Agisoft Metashape

-Professional Edition-

写真測量ソフトのスタンダード、点群から3Dモデル、オルソモザイク作成など

UAV(ドローン)での撮影画像処理に最適

Metashapeはドローン(UAV,無人機)などにより空撮(ステレオ撮影やオーバラップ撮影)したデジタル画像から高精度DSMやオルソモザイク画像、鳥瞰図、3Dモデルを作成するソフトウェアです。手持ちなどの近接撮影の場合は、オブジェクトの3Dモデルが作成できます。画像の位置合わせや3Dモデルの作成処理は自動化されており、簡単な操作で数千枚の画像の一括処理が可能であり、頻雑な操作は必要ありません。

Metashapeは、多くの研究機関、測量会社、大学等で活用されており、政府の「スマート農業ICT」、「i-Construction(アイ・コンストラクション)」推進に伴い、アグリビジネス・建設業界等でも導入が進んでいます。

※2023年1月1日に新バージョン2.0がリリースになりました。

※バージョン2.0にアップデートしてご利用できますが弊社のサポート開始に1~2か月ほどかかります。

弊社より日本語マニュアルご提供後にアップデートされることをおすすめいたします。注)弊社よりご購入のユーザー様のみ


■ライセンス認証システムが新しくなります

・Metashape professional版をVer2.0にアップデートする際に再度ライセンスキーを入力する必要があります。

(Standard版は必要ありません。)

・Metashape Ver2.0で作成したプロジェクトファイルはVer1.8以前のバージョンでは開くことができません。

■ バージョン2.0以降の保守継続について

この度Agisoft社ではバージョン2.xまで無償アップデートの方針が決定しました。

ご購入時の保守期限がバージョン1.9までとなっていたユーザ様も引き続き保守継続となります。

■日本語マニュアル提供について 注)弊社よりご購入のユーザー様のみ

新バージョンの日本語マニュアルのご提供には1~2か月ほどかかります。

①深度マップに基づいた詳細な3Dモデル生成

高密度クラウド構築時に作成される深度マップから3Dモデルを構築することで、より詳細な形状を生成できます。

GPUが処理に使用されるようになり処理速度が向上し、メモリの消費量が大幅に削減されました。

②高密度クラウドの自動分類が地面/建物/植生/道路/車/人工の6クラスに対応

処理データに高付加価値を付けるため、機械学習技術を豊富に取り揃えています。これまで自動分類機能では地面のみでしたが、6クラスの分類項目に対応しました。

③クラウド処理に対応(利用料金等の詳細は後日ご案内。)

MetashapeはマルチコアCPUおよびマルチGPUシステム用に最適化されています。より高性能なPCで処理を行うことで処理時間を削減できますが、ハードウェアの導入には大きなコストがかかります。プランに合わせたクラウド処理オプションを利用することでどのようなPCでも高速処理が可能になります。

④Phantom4RTK 標高変換ツール(弊社取扱いオリジナル)

現在、ドローンで撮影された画像位置の計測精度がcmレベルで取得可能になったPhantom4 RTKが販売されています。しかし、取得される高さ情報は楕円体高になっているため、標高に変換するにはジオイド高を差し引く必要があります。弊社では国土地理院のジオイドモデルを用いて楕円体高から標高に変換するツールをご用意いたしました。

