コピーアンドペーストなどの編集は、VoiceOverローターを使う
VoiceOverローターの使い方は、上級のジェスチャーで解説している
VoiceOverが選択している項目をフォーカスする仮想的なカーソル
1本指で左右にスワイプすると、VoiceOverカーソルは画面上の項目を次から次に移動していく
VoiceOverカーソルは、項目を選択したときに「項目の名前」「項目の種類」などを読み上げる
文字入力ができる項目
VoiceOverカーソルがテキストフィールドを選択すると「テキストフィールド」と読み上げる
ダブルタップするとアクティブになり「先頭に挿入ポイント」 あるいは「末尾に挿入ポイント」と読み上げ、画面にオンスクリーンキーボードが現れ、文字入力できる状態になる
VoiceOverカーソルがテキストフィールドを選択すると、テキストフィールドに入力されている文字をすべて読み上げる
テキストフィールドの中で、文字を入力する位置を示すカーソルのこと
挿入ポイントが移動するときは、通過した文字や単語や行の内容を読み上げる
VoiceOverローターを「文字」に設定
ひと文字後ろに移動するには、上から下に向かってスワイプ
ひと文字前に移動するには、下から上に向かってスワイプ
VoiceOverローターを「単語」に設定
単語ひとつ後ろに移動するには、上から下に向かってスワイプ
単語ひとつ前に移動するには、下から上に向かってスワイプ
VoiceOverローターを「行」に設定
一行後ろに移動するには、上から下に向かってスワイプ
一行前に移動するには、下から上に向かってスワイプ
データを一時的に保存する機能
具体的には、テキストや画像をコピーしたり切り取ったりすると、その内容がクリップボードに保存される
クリップボードを使うことで、保存されたデータを別の位置に貼り付けることが可能になる
次に2つの方法を紹介する
3本指で4回タップ
コピーされた内容を読み上げたあと、「クリップボードにコピーされました」と聞こえる
コピーする範囲を選択する手間が省けるので、編集作業が楽になる
ウェブサイトでも、メールでもすべての場面で使うことができる
VoiceOverローターを使って、選択する範囲の先頭に挿入ポイントを移動させる
VoiceOverローターを「テキスト選択」に設定
下に向かってスワイプし、選択する単位を、「文字」「単語」「行」「ページ」「すべて」から選ぶ
選択範囲を広げるには、右に向かってスワイプ
選択範囲を縮めるには、左に向かってスワイプ
挿入ポイントが通過した文字を読み上げるので選択された文字を確認できる
Voiceoverローターを「編集」に設定
下に向かってスワイプし、「コピー」と聞こえたらダブルタップ
コピーされたテキストをすべて読み上げ、最後に「コピーしました」と聞こえる
VoiceOverローターを使って、ペーストする位置に挿入ポイントを移動させる
次に2つの方法を紹介する
ダブルタップアンドホールドして2秒待つと、「ピコッ」と音が鳴り「ペースト」と聞こえたらダブルタップ
VoiceOverローターを「編集」に設定
下に向かってスワイプし、「ペースト」と聞こえたらダブルタップ
1本指で左に向かってスワイプし、VoiceOverカーソルをテキストフィールドから外す
続けて1本指で右に向かってスワイプし、VoiceOverカーソルをテキストフィールドに戻す
このとき、VoiceOverはテキストフィールドの内容を全文読みするので 編集された内容を確認できる
コピー
選択された範囲をクリップボードに保存する
カット
選択された範囲を削除してクリップボードに保存する
ペースト
クリップボードの中身を貼り付ける
取り消す
直前のアクションをキャンセルする
間違えて削除してしまった場合に削除しなかったことにするなど
読み上げ
選択された範囲を読み上げる
全てを選択
テキストフィールドの全文を選択する