2025年 9月 3日(水)第2046回例会
2025年 9月 3日(水)第2046回例会
◆会長の時間◆ 会長/𡈽門 明哉君
教育環境の整備に協力できることはないか?
9月は「基本的教育と識字率向上月間」であり、日本独自の「ロータリーの友月間」でもあります。
教育が国の将来を左右する重要なインフラであることは誰もが理解しています。その教育の最前線を担うのは、他ならぬ教師です。では、彼らが実力を発揮できる環境になっているでしょうか?何か協力できないでしょうか?
教師が「教える」ことに集中できる環境を
昔から教師は尊敬される職業であり、子どもたちに大きな影響を与える存在です。私自身、45年前に中学生だった頃、通っていた札幌市の公立中学校の先生からうかがった戦争体験が今も強く心に残っています。終戦直前に南樺太から船で逃げる際、機銃や魚雷で攻撃され、命からがら北海道にたどり着いたという話です。担任ではなかったそのベテラン先生の英語の授業内容はほとんど覚えていませんが、命を懸けた体験談は、私にとって本物の「生きた教科書」でした。当時は、科目を離れたこうした話をしてくださる機会があり、ある意味、ゆとりのある時代だったのかもしれません。
英語や数学といった教科の枠を超え、厳しい人生を乗り越える知恵や人間のたくましさに触れる機会が、今の子供たちにもあるのでしょうか。そうした余裕が教育現場にあってほしいと願います。
しかし、教育の世界に意見を述べるとき、現場の教師にばかり負担がのしかかる傾向があります。彼らはますます厳しくなる環境の中で、かなり頑張っているように見受けられます。これ以上、「頑張れ」と言うのではなく、教師の負担を減らし、ゆとりを持たせてあげられないでしょうか。
わずかな接点から見えること
私と学校との接点は、年に2、3度、学校歯科医として歯科健診に伺うことです。幸い、子どもの虫歯は激減しましたが、中には毎年、特定の児童に多くの虫歯があり、治療を勧告しても歯科医院を受診した形跡がないケースもあります。
その中には、**ネグレクト(育児放棄)**を受けている子どもが少なからずいると推測されます。ネグレクトを見つけることは本来の歯科健診の目的ではありませんが、虫歯の多さから発見されることがあります。乳幼児健診ではこうした子どもが見つかりにくいのは、ネグレクトをする親が健診会場に連れてこないためです。一方、義務教育である学校では、子ども本人が登校し、原則として全員が健診を受けるため、発見につながることがあります。
学校歯科健診というわずかな接点からでも、教育の最前線がどれほど大変かが見えてきます。
「何のためのデジタル化?」を考える
学校歯科健診もデジタル化の波が来ていますが、中途半端なデジタル化によって、手書きの健診結果を教師が手動でPCに入力する作業が増えてしまったようです。
デジタル化は、教師が本来の仕事に集中できるように導入されるべきものです。事務作業を増やすような不完全なデジタル化は論外です。iPhoneで書類の写真を撮ればテキスト化できる時代、音声から文字起こしができる時代です。
この件が私の勘違いであってほしいと願いながら、学校歯科の関係者に確認してみようと思います。
私たちにできること
教育環境の向上は、一朝一夕にはいきません。しかし、極めて微力ながらも、まずは自分のできることから始めたいと思います。皆様も、関心を向けていただければ幸いです。
以上、会長の時間でした。
◆幹事報告◆ 幹事/義澤 彰君
1,サマーわぁニバル売上報告
募金合計:¥98,270-
販売売上¥75,600-
合計¥173,870-
事務局口座に送金する。
2,地区大会について
開催場所は、伊勢原の北口からバス又はタクシーが出ているので利用ください。
名札については、現地での受付がスペースの都合上できないので
本日、お渡している名札を当日ご持参ください。
3,東林野球秋季大会について
8/30第100回大会開会式に、土門会長、義澤幹事が出席。
4,スマイルについて
スマイルにて支払った金額に対して、領収書を発行する事が、7月の理事会で承認された。
但し、個々人の扱いに関しては、担当税理士に処理上問題ないか確認をお願いする。
領収書は半期に1度、1月と6月に発行する。
5,次々年度会長について
