2月14日(金)、岐阜市文化センターで開催された策伝大賞予選会に行ってきました。第二十二回全日本学生落語選手権、言わば落研のインカレです。現役父母会の東海3県(岐阜・愛知・三重)合同応援会にご一緒させていただきました。以下、現地レポートとなります。
朝、会場前で旗を持ち立っていると、「やっぱり明治がナンバーワン!」とポーズを決めてくる学生さんたちが。紫の風呂敷を持つ姿から思わず明大生かと思いきや全くの他校生。流石は落研!社交的で明るい。
会場ロビーに入ると、北は北海道、南は沖縄まで、全国から集結した新進気鋭の落研生さんでびっしり!我らが明治大学からは3名の学生さんが出場します。
本番に向け準備を整えた紫紺亭志い朝さん(4年)は、鮮やかな紫紺の衣装で一際オーラを放っています。某テレビ局の取材陣も彼に注目しているようでした。演目の「ばりとん」は自作されたというストーリーの面白さに加え、声色の演技が即爆笑を誘います。こんなに笑わせてくれてありがとう!
お昼を挟み紫紺亭圓夢さん(4年)。沖縄ご出身とのことで古典落語の「片棒」を沖縄を舞台に面白くアレンジし、大いに笑わせてくれました。あとでお話をお聞きしたところ、演技の6分間のことは全く覚えていないとのことでした。それだけ集中しているのですね。
予選会も終盤に近づき、明大生最後は中野家登三治さん(3年)の「新聞記事」。3年生とは思えない貫禄と軽快な噺で観客を魅了していました。同じ演目でも噺手の個性やアレンジにより意表を突かれて面白い!(「新聞記事」改作版の学生さんもいました)
3会場に分かれていましたが、高座に上がる時間が重ならず、無事皆さんの応援ができました。昼夜ともに岐阜の美味しいお料理に舌鼓し、移動中の車内から見える岐阜市内観光名所の説明を同県父母会の皆さまからお聞きしながら、会場外でも楽しませていただきました。これはクセになること間違いなし!
予選会の模様は2月末までWEBで視聴可能です。
https://sv-commerce.com/67a34119a68a690019a15172
明大生の登場は以下のとおりです。他大学の学生さんも面白いので、ぜひお楽しみください!
【道三会場】
3:49:50あたり 紫紺亭志い朝さん「ばりとん」
【信長会場】
5:12:10あたり 紫紺亭圓夢さん「片棒」
【濃姫会場】
6:06:15あたり 中野家登三治さん「新聞記事」
さすが千成瓢箪発祥の地
織田信長