Lagos生活の常識と便利な物

最終更新日 Aug.13, 2008

=ここに無いもの、高いもの。持ってきた方がいいもの=

2008年の情報ですので、注意してご覧ください!

マニラ帰国時に、赴任時にこんなものを持って行ったら便利というページを作ろうと思っていたのに・・・すでに3年が過ぎ断念。

そこで、まだ赴任して時間がたっていませんが、思いついたもの、現地の感じをメモっぽく残してみようと思います。

現地の常識

1. 買ってきた卵は洗う。

これは日本以外の国ではおそらく必須。というのも、日本では洗ってから出荷されている!サルモネラ菌による中毒を防ぐためにも、卵は洗う!生では食べないのが常識。

2. バナナ、グレープフルーツ、オレンジも洗う。

さすがに、バナナを洗った経験はなかったが、アリがいたり、虫の卵があったりするので、簡単な水洗いをするそうだ。確かに、バナナはベトベトしている部分もあるし、買ってきたら洗うべきだなぁ。かんきつ類を洗うのは・・・?

でも、ある日、熟れるのを常温で保存していたマンゴーに蚊がとまっていた。蚊って、血以外も吸うんだぁ。

基本心情!としては、食べ物も、雑貨も、現地にあるものを使うこと。ただ、無いもの、高いけどあまりにも品質の悪いものなどは、やっぱり日本からもってきた方がいいかなぁ。さすがに、ここナイジェリアでは、日本のものはまず手に入らないし、中国製の安いはずの製品が、高いか治安のイマイチなところにあり、なかなか手に入らない状況。

このページでは、とりあえず手に入り、使えたものを紹介していくことにします。(もちろん、ここだって日々手に入るものが変わり、物も増えてくるはず!)


家 電

シャトルシェフの小さいもの

もちろん、前任者の残していく荷物にもよりますし、前が単身かそうでないかでも荷物が違ってくると思います。でも、変圧器やスタビライザーが十分あるとは限らないし、それでも、やはり日本人は「米」を食わねば!これは、準備編(Road to Lagos)のところでも紹介してますが、コンロのない家庭はないはず!そう、電圧に煩わされることなく、高い海外用の炊飯器を担いでくる必要もなく使えます。要は魔法瓶鍋なので、保温もお得意。朝からおかゆを食べるのだって簡単です!小さな網も(出来れば100円ショップのものではなく、しっかりしたもの)を持ってくる事をお勧め。コンロの大きさはまちまちで、さすがに小さなシャトルシェフには安定が悪いので、いっしょに使うと便利です!外国では停電というのが結構ありますので、(ナイジェリアは瞬停が日に何度もあります!)炊飯器も不便です。だから、ますますお勧め!

我が家では、平日は炊飯用、週末は豆を煮るために小さなシャトルシェフは大活躍です。中ぐらいのものは、やはり煮込み、スープに便利です!

・パン焼き器

もちろん、これは先進国では必要ないと思いますが、アフリカなどでは重宝します。ただ、ここでは瞬停とはいえ停電があるので、「停電機能付き」でないと、使い物になりません!ナショナルのものは、10分以内の停電なら、そのまま働いてくれるので助かります。オーブンレンジや魚焼き器に比べ、電圧が低くで使えるというのもうれしいものです!(ただ、Victoria IsklandのOcean Viewでは、売り切れ必須だけど美味しいクロワッサンがあるし、トーストやパニーニは美味しい!Frenchiesも、ミルクパンやバケットはなんとか合格点をあげられるので、アレンジパンや生地をおこしてそこからオーブン使ってパンを焼きたい!という人以外はなくてもいいかも・・・。Goodiesなどで売っているレバノンパンも結構いけます!

ただ、我が家はオートミールを入れた食パンとか、ブリオッシュなど、せっせと焼いてます。焼きたてのパンの香りは格別です!

・魚焼き器

アジや鯖が手に入ることを聞いていたので、アジアに続き、またまた魚焼き器を持ち込みました。台所に換気扇がないわけじゃないけど、コンロの上にあるわけでもないし、もし焼き魚をしたら、火事かと思われるかも?!それに、焼き魚のために、オーブンに火を入れるのも、どうでしょう?後片付けの方が大変では?

だから、絶対必要!・・・ただ、オーブンシート(現地ではお目にかかっていないが)をある程度持ってこれるなら、フライパンにオーブンシートを引き、魚をのせて、コンロで炙れば(油など一切不要)、煙もでずに焼き魚ができます!ロースターで焼いた後の片付けを考えると、この裏技以外はやりたくなくなりますが・・・。

・オーブンレンジ

確かに、家には備え付けのガスオーブンがあります。そして、家のオーナーがつけてくれた800の電子レンジがあります。でもね、マニラの教訓としては、温度キープがしっかりできる日本のオーブンじゃないと、うまくケーキは焼けないし(というか、何度も試してそのオーブンの特徴をつかむ方が面倒!)、レンジだって、800じゃねぇ。レンジで使うライスクッカーだって、5/600W用だから、800では困るわけです。それに、和菓子作りだって、基本のレシピは500Wだし!だから、オーブンレンジは私には必需品。

ただ、ナイジェリアの800Wの我が家のPanasonicのレンジですが、MiddleHighの設定にすると、どうやら600Wぐらいになるようで、ライスクッカーは成功!とりあえず、変圧器を使わなくても利用できるレンジが1台あると、それはそれで便利!

