ansjs+classroom
(2024.2.13-2.15)
Hiroshi Fukuda
Google Classroomの小テスト機能が充実していない対策として,自習用穴埋め問題をつくるツールansjsを使って,Classroomに穴埋め型小テストを設置する方法を紹介します。
必要な環境
Google Classroom
Webサーバー(データベースやphpが使える必要はありません)
perl(Windowsであれば標準提供されているWSLをインストールすればOK)
やり方
教師:Classroomの資料に穴埋め問題を作成したWebページ(サンプル)のURL(注1)を書き,記述式のフォームを追加(注2)しておきます。
学生:穴埋め問題に回答して「課題コピー」ボタンを押し,Classroomの課題提出に貼り付けます。
教師:回答をスプレッドシートで表示します。スプレッドシートのサンプル
回答はエンコードされていてそのままでは読めませんが,デコード用バッチファイルansclip.batを実行しておいて,解答を選択・コピーすると読めるように復元されるので,右上のセルに貼り付けます。デコードされたプレッドシートのサンプル
サンプルでは貼り付け前の状態を残すために,別のシートに貼り付けていますが,実際の運用では同じシートに貼り付けます。
ここでは学生を特定するメールアドレスは収集していませんが,実際の運用ではメールアドレスも収集します。
デコード結果を貼り付けたあとで,学生が回答を提出・再提出などしても,スプレッドシートに正しく反映されます。
デコードエラーになる学生がいた場合は,その学生までと,次の学生からに分けてコピーして貼り付けます(エラーになる学生を除くということ)。
詳しい説明はこちらです
脚注
ClassroomでWebページへのリンクを張るには,クラスの資料にURLを書きます
資料の右上で[編集]-[添付]の[作成]-[フォーム]。[ラジオボタン]を[記述式]に変更する