PHANTOM 4 RTK 精度検証 もご覧下さい。

Metashapeの機能/特徴

■簡単な操作で数千枚の画像を一括で処理

■2枚以上のデジタル画像からオルソモザイク画像/DSMを自動作成

■作成した3Dポリゴンやオルソモザイク画像を表示・出力

■GCP(地上基準点)の追加による位置情報の修正

■マスクによる指定領域処理

■生成したポイントクラウド(3D点群生成)の分類処理

■バッチ、pythonスクリプトによる自動処理

■指定領域の体積、表面積の計算

■可視・近赤外カメラなど様々なタイプのカメラ画像に対応

■カメラ情報による画像のキャリブレーション補正

■Windows/Mac OS/Linuxマルチプラットフォーム対応

■レンズキャリブレーション機能「Agisoft Lense」

■ラスター演算機能によるNDVI(植生指数)処理画像やフォルスカラー画像の表示

■DSMから等高線生成及び表示

■メニューの日本語対応

■オリジナル日本語操作マニュアル完備

追加機能

・カメラキャリブレーションにphoto-invariantパラメータを追加

・カメラの最適化ダイアログにタイポイントの共分散オプションを追加

・写真ビューのツールバーにタイポイント用の残差を表示するコマンドを追加

・バッチ処理のジョブに有効フラグを追加

・モデルエクスポートにBinary glTFとX3Dフォーマットを追加

・レポートのエクスポートにHTMLフォーマットを追加

・カメラのインポートにInpho projectフォーマットを追加

・深度マップに基づいた詳細なモデル生成モードを追加

・過剰なオーバーラップが発生した場合の汎用事前選択による画像マッチングを最適化

・最適化カバレッジコマンドを追加

・明度設定ダイアログにコントラスト調整を追加

・OpenCV形式のキャリブレーションのインポート/エクスポートに対応

・タスク分散の細分化処理オプションを[環境設定]ダイアログの[詳細]タブに移動

・カメラキャリブレーションパラメータの各項目を固定するオプションを追加

・写真ビューに[奥行き表示]オプションを追加・メニューバーの[写真]に[Show marker residuals]と[Show point residuals]コマンドを追加

プロフェッショナル版の追加機能

・クラウド処理に対応

・高密度クラウドの自動分類に地面、建物、植生、道路、車、人工のクラスを追加

・オルソモザイク構築コマンドにseamlinesを改善するオプションを追加

・マルチカメラシステムにスレーブオフセットのリファレンスを追加

・カメラとGPS / IMUアンテナオフセットとスレーブセンサーオフセットの共分散計算を追加

・写真ツールバーの表示にマーカーの残差を表示するコマンドを追加

・タイルモデル構築のソースデータオプションに深度マップを追加

・DJI XMPメタデータからの位置精度インポートに対応

・ステレオモードでカーソル座標の表示に対応

・Tiled Model構築コマンドにポリゴン数オプションを追加

・[Classify Points]コマンドに詳細レベル割り当てを追加

・DEM構築のソースデータオプションにタイルモデルを追加

・ワークスペースのDEMコンテキストメニューにTransform DEM(DEM減算)コマンドを追加

・[マーカを取り付け]と[マーカの調整]オプションをツールメニューの[マーカー]に移動

・[ポイントの分類]コマンドに[Confidence(信頼度)]パラメーターを追加

・Network Monitorに[Show full project paths]オプションを追加

・DEM構築のソースデータ:タイルモデルに[無効]オプションを追加

・アニメーション設定のインポート/エクスポートに座標系の選択を追加

Surveying & Mapping

- 測量・マッピング

1.mp4

Mining & Quarrying

- 採掘・採石業

2.mp4

Precision Agricilture

-精密農業

3.mp4

Archaeology & Documentation

- 考古学・ドキュメンテーション

4.mp4

Cultural Heritage Preservation

- 建築・文化遺産の保存

5.mp4

Game & Video Design

- ゲーム・映像デザイン

6.mp4

推奨動作環境

■画像数百枚程度の処理の場合の推奨構成

CPU: Quad-core Intel Core i7 CPU以上

メモリ: 16GB以上(32GB推奨)

グラフィックボード: NVIDIA GeForce GTX 1080 相当

■画像1000枚を超える処理の場合の推奨構成

CPU: Six or Quad-core Intel Core i7 CPU以上

メモリ:32GB以上(64GB推奨)

グラフィックボード: NVIDIA GeForce GTX 1080 相当


※OS:Windows XP(32bit, 64bit)以降 Windows10も対応 , Mac OS X 10.6以降, Debian/Ubuntu Linux


※Metashapeで処理可能な画像枚数は、CPUのメモリ容量に依存します。たとえば、1枚の写真サイズが

10メガピクセルの場合、2GBのメモリで20~30枚の処理が可能です。12GBのメモリの場合は、

およそ200~300枚の処理が可能です。