アメリカンセメタリー
American Cemetery
マニラの喧燥の中、ここだけは別世界。
マカティに、こんな所があったなんて・・・という感じの場所。開発が続くFort Bonifacio地区にある戦没者の墓地で正確にはMANILA AMERICAN CEMETERY AND MEMORIAL。
第二次世界大戦で亡くなった、アメリカ及びフィリピン軍人17,206人の墓。墓標には、名前と戦死した日が刻まれています。記念塔の中には、壁一面に名前と出身地、所属などが刻まれた所があります。COOKと書かれている人もあり、どんな日々を送って死んでいったのだろうかと、一人一人の名前を追っていくと、感慨にふけってしまいます。太平洋沖での戦闘の経緯がわかる25の地図もあります。
整然と並んだ大理石の墓標、9割方クロスですが、中にはユダヤ教の人の星もあります。(左写真、中央)
アメリカでは、あちこちにあるものらしいのですが、日本の外人墓地とも全く異なり、「アメリカの映画のシーンで見た覚えが・・・」という風景です。
入場は無料。車で奥の方まで入ることができます。
入口で目的を聞かれて「?」・・・、なんて答えるべきか困りましたがSightseeingでOKです。
ショッピングにも疲れ、人の多さにもうんざりした時には、訪れてみるといいでしょう。もちろん、真夏の太陽ギラギラの時はお勧めできませんが・・・。