2025年 7 月 30日(水)第2042 回例会
2025年 7 月 30日(水)第2042 回例会
◆会長の時間◆ 会長/𡈽門 明哉君
「母子の健康月間」② ゴマを食べてブルキナファソの母子の健康を向上させよう
今月は「母子の健康月間」です。本日は、皆さんにはあまり馴染みのない国、ブルキナファソにおける母子の健康についてお話ししたいと思います。
ブルキナファソという国がどこにあるかご存じでしょうか?
ブルキナファソは西アフリカの内陸国で、世界でも非常に貧しい国の一つです。この国を取り上げる理由は2つあります。まず、母子の健康に関して深刻な問題を抱えていること。そしてもう一つは、私的な理由です。私が20代の頃にフォスタープランに寄付をしていたことに関係があります。その支援の対象がブルキナファソでした。
「フォスタープラン」は昔の名前で、スペイン内戦(1936~39年)の戦災孤児支援をきっかけに発足した国際NGOです。現在は「プラン・インターナショナル」という名称で活動しており、困難な状況に置かれている途上国の子どもたちへの支援を中心に活動しています。私が関わっていたのは1990年代で、月額5,000円の寄付を行い、見返りとして里子に相当する子どもから手紙を定期的に受け取る仕組みだったと記憶しています。実際には言語などの問題から、子どもの手紙ではなく、子どもの様子を現地の支援者が寄付者へ伝えるシステムでした。
この支援は、里子に直接寄付を送金する形式ではなく、地域のインフラ整備に貢献する方法です。例えば、井戸掘りによる衛生的な飲み水の確保や、学校の建設費用に投資します。これはロータリークラブの支援のやり方にも共通する、賢い方法だと思います。魚を欲しい人に魚を直接釣ってあげるのではなく、遠回りであっても魚の釣り方を教えることに重点を置くという考え方です。自分自身で持続的に成長を続けられるよう育てるやり方とも言えます。
では、ブルキナファソの現在の状況についてご説明します。
近年、治安情勢が非常に悪化しており、国内避難民の数が急増しています。避難民の多くは女性と子どもであり、暴力や虐待のリスクに晒されています。
全人口2,300万人の3.6%に相当する83万人以上が安全な飲料水を利用できず、4校に1校の学校が閉鎖され、100万人以上の子どもが教育を受ける権利を奪われています。食料不安も深刻化しており、550万人が人道支援を必要としており、そのうち320万人が子どもです。
このような状況に対し、国際機関やNGOは以下の取り組みを通じて母子の健康に関する国際的な支援を行っています。
母子の健康向上: 小児疾患対策、HIV感染防止、マラリア予防、栄養に関する情報提供などを通じて、母子保健の改善を進めています。
子どもの保護の強化: 早すぎる結婚や望まない妊娠を防ぐための啓発活動、性と生殖に関する情報提供やカウンセリングなどを行っているそうです。
その他の豆知識として、以下の2点があります。
日本のゴマ輸入量の約27%がブルキナファソ産です。
15歳以上の国民の識字率は21.8%です。
最後に、皆様が手近にできることを紹介します。ぜひゴマ製品を買ってみてください。皆さんもゴマを食することで、ブルキナファソの母子の健康に貢献できると思います。
以上、会長の時間でした。
◆幹事報告◆ 幹事/義澤 彰君
1 例会後、理事・役員会がございます。理事・役員の方はお残りいただきますようお願いします。
2 年会費の未納の方が13名ほどいらっしゃるので、お早めに入金をお願いいたします。
3 前回の夜間例会で傘をお忘れになった方が2人ほどおられます。ビニール傘を預かっております。心当たりある方は、よろしくお願いします。
4 相模原南ロータリークラブから8月24日㈰相模女子大グリーンホールにて相模原薪能(たきぎのう)が行われます。南クラブ会員の能楽師松山様が主演、相模原市主催となっております。200名まで無料で観覧ができます。ご興味がある方は、事務局にご連絡いただければと思います。
5 次回例会は8月2日㈯「サマーわぁ!ニバル」へ参画、ポリオ募金活動による移動例会となります。
6 次々回はお盆明け20日㈬昼例会となります。
7 8月中に情報集会をお願いします。リーダーは各大委員会の理事にお願いします。内容は会員増強について。報告は8月27日㈬夜例会のクラブフォーラムでお願いします。
以上となります。
◆ゲスト・ビジターの紹介◆
なし
◆2024-25年度累年皆出席者◆
◆クラブ協議会③『クラブ委員会活動方針表明◆
□会場監督 石井 祐子さん
今年度はSAA/会場監督の大役を仰せつかりましたが、まだまだその役割を正しく理解できているとは言えません。しっかりと自身の役割について学習し、過不足なく任務を遂行して参る所存です。
温かく楽しい雰囲気で例会が進行するよう会場監督としてどのようなことが出来るか現在模索中でありますが、他クラブの例会にも積極的に足を運ぶなどして様々なヒントを取得し、当クラブの例会運営に活かせるようなアイデアを生み出したいと思っています。
会員の皆様からのご意見ご要望などもぜひお聞かせください。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。
□親睦副委員長 加藤 哲君
委員長に代わりまして。今年度の親睦行事について、管野副委員長とともに齋藤委員長を支え、内田理事のご助力も頂きながら、会員の皆様が楽しく参加できるよう準備して参りたいと思います。
