Xperia Z3 Compact (SO-02G)

(2015.10.8-2015.10.15)

他のXperiaたちはこちら:Xperia Ray (SO-03C)Xperia SX (SO-05D), Xperia A (SO-04E)

SO-02G白ロム

Android携帯Xperia Z3 Compact(SO-02G)白ロムを4-5万円で買うことができる。これにSMS付MVNOのSIMを挿入して,モバイルネットワークのアクセスポイント名を設定すれば,快適に使える。

SIMには100円ほどでSMSをつける事ができるので,SMSを付けない場合に必要となるセルスタンバイ対策の手間と結果の不安定さを考えるとSMSはつけた方がよい。そして,以前はrootをとらないと無理だと思われていたテザリング対策も,AndroPlus氏の発見によって,非rootで可能になったので,なおさら,SMSはつけた方がよい。SMS自体も,ガラケーユーザと連絡を取るときや,Google等の個人認証にも使うことができて,便利である。

なお,MVNOの回線がドコモの場合,SIMはドコモのSIMなので,SIMロック解除(ショップで手数料3,000円)は不要。

Android 5.0.2 Lollipop (23.1.B.1.197)

Xperiaは,gmailアカウントを設定し,データ通信ができる状態までセットアップしておく。そして,[設定]-[端末情報]-[ソフトウェア更新]と[Androidのアップデート]でシステムを最新版にアップデートする。現時点でのAndroidバージョンは5.0.2 ビルド番号が23.1.B.1.197。

開発者向けオプションの復活

Android 4.2から「開発者向けオプション」が隠されたのでそれを復活する。[設定]-[端末情報]の[ビルド番号]を連続タップすると,「これでデベロッパーになりました!」と表示され「開発者向けオプション」が復活する。

テザリング対策

MVNOのSIMでテザリングできるようにする。rootをとる必要はない。以下の詳しい手順は,ここにあります。

  1. PCにSONY PC Companionをインストール。

  2. Xperiaの[設定]-[開発者向けオプション]-[USBデバッグ]をチェックする。

  3. PCとXperiaをUSBケーブルでつなぐ。ドライバがインストールされるのを待つ。

  4. adbファイルをダウンロードして解凍する。

  5. コマンドプロンプトを管理者権限で開き,解凍されたフォルダで,以下のコマンドを実行する。

adb shell

settings put global tether_dun_required 0

exit

Xperiaを再起動。

Android デバイス マネージャー

MNOのスマートフォンを使っていれば,万が一端末を失くしたりしても,MNOに連絡すれば,遠隔操作で端末のロックやデータ消去を行ってくれる。MVNOにはそのような手取り足取りのサービスは無いので,対策を考えておく必要がある。

Android の場合,端末のアプリメニューで[Google設定]にある[Android デバイスマネージャー]をONにしておけば,ホームページhttps://www.google.com/android/devicemanager から所有する端末の所在を調べ,ロックしたりデータを消去したりできるので,この対策は必ず行っておいたほうがよい。

IP電話

FusionのIP-Phone SMARTが安い(基本料金0円,固定へも携帯へも8.4円/30秒)。SIPアプリ:

CSipSimple:頻繁にアップデートされるうちにChiffonより電池を食わなくなったらしい。LTE待ち受のバッテリの減り方は2.0%/h。2013.11から使っている。自分はFusionの公式アプリSMARTalkより断然よいと思う。設定:メディア→エコーキャンセルのチェックをはずす。メディア→コーデックをFusionで使えるもの(下記)に変更。

SIPアプリ設定の参考:Fusion IP-Phone SMARTで2013.1現在利用できるコーデックは帯域の小さい方から順にSpeex(8kHz), iLBC, GSM, G711μ-law(PCMU), G.722。Speex(8kHz)はSMARTalkの選択肢にはないが,CSipSimpleでは使った方が良い(通話が途切れにくくなる)気がする。

なお,Fusion IP-Phone SMARTが着信しない(使えない)MVNOがあるようですが,IIJmioではちゃんと使えます。