WMGRAPH

Graphics functions based on Win32 metafiles in C++ Languages

Version 1.13.09.10.06

developed by

Kenji MATSUMORI, Hitomi OHTAKE, Ryoji YANASE and Hiroshi FUKUDA

School of Administration and Informatics, University of Shizuoka

(since 1996)

このライブラリは, 独自コンソール(上図)上の標準入出力関数と, 描画ウィンドウにOS定義図形(メタファイル)を生成する グラフィックス関数をまとめた,32bit Windows(Windows95/NT)用開発体系です. 32bit Windows用C++コンパイラ(VC++4.0,5.0,6.0など)でコンパイルできます.

C言語の入門的な知識があれば,Windows APIを全く知らなくても, 実用的なグラフィックスプログラムを簡単に作ることができます. また,Win32APIの知識が有れば, どこまでも本格的なアプリケーションに発展させることができます.

Visual BASIC的なプログラミング環境とは逆の発想で, 簡単なプログラミング環境を提供します. 特徴は, (1)グラフィックス出力は,コーディング無しで, メタファイルとしてワープロ等に張り付けることができる. (2)標準入出力に対しては, 自動的に独自のコンソールウインドウを生成する. (3)ビットマップの読み込み,ファイル圧縮,文字コード変換, (ファイル,カラー等の)標準ダイアログボックスなど が簡単な(引数の少ない)関数として提供される.

入門者はhello world

#include "stdio.h"

#include "_wmgraph.h"

main()

{

printf("Hello World\n");

return 0;

}

から始める事ができますし,Win32の知識があれば, 本格的な?アプリケーション を作ることもできます.

グラフィックス関数の仕様は, ほぼMS-DOSのMSCのグラフィックス関数に準拠しています. 以下の目次のうち,括弧内の関数はMSCに準拠しない拡張仕様の関数です.

必要なファイルは, _wmgraph.cpp(Source file)と _wmgraph.h(head file)です. これらをzip形式に圧縮した配布ファイルはresearchmapからダウンロードしてください(コンパイル済みのライブラリ・ファイル等も含む). この配布ファイルに含まれるコンパイル済みライブラリは(.lib)は, Visual Studio 8.0用です.

Visual Studio .NET~5.0対応のコンパイル済みライブラリは(.lib)は, 以前のバージョン1.12の配布ファイルをお使いください. Visual C++ 6.0対応のコンパイル済みライブラリは(.lib)は, 以前のバージョン1.11の配布ファイルをお使いください. 旧バージョンはここ

see 「メタファイルによるCグラフィックス関数の開発」経営と情報 : 静岡県立大学・経営情報学部/学報 (1997)