・充電池

SANYOの「1000回繰り返して使える充電池」eneloopの宣伝に思いっきり載せられた感がありますが、やっぱりあると便利。日本製品も、いちいちスタビライザーに変圧器にというのより、電池で使えるなら、これがあると安心して使える感じ。カトリスなどに大活躍!

・小型(モバイル)変圧器 (コードのないもの)

旅先でzaurusuを充電するために購入した、小さな変圧器ですが、これが結構活躍します。だって、小さな電気製品を使うために、スタビライザーに変圧器の大きなセットを使う気にはならないでしょ?いちいちプラグを変更するだけでも面倒ですから!

・不要になったSIMフリーのGSM携帯

これは、どちらかというと、使用人さんやドライバーが携帯を持っていなかった場合用。持っていても充電地が古く、すぐに電池が切れて連絡がとれない何ていうこともあるし、家のランドラインは不通になることが多いので、予備として余計にあると便利。

私は本帰国になった方から譲り受け、SIMロックを自力ではずし、利用できるようにしました。ただ、メーカーを選ばなければ、3000ナイラぐらいで携帯の本体は変えますし、ナイジェリアでプリペイド用として売ってる携帯はSIMロックがかかってないみたいです。現地でのリチャージカードは、販売価格が額面どおりではありません。200ナイラを220ナイラで売ってたり、逆に750ナイラのカードが730ナイラだったり。理解不能・・・。

雑 貨

ビニール袋やジップロックなどは、かなり扱われるようになってきていますが、まだまだ高い。貧弱なジッパーバッグ(日本のLサイズ)の輸入品が20枚でN600。2007年に見つけたナイジェリア(Ikeja)製は、20枚で395N。小さなビニール袋(つながってるもの)が50枚でN360。百円ショップが懐かしい!

輪ゴムはなくはない。でも、なんだかあまり綺麗じゃないので、食品の袋をとじたりには使いたくない感じ。南アからのカラフルなもの(文房具として出ている)は使える。

プラスティクのタッパー : なんでもジャンカラ市場にはあるらしいのだが、ドライバーもあまり行きたがらない場所。普通のタッパーは、もちろん重宝ですが、何か食品を差し上げるときには、返却不要の物が便利。ふつうのタッパーも、ナイジェリア製のものが安くで出てきました。また、中国製品がかなり入り込んできていて、1000ナイラ以下でタッパーが手に入るようになりました。(2008年)

紙袋+ビニールの提げ袋:別になくても何とかなりますが、現地での買物で入手する機会が殆ど無いので、私は各種サイズを日本から持ち込みました。

ラップは、たしかに日本のものが一番!でも、次々ためして、手に入るなかで一番ましなものを探し出そうと思ったけど、レバノン製もイギリス製もイマイチ。スーツケースに空きがあれば、数本持ってきてます。

・ できれば、単身乗りこむ際に、すでに持ち込んで欲しいのが、蓋つきの洗いカゴ。(つまり洗った食器を乾かすカゴ。)

なんせ、外国の食器戸棚は壁に備え付けなので、ゴキブリも、所によってはネズミも往来自由。だから、食器の安全地帯としても、蓋付きはお勧め。(我が家は手荷物で1つ、船便に1つ積み込み、重宝してます。)

・ 最近は100円ショップでも売っている隙間テープ。海外では、玄関などの戸の下にかなりのスペースがあるため、ゴキブリやネズミが侵入してくることもある。だから、気休め程度でも使うといい感じ。我が家は玄関はそれほどでもないので、現地で調達した、立付けがイマイチな食器棚のあちこちに使用。室内だというのに、食器戸棚の中まで砂埃の被害があったので、これで一安心!やはりあると便利です!

食 品

日本米は全く手に入らないので、持ち込むしかない!一瞬、「SUSHI RICE」として高い米がショップライトで出ましたが、その後、ほとんどナシ!

醤油はキッコーマン商品がかなり手に入るようになったので、料理に大量に使わないなら、現地調達でも十分。価格もかなり安くなりました。(でも、日本に比べたら、ベラボーです。)

マヨネーズは、ハインツやヘルマンのものが手に入ります。ただ、日本の物じゃないとという場合は持ち込むべし。

粉ゼラチンが頻繁には見つからない。海外のものだと7gか10g、または1cup用という量の多い袋入り。日本のレシピで作りたいなら、日本の5gのものが便利。ただ、ゼラチン板はあり。

・ rice flourはある(しかし、日本の米粉とは異なり、ものすごく粉っぽい)のだが、グルテン入りのもの、つまり和菓子に使えるような餅粉がない!時々出てくるらしいが、普通のスーパーではない。だからせっせと担いでくる。(和菓子用)

・ Poteto Powderというのが、片栗粉にあたると教えられたのだが、それが全く店頭にならばない。もともと、コーンスターチでもなんでもいいからと日本から持ってこなかったのだが、ここにあるのはコーンパウダー。同じだろう・・・とは思うが、とろみ用には使えるが、から揚げには向かないそうだ。こんなことなら、小さい袋を1つ、もってくればよかった!しかし、2008年夏ぐらいから、STARCHというだけの名前で、GoodiesやLaPointeに数百ナイラの商品がならんだ。何の澱粉かは不明。

・ キャッサバ粉があり喜んだが、澱粉質の含まれないものでポンテケージョには向かない。でも、蕨餅には十分。

ショートニングはCriscoの缶入りが手に入りますが、最近大きなものしかお目にかからない。時々しか使わないなら、これまた日本からがいいかも・・・。

ゴマは、日本のものがいいです。現地で手に入る小さなゴマは苦い!お寿司やお菓子には日本の白ゴマ、黒ゴマが必要。