●2025年06月28日(土)
講 師:尾本 恵市 東京大学名誉教授
コメンテーター:宮治 昭 名古屋大学名誉教授
テーマ:アフガニスタンの蝶と人と大仏と
●2025年05月24日(土)
講 師:鈴木 達治郎(長崎大学客員教授、NPO法人ピースデポ代表)
テーマ:核文明の過去・現在・未来:人類は生存できるのか?
●2025年04月19 日(土)2025年度総会・記念講演
テーマ:伊東俊太郎博士「人類史五段階」テーゼと日本
●2025年03月15日(土)
講 師:中山 理 (麗澤大学前学長)
テーマ:グローカル時代における道徳思想 〜 モラロジーの現代的意義
●2025年02月01日(土)
講 師:河野 憲嗣(名古屋大学ディープテックシリアルイノベーションセンター特任教授)
テーマ:文明の装置としての事務
●2024年12月21日(土)
講 師:山脇 直司(東京大学名誉教授)
テーマ:地球システム倫理と学問・教育革命
●2024年10月05日(土)
講 師:堀尾 輝久(東京大学名誉教授)
テーマ:地球時代と平和ヘの思想
●2024年09月07日(土)
講 師:藤原 帰一(順天堂大学国際教養学研究科特任教授、東京大学名誉教授)
テーマ:戦争の時代における共存の条件〜リベラルな国際秩序とその限界
●2024年07月06日(土)
テーマ:「森里海連環学」の理念と実学の深化 ~有明海を再び ‟宝の海”に~
●2024年06月15日(土)
テーマ:世界哲学と人間の再定義
●2024年05月25日(土)ミニ・シンポジウム
講 師:板垣 雄三(東京大学名誉教授)、東郷 和彦(静岡県立大学グローバル地域センター客員教授)
テーマ:倫理の力を問う:平和は何故長続きしないのか ~ ウクライナ、ガザを見て
●2024年04月20日(土)2024年度総会・記念講演
テーマ:人類を破滅に導かないために ー <間>の存在論を示唆する
講 師:青木 三郎(筑波大学名誉教授)
テーマ:未来遺産としての言語:山をも動かすことばの力
講 師:占部 まり(内科医、宇沢国際学館代表取締役、日本メメント・モリ協会代表理事)
テーマ:社会的共通資本と考える新しい未来〜宇沢弘文の伝えたかったこと〜
講 師:後藤 敏彦(環境監査研究会代表幹事)
テーマ:企業のサステナビリティ取り組み~その本質が問われる大転換の流れ~
講 師:岩澤 知子(麗澤大学教授)
テーマ:「宗教」から読み解く日本文化の可能性
●2023年09月16日(土)
講 師:橋 柃(ウィーン比較思想・学際研究協会(KoPhil)理事長)
テーマ:比較思想の多様性―独自性と通底性のシステムへ ~自他〈間〉の媒介、相互干渉と相互変容
●2023年07月22日(土)
講 師:永野 博(国立研究開発法人科学技術振興機構特任フェロー)
テーマ:政治家と科学技術者のすき間〜どのようにして埋めていくことができるか・日本工学アカデミーの試み
●2023年06月17日(土)
講 師:宮本 雄二 (宮本アジア研究所代表、元・在中国特命全権大使)
テーマ:習近平政権の抱える文明の相克
●2023年05月20日(土)
講 師:保坂 俊司(中央大学教授・比較文明学会会長)
テーマ:仏教の空の思想と聖徳太子の「和」の思想
●2023年04月15日(土)2023年度総会・記念講演
講 師:田中 優子(法政大学名誉教授・前総長、江戸東京研究センター特任教授)
テーマ:江戸文明から見えること
●2023年3月18日(土)(ハイブリッド開催、於・麗澤大学新宿キャンパス)
講 師:坂田 雅子(ドキュメンタリー映画監督・当学会理事)
対 談:大石 吉野(写真家)
テーマ:「ドキュメンタリー映画「失われた時の中で」」
●2023年2月25日(土)(ハイブリッド開催、於・麗澤大学新宿キャンパス)
講 師:鎌田 東二(京都大学名誉教授)
テーマ:「いのちの声を聴く ~生きとし生けるもの、いづれか歌を詠まざりける~」
●2022年12月17日(土)(オンライン開催)
講 師:福岡 伸一(青山学院大学教授・ロックフェラー大学客員教授)
テーマ:「生命を捉えなおす~動的平衡の視点から~」
●2022年10月15日(土)(ハイブリッド開催、於・麗澤大学新宿キャンパス)
講 師:島薗 進(大正大学客員教授、東京大学名誉教授)
テーマ:「日本仏教の社会倫理と現代における政治と宗教〜新たな覇道政治と宗教復興勢力」
●2022年9月17日(土)(ハイブリッド開催、於・麗澤大学新宿キャンパス)
講 師:羽田 正(東京大学東京カレッジ長)
テーマ:「グローバルヒストリーと歴史叙述の立場性」
●2022年7月16日(土)(ハイブリッド開催、於・麗澤大学東京研究センター)
