以上、会長の時間でした。
◆幹事報告◆ 幹事/義澤 彰君
ゲスト・ビジターの紹介◆ (順不同)
◆委員会報告◆
◆出席報告◆
■会長 𡈽門 明哉 ■副会長 秋森 三男 ■会長エレクト 廣石 隆太
■幹事 義澤 彰 ■会計 廣石 隆太 ■会場監督 石井 祐子
□例会場 小田急ホテルセンチュリー相模大野8F
□事務局 相模原市南区相模台3-11-8(株)秋森商鋼内Tel.042-748-7624 Fax.042-705-6624
□国際姉妹クラブ 台湾:台北敦化ロータリークラブ
□友好クラブ 伊豆中央ロータリークラブ
𡈽門 明哉 会長
義澤 彰 幹事
〇会長エレクト 廣石 隆太君