選挙方式なのか指名方式なのかあるが、9/10までに立候補するかたは、事務局に連絡の事。
6,次回例会について
9/10(水)19時:点鐘 開催場所:小田急センチュリーホテル8階
7,理事役員会について
9/10(水)に予定していたが、会長幹事会が9/11(木)の為、開催できない
グループLINE上にて、理事役員会を行う。
8,本日の料理
チャンドラカレー
以上
◆今月のお祝い◆ 親睦副委員長/加藤 哲君
●誕生日
9/25 谷口会員
●ご夫人誕生日
土門会長奥様
●結婚記念日
井口会員、栗山会員、岡田会員
◆委員会報告◆
●財団プログラム理事/唐津 昇君
情報集会のお知らせ
対象の方にはFAXずみ。クラブ奉仕委員会以外の方、9/8(月)19時からボーノ2階【がく】にて行う
参加可否の連絡をしていない方は、金曜日までにFAXまたは、LINEにて連絡の事。
テーマは、会員増強について。
◆スマイル報告◆ スマイル委員長 岡田 亘弘君
●7件
◆出席報告◆ 出席委員長/渡邉 享志弘
会員数 :33名
出席免除者数:1名
出席対象者数:32名
例会出席者数 :15名
欠席者 :17名
出席率 :46.87%
◆クラブフォーラム3 クラブ中長期計画について◆ 会長エレクト/廣石 隆太君
■3yearsRowlingtargetについて皆さんに意見を聞きたい
●ネガティブな話、新しいことを始めるには既存の活動の見直しが必要。
新しい事を始めると古いものは自然淘汰されるが、何かしらの価値があり活動をしている。
活動内容を見直す時期に来ていると思う。
●直近だと例会場が変わり予算の都合上食事もパターン化してしまう。
予算の使い方を見直す機会をもらえると助かる。
50周年に向けて何をやるのか早めに決めなければならない。
40周年のプール金を使うのか貯めておくのか早々に委員会を立ち上げて決める必要がある。
●グローバルは自分たちだけでは出来ない地区を巻き込む必要があるが
残念ながら地区も回答を持ち合わせていない。グローバルをやるには調査をしなければ
ならないが、調査のほうがより予算を使う。
会員増強については、新会員をサポートする人材がいないと直ぐにやめてしまう。
友達が出来ないと会に参加しても楽しくない。友達が出来ないと異業種意見交換ができず
自分の仕事に当てはめる事が出来なくなる。
今いる会員の出席状況を見直してから、新会員増強をしたほうが良いと考える。
●新しい会員にロータリーを知ってもらうために勉強会を開いたりメイクをしたりしていた。
ロータリーを社会に知ってもらう事にSNSやQRコードを活用し情報発信する必要がある。
●クラブが楽しくないといけない。例会に参加して楽しければ参加するし、他人に対しても
楽しい場とアピールできる
●長期中期以前の問題。増強には会費の問題、他クラブは会費のパターンが複数ある。
若い人を増やすには夜の例会を増やすといいと思う。
昼がいい人、夜がいい人の意見を聞いてほしい。また、例会の回数を減らしてほしい。
他クラブでは、役職者が辞めたら自動的に次に就任した方が加入している。
●女性の会員は増えてほしい。女性の増強は考えているが、お誘いできる方が思いつかない。
例会が楽しいのはすごく大事だし、笑いのあふれる例会はすごく良い。
笑うことで免疫が上がるので長生きできる。西クラブがご長寿クラブにしたい。
会場だけで笑いがあるだけでなく、外でも楽しく笑いあい、あの楽しそうにしている
集団はなんだと思われるとよいと思う。楽しそう面白そうお魅力を伝えられれば
お金が掛かっても払うと思う。
●楽しい例会とは何だろうと考える。自分が楽しみ皆で楽しむ、具体的な答えはないが
会員同士で協力して何かを成す。例会に参加し顔を突き合わせ意見交換が出来ればと
思う。
■会長 𡈽門 明哉 ■副会長 秋森 三男 ■会長エレクト 廣石 隆太
■幹事 義澤 彰 ■会計 廣石 隆太 ■会場監督 石井 裕子
□例会場 小田急ホテルセンチュリー相模大野8F
□事務局 相模原市南区相模台3-11-8(株)秋森商鋼内Tel.042-748-7624 Fax.042-705-6624
□国際姉妹クラブ 台湾:台北敦化ロータリークラブ
□友好クラブ 伊豆中央ロータリークラブ
𡈽門 明哉 会長
義澤 彰 幹事
〇会長エレクト 廣石 隆太君