WingEarth

導入事例

無電柱化推進計画による点群調査業務の活用

わが国では、昭和60年代初頭から、電線類を地中へ埋設するなど無電柱化について計画的に取り組んでいるが、全国には依然として約3,600万本の電柱が建っており、さらに毎年約7万本ずつ増加している。

これまで無電柱化は、防災性の向上、安全性・快適性の確保、良好な景観等の観点から実施してきたが、近年、災害の激甚化・頻発化、高齢者・障害者の増加、訪日外国人を始めとする観光需要の増加等により、その必要性が増している。(国土交通省抜粋)

■無電柱化推進計画の目的と期間

無電柱化は、2018年度から2020年度までの3年間とされており

「景観・観光」、「安全・快適」、「防災」の観点から推進されています。

■業務フロー

WingEarthは②の現況調査・設計図作成の業務の支援を行います。

点群データによる調査業務活用イメージ図

1.移動体計測で、現状の現況をの把握モデル作成

2.WingEathで点群データを読込 電柱や不必要なデータのクリーニング実施

3.最終的に作成されたモデルデータを使い地下に構造物や配管等を配置します。

4.最後にイメージングソフトに落し込み、干渉チェック等を実施します。

■業務イメージ

点群上の自動物体認識、強力な点群クリーニング機能

道路上にある電柱等の点群の塊を個別に自動物体認識。物体の種類毎に点群のレイヤ分けを行う等の選別や抽出ができ、クリックひとつで削除もできます。

不要な障害物の削除等を高速かつ容易に行え、作業時間を大幅に短縮できます。

点群データのグループ化

ネーミング可能なレイヤ分けやグループ分け、作業エリアの絞り込みや目的とする物体の抽出、場合によっては個別にファイルへ書き出しが可能

電柱・車で分類し抽出します。

グループ単位での出力も可能です。【出力形式 PTS、LAS、PCD、任意フォーマットcsv】