大規模点群編集ツール wingearth

大規模な三次元点群を高速表示可能な新エンジンを搭載、業務効率を大幅改善!

WingEarthで出来ること

点群合成

スムーズな図形作図・編集を支える補助機能も充実しています。DWG等の読み込み図形には自動的に点群標高を割り当てでき、図形レイヤーへの仕分けや表示ON/OFF、仮想の平面配置上のみへの作図、手軽に切り替え可能なスナップなどが作業を強力にサポートします。

測量データ取り込み機能

クリップボード

一時的な座標値の確認や、座標値を外部出力したい場合は座標取得コマンドが便利です。座標取得コマンド実行後に画面を左クリックすると、クリックした位置の座標が一覧に表示されます。ここで一覧に表示された座標値はCSVファイルやクリップボードに出力することも可能です。

座標変換

現場合成機能や座標変換機能を搭載しています。

グラウンドフィルタリング

地表面とのギャップが大きい樹木などの点群をまとめて削除可能。

指定した範囲毎に点群から地表面(グラウンド)を推定して、地表面から指定値以上の厚みより離れている点群を一括で除去をすることができます。

グラウンドフィルタリング機能

物体認識操作

点群処理で最も労力を必要としてきたクリーニング処理、対象物の選別、その操作を1クリックで行える強力機能を搭載。選んで削除、あるいはグループ分けなどスムーズに作業を進めることができます。

物体抽出・部分抽出・削除・復元機能

手前/奥 物体スナップ

従来の点群処理で最も労力を必要としてきた「手前の物体」「奥の物体」の選別を1クリックで行える強力機能を搭載しています。選別したものを削除、あるいはグループ分けするなどの作業をスムーズに進められます。

補助点作成・点群スナップ機能

グループ分け

自由にネーミング可能な点群のグループ化、作業エリアの絞り込みや目的とする物体の抽出、必要に応じたファイルへの書き出しが可能です。人、街灯、看板で分類し抽出します。グループ単位での出力も可能です。 【出力形式PTS・LAS・PCD・任意フォーマットcsv】

点群のグループ化機能

削除点群復元

物体自動認識やフィルタリング、そして目的の点群へのスムーズな画面遷移によって、不要な点群の削除やグループ化、物体の抽出といった基本整形作業が簡単に行えます。貴重な元データである点群の削除は「復元機能」とセットになっており、予期せぬ点群削除からの保護や整形箇所の絞り込みに役立ちます。

3D CAD作図・編集

点群から物体形状のエッジを強調表示し、3次元的なトレース作業をWingneoINFINITYのように2次元CAD上で編集するような感覚で処理できます。平面表示をしながら3次元結線を作図したり、電柱の円弧を利用して欠損した立体形状を復元する3次元CAD機能を搭載します。

CAD描画機能

平面素図機能

レイヤー分け

2次元CAD同様、3次元でもレイヤーを分けて図化することが可能。レイヤー管理はフォーマット書き込みに対応。

点群/メッシュ高速展開・高速表示

点群からTINメッシュ作成が可能です。表示方法もポリゴンからワイヤー(白、点群色)への切り替え表示することができます。グリッドメッシュはTINメッシュとは違い「0.1m~100m」メッシュ幅の指定が可能です。また、トンネル形状もオバーハング処理により一発作成、道路縁石もブレークラインを作成することなく、形状作成をすることができます。

高精細メッシュ作成機能【TINメッシュ・グリッドメッシュ】

高精細メッシュ作成機能【3Dメッシュ】

MMS走行/画像同期

MMSで取得したデータから、道路設置物の測量を机上で行うことが可能です。

点群からのトレースはもちろん、写真からのトレースも可能です。(MMSデータの走行軌跡表示、再生機能、MMS写真情報の表示、写真に対応した点群位置の取得及び図形作成機能)

MMSデータ取り込み・表示機能

間引き表示

間引きに奥行き設定があり、静止時の間引き方法とズーム時のなどの【移動時】の間引き方法の変更が可能です。大量点群編集がスムーズになります。静止時の間引きでは4パターンあり、用途に合わせた対応が可能です。

(例:自動1:遠方の点を自動で認識し間引き設定「静止時設定」で指定した割合で間引、自動2:「自動1」と「設定」を組み合わせて間引き 等)

大規模点群読み込み・間引き表示・動画出力機能

点群抽出ファイル化

ネーミング可能なレイヤ分けやグループ分けだけではなく、作業エリアの絞り込みや目的とする物体の抽出以外にも、状況に応じファイルへの書き出しが可能です。