equation.dotx
2017.5.16 - 2020.8.19 DownLoad from [researchmap]
Wordで独立数式(番号付き数式)を書き,相互参照の「数式」で番号を引用するためのテンプレートです。テンプレートを使わないで書く方法と,テンプレートの作り方を追記しました。
使い方
equation.zipをダウンロードしてzipファイルを開き,equation.dotxをデスクトップなどにドラッグ&ドロップする。
equation.dotx をダブルクリックする。Word上部に黄色い保護ビューが現れる場合は,[編集を有効にする]をクリックする。
文と独立した式を入力には,文末で[挿入]-[数式]の▼をクリックし,[番号付き数式]。E=mc2が挿入されるのでクリックして編集する。
数式の相互参照
文中で式番号を参照するには,[参考資料]-[相互参照]で,[参照する項目]を[数式],[相互参照の文字列]を[図表番号全体]とし,[図表番号の参照先]で数式番号を選んで[挿入]ボタンを押す。
数式番号は不要な時は削除してもよい。
数式番号を更新するには,直接入力で,Ctrl+Aを押してから[F9]。
テンプレートファイルについて
テンプレートファイル(*.dotx)は[挿入]タブの[数式]に,[番号付き数式]を用意するためのもの。ファイルを移動しなければ機能する。
テンプレートファイルがなくても,既存の番号付き数式があれば,それをコピーすることで,新しい番号付き数式をつくることはできる。
例
番号付き数式を手動で作るには
枠なしの1行x2列の表を挿入する。
2列目で,Ctrl+F9を押し,「seq 数式」と入力し,Shift+F9を押し,F9を押す。1と入る。
1の両側にカッコをつける。
テンプレートの作り方
テンプレートファイルを自作するには次のようにする:
Wordを起動して白紙の文書を開き,Wordテンプレート(*.dotx)形式で保存する。
枠なしの1行x2列の表を挿入する。
2列目で,Ctrl+F9を押し,「seq 数式」と入力し,Shift+F9を押し,F9を押す。1と入る。
1の両側にカッコをつける。
1列目に簡単な数式を入れる。
上下左右矢印のアイコンをクリックして表全体を選択する。
[数式ツール]の[デザイン]タブで[数式]をクリックして,[選択範囲を数式ギャラリーに保存]する。[名前]を「番号付き数式」とし,[保存先]はこのテンプレートファイルにする。
表を削除して[上書き保存]する。
このようにして,数式を左寄せで字下げしたり,番号を右にしたり,自分好みのテンプレートを色々と作れます。