Arena4D Data Studioは、Windows / MacOS のマルチプラットフォームに対応した、点群データのレジストレーション、編集、ビジュアライズ、画像・ムービー作成、数値計測、マネージメントに至るまで、あらゆる機能が満載されたプロダクトで、開発元のVeesus社でも特に3D GISを強く意識したフラッグシップ製品です。
製品名で”4D”とうたわれているように、Arena4D Data Studioではツールに取り込まれた全てのデータ(点群、地図、2D・3Dモデル、画像、音声、ムービー、パノラマ、注記など)に時間軸の概念を持たせることができ、何年・何月・何日・何時のロケーションは? といった問いに対してのデータ表示が可能で、BIM/CIMといった分野での時系列によるプロジェクト管理を視覚化します。
3D GISでの利活用をコンセプトとしているので、地球規模での座標系システムに対応しており、航空レーザー・車載レーザー・UAV画像・ESRI Shapeファイルや各種2D/3D CADモデルなどの大規模データセットを一元的に集約して取り扱うことが可能です。 また音声・画像・動画・パノラマなどの各種マルチメディアデータ、ポイントに注記とハイパーリンクを設定、注釈付きの距離・位置計測、ビューアングル設定を保存して、プロジェクトのコラボレーションワークに利用することが可能です。
Arena4D Data Studioは、3D(X,Y,Z) に時間軸を加えた4Dデータに対応しており、点群及びシステムに取り込まれる全てのオブジェクトデータには、そのオブジェクトのライフタイム(Start~Endで定義)が設定可能です。 ライフタイムが設定されたオブジェクトは、タイムライン上で何年・何月・何日で、どの場所からのビューイングといった表示制御が可能となり、BIM/CIM分野で持ち寄られる様々な作業フェーズのデータを集約して、付加価値を高めるものと思われます。
現在、日本語環境で大量点群データを閲覧可能な無償ビューワーは皆無に等しい状況です。 Arena4D Data Studioは、商用ライセンスが登録されていない状態では、機能が限定されたビューワーとして動作する仕組みを備えており、正規ユーザー様は購入した製品を無償ビューワーとして配布することが可能です。