講 師:鈴木 寛(慶應義塾大学教授・東京大学教授)
テーマ:「AI時代の教育のあり方~人間として身につけるべき素養とは~」
●2022年6月18日(土)(オンライン開催、於・麗澤大学東京研究センター)
講 師:山脇 直司(星槎大学学長)
テーマ:「正義、人権、平和 ~その多義性と通底的価値~」
●2022年5月21日(土)(ハイブリッド開催、於・麗澤大学東京研究センター)
講 師:茂木 健一郎(脳科学者)(講演40分、対談40分、質疑応答40分)
テーマ:「脳科学から見た人の倫理、価値の起源」
●2022年4月16日(土)2022年度総会・記念講演(ハイブリッド開催、於・麗澤大学東京研究センター)
講 師:近藤 誠一(地球システム・倫理学会会長)
テーマ:「ひとは楽園に戻れるか?~地球システム・倫理学会の使命を改めて問う~ 」
●2022年3月26日(土)(ハイブリッド開催、於・麗澤大学東京研究センター)
テーマ:「アフガニスタンとウクライナから何を学ぶか」
コーディネーター:
近藤 誠一 (地球システム・倫理学会会長)
登壇者:
山本 忠通(同志社大学客員教授、元国連事務総長特別代表)
東 大作(上智大学グローバル教育センター教授)
服部 英二 (地球システム・倫理学会常任理事)
コメンテーター:
山脇 直司 (星槎大学学長)
角 茂樹 (元駐ウクライナ特命全権大使、星槎大学客員教授)
●2022年2月26日(土)(オンライン開催)
杉山 晋輔 (前・在アメリカ合衆国日本国大使、外務省顧問、早稲田大学教授)
「トランプ、バイデン政権と地球規模課題」
●2021年12月18日(土)(オンライン開催)
斎藤 幸平 (大阪市立大学大学院経済学研究科・経済学部准教授)
「脱成長経済社会は可能か?」
●2021年10月16日(土)(オンライン開催)
赤坂 憲雄 (学習院大学教授)
「漫画版『風の谷のナウシカ』を読みなおす」
●2021年9月18日(土)(オンライン開催)
橋 柃 (ウィーン比較思想・学際研究協会理事長)
「The Field of Between : <間>の場~相互干渉と相互改革の場―今世紀の論理に向けて」
●2021年7月17日(土)(オンライン開催)
五箇 公一 (国立環境研究所生物多様性領域生態リスク評価・対策研究室室長)
「新型コロナから学ぶ自然共生社会の意義と課題」
●2021年6月19日(土)(オンライン開催)
山極 壽一 (総合地球環境学研究所長、京都大学第26代総長)
「新たな地球の環境倫理を創出するために」
●2021年5月15日(土)(オンライン開催)
北山 晴一 (立教大学名誉教授・社会デザイン学会会長)
「食の問題から人類の文明の未来について考える」
●2021年4月17日(土)(オンライン開催)
伊東 俊太郎 (東京大学名誉教授、地球システム・倫理学会名誉会長)
「文明の世界的分布と日本の役割」
●2021年3月27日(土) (オンライン開催)
原田 憲一 (前比較文明学会会長、前至誠館大学学長)
「新しい地球像における人間の位置づけ」
●2021年2月20日(土) (オンライン開催)
小倉 紀蔵 (京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
「日本的文明の生命感覚」
●2020年12月19日(土) (オンライン開催)
東郷 和彦 (京都産業大学客員教授・静岡県対外関係補佐官)
「コロナ世界における日本思想の「実」と「虚」」
●2020年10月17日(土) (オンライン開催)
後藤 敏彦 (環境監査研究会代表理事)
「気候危機と人権 〜 After / Withコロナ時代の重要課題」
●2020年9月19日(土) (オンライン開催)
谷口 正次 (資源・環境ジャーナリスト)
「『転生する文明』(服部英二著)を読んで-“転生と変貌”の象徴、想像の世界を支配する論理をさぐる-」
●2020年7月18日(土) (オンライン開催)
西原 智昭 (星槎大学特任教授)
「先住民族の未来は誰が決めるのか」
●2020年2月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
鎌田 東二 (上智大学グリーフケア研究所特任教授・京都大学名誉教授)
「音霊と言霊の思想 ― 法螺貝文化とことば」
●2019年12月21日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
秋道 智彌 (山梨県立富士山世界遺産センター所長)
「A・ベルクの風土論と主体性論を考える」
●2019年10月19日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
