白山人類学研究会
HAKUSAN SOCIETY OF ANTHROPOLOGY
HAKUSAN SOCIETY OF ANTHROPOLOGY
2026年度 第5回定例研究会
発表題目:道の文化遺産を担うということ
―熊野古道大辺路刈り開き隊の実践における観光・メディア・公共性―
発表者:山本恭正(国立民族学博物館・外来研究員)
◎日時・場所:2026年10月19日(月)18:15~19:30頃
◎会場:東洋大学白山キャンパス 8号館中2階 第2会議室
会場となる会議室の位置が、少しわかりにくくなっております。
はじめていらっしゃる場合は、8号館の守衛室にて場所をご確認ください。
https://www.toyo.ac.jp/nyushi/about/campus/hakusan/
◎参加登録:参加ご希望の方は以下のフォームからご登録ください。
https://forms.gle/ShscUVaitFb6qL2CA
*Zoomを使用したオンラインと対面とのハイフレックス方式にて開催いたします。
*アクセス用のリンクについては、研究会開始前までにご連絡差し上げます。
*開始の5~10分前にログインしてください。
◎要旨
本発表は、熊野参詣道大辺路およびその周辺地域における住民主体の道の保存・活用に着目し、地域住民が文化遺産の担い手になる過程と、その実践が文化遺産の公共性にもたらす変化を考察するものである。具体的には、熊野古道大辺路刈り開き隊の活動を対象として、道の整備に加え、観光やメディアを介した情報発信や広報戦略に注目する。
そのうえで、行政による文化財保護の枠組みと住民による自律的な活動との関係を検討し、文化遺産の価値が地域社会の内外でいかに共有され、再構成されていくのかを明らかにする。以上を通じて、道の文化遺産を担うという実践が、単に文化財の保護にとどまらず、その保存と活用に関わる主体や参加のあり方を変化させ、道の文化遺産における公共性を更新する可能性について論じる。
※本研究会は、人間文化研究機構海域アジア・オセアニア研究(MAPS)東洋大学拠点との共催です。