□プログラム委員長 大河原 幸夫君
ロータリークラブにおいて「例会」は活動の基本中の基本であり、最も大切なものの1つだと思います。では例会プログラムは誰が決めるのか、ですが、原則論でいえば理事役員会ですが、単年度制であるロータリーでは会長の意向を尊重するので、会長の考えが反映されやすいと考えられます。
今年度は「会員スピーチ」が多いのもその表れですが、プログラム委員長としての職務は「活動計画書」が出来上がった段階で半分以上が終わっていると思います。
但し、1月以降の下期においては「外部卓話」としていて未定の日程や、修正が必要な日程も出てくると考えられます。会長幹事と相談しながら、円滑に遂行していきたいと考えます。
会員の皆様が「例会を楽しみに」参加出来る内容を土門会長と共に模索していきたいと思います。
□長期計画・クラブ研修委員会 クラブ研修リーダー 大河原 幸夫君
クラブ研修リーダーは初めての機会となります。
研修というと、「新人研修」を代表とする教育がメインと考えがちですが、クラブの骨格を保つために様々な課題があると思います。
活動計画書に記載した項目を、1つ1つ確実に実行していきたいと考えます。
クラブ研修委員会として、以下につき活動、計画を提案し行動目標とします。
・クラブ中長期計画の策定(3イヤーローリングゴールズとの調整を含む)
・上記策定の為にクラブフォーラムを実施
・クラブ活性化のための研修会の実施(※年間計画の策定)
・今年度は手続要覧の変更年度にあたるため、状況によりクラブ細則の改正検討を実施
・有志を募りメイキャップを実施(東京RC等)
□ロータリー財団委員長 田島 敏久君
今年度・土門明哉会長のもと、CLUB 財団委員長指名された田島敏久です。ROTARY CLUBは1905年2月23日AMERICA CHIKAGOにてPAUL Harrisと3人の仲間たちと当時の状況は非常に貧しい街で自分達の仕事上含めて助け合い運動をしたのが始まりです。1928年アーチ・クランプにより奉仕活動をするには 資金の必要性を感じ「世界で良いことをしよう」の理念の基、ROTARY 財団が作られました。
ROTARY 活動の原点は 財団にあると 今年度のROTARY 研究会でRIの ROTARY 財団管理委員長マーク・マローニ氏は何度も訴えました。我々財団委員会の役割は寄付の推進と同時に、その支援がどのように活用されているのか、どのような分野に必要か会員等に説明する使命があります。今後 協力よろしくお願いします。
□米山奨学委員長 草薙 喜義君
米山には、側面的、断片的にかかわってきました。米山留学生のカウンセラー、そして米山梅吉記念館には4度行きました。また、設立100周年記念事業にも参加してきました。今回は委員長ということで、新たに1年間勉強したいと思います。
□公共イメージ・会報委員会理事 加藤 哲君
公共イメージ、IT、雑誌、会報の各委員会がありますが、連携できるところは横断的に協力して、活動してきたいと思います。
公共イメージ委員会に関しては、まずは、東林間サマーわぁ!ニバルでのポリオ募金活動について、取り組みたいと思います。
IT委員会は、奉仕活動をSNS等で発信することだけでなく、今年度から手造りになり、ホームページに掲載することになった週報の作成活動とも親和性が増したので、ぜひ連携して、会員の皆様により活用頂けるホームページにしていけたらと思います。
□I.T委員長 本間 健士君
クラブからの情報発信や情報共有で、FAXなど紙媒体はまだまだ必要かと思われますが、クラブ運営のペーパーレス化のためにも、引き続き「LINE」などデジタルツールの活用を推進してまいります。
また、セキュリティ面や管理の難しさで課題が残る、現行のホームページのあり方も検討していきたいと考えております。ご理解、ご協力をお願いいたします。
□会報委員長 加藤 哲君
7月以降、𡈽門会長の立ち上げたグーグルサイトで週報作成を行っています。掲載できる写真等の量にも制限がなく自由に作れるため、作成自体の楽しさは増したと感じています。また、原稿の全てが揃わずとも、すなわち全体の完成を待たずに、できた部分から随時ご覧頂けるというメリットもあるかと思います。さらに、手書きやPDFの原稿でも、技術的に掲載が容易になったため、週報担当者の負担は減るものと思います。
今後は、他の委員の皆様にも作成方法を順次しっかりと引き継いでいき、誰でも作成できる態勢としていく所存です。
業者の方が作成していた頃と比べ劣る部分もあるかとは思いますが、会員の手作りの良さもあると思いますので、ぜひ温かい目で見て頂けると幸いです。
◆出席報告◆
□会員数 33名
□出席免除者数 1名
□出席対象者数 32名
□例会出席者 18名
□欠席者数 14名
□出席率 56.25%
◆7月27日(日)東少連・教育リーグ閉会式への参加◆
■会長 𡈽門 明哉 ■副会長 秋森 三男 ■会長エレクト 廣石 隆太
■幹事 義澤 彰 ■会計 廣石 隆太 ■会場監督 石井 裕子
□例会場 小田急ホテルセンチュリー相模大野8F
□事務局 相模原市南区相模台3-11-8(株)秋森商鋼内Tel.042-748-7624 Fax.042-705-6624
□国際姉妹クラブ 台湾:台北敦化ロータリークラブ
□友好クラブ 伊豆中央ロータリークラブ
𡈽門 明哉 会長
義澤 彰 幹事
〇会長エレクト 廣石 隆太君