石澤 良昭 (上智大学教授・上智大学アジア人材養成研究センター所長)
「アンコール王朝研究の座標軸-調査研究と人材養成」
●2019年9月21日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
山脇 直司 (星槎大学学長・東京大学名誉教授)
「グローカル公共哲学の概念と共生社会論 ― 場の論理・種の論理・間の倫理を超えて」
●2019年7月20日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
橋 柃 (ウィーン比較思想・学際研究協会(KoPhil)理事長)
「矛盾と向きあう現代の自然科学 ― 西田哲学『絶対矛盾的自己同一』の影響下に形成されたピッチュマン<アポリアの論理>」
●2019年6月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
湯川 れい子(作詞家・音楽評論家)× 小山 芳郎 氏(ジャーナリスト)
「幸せに生きるために〜音楽から見えてくる過去・現在・未来」
●2019年5月18日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
西岡 文彦(多摩美術大学教授)
「修業の構造:匠(たくみ)の技と叡智はいかにして継承されるのか」
●2019年4月20日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
青柳 正規 (山梨県立美術館館長、東京大学名誉教授)
「自然と人間そして自然科学」
●2019年3月16日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
柿嶋 美子 (東京大学大学院教授)
「アメリカ法研究から見えてきた日本における公/私と欧米のpublic/privateの違い」
●2019年2月16日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
久留島 浩 (国立歴史民俗博物館館長)
「歴史から何が学べるか?-江戸時代との対話-」
●2018年12月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
尾本 恵市 (東京大学名誉教授)
「人類は何処へ行くのか?」
●2018年10月20日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
亀田 達也 (東京大学大学院教授)
「モラルの起源を考える — 実験社会科学からの問い」
●2018年9月29(土) 「有明海の再生に向けた東京シンポジウム」
・日時:平成30年9月29日(土)10時30分〜17時30分
・会場:東京大学農学部フードサイエンス棟1階中島ホール(東京都文京区弥生1-1-1 東京大学弥生キャンパス内)
・主催:一般社団法人全国日本学士会/地球システム・倫理学会
・共催:有明海漁民・市民ネットワーク、NPO 法人森は海の恋人、NPO法人SPERA 森里海・時代を拓く、認定NPO 法人アースウォッチ・ジャパン
・後援:三井物産環境基金、地球・人間環境フォーラム、WWFJapan
・趣旨:
東日本大震災は、忘れかけていた自然への畏敬の念を取り戻す必要性を根源的に訴えました。一方、私たちはこの間目先の経済成長を最優先させ、生物生産性が極めて高く、生物多様性に富んだわが国周辺の海に深刻な影響を及ぼし続け、続く世代が海とともに生きる確かな未来に赤信号が点滅する事態を招いてしまいました。その象徴が、「宝の海」から「瀕死の海」に至った有明海なのです。諫早湾潮受け堤防の設置は、地球システムに大きな分断を生み出しただけでなく、自然とともに生きてきた地域社会にも深刻な亀裂を生み出しました。この困難な現状を、水循環とともに生きる農林漁業の協同の輪を広げながら、共に生きる道を生み出し得るかが、未来世代から問わています。有明海問題は、九州の一地方の問題ではなく、この国が抱えた根源的な問題であり、圧倒的多数の人々が暮らす都会の問題でもあります。地球システム倫理、環境倫理の問題でもある有明海問題の今日的意味を考え、未来志向のもとに、再生への叡智を生み出すシンポジウムを東京で開催するものです。
・主催者挨拶(10時30分〜10時40分)近藤 誠一(地球システム・倫理学会会長)
・趣旨説明(10時40分〜11時)「東京で有明海再生の道を考える」田中 克(地球システム・倫理学会理事、舞根森里海研究所所長)
・講演(11時〜16時45分)
(1)地球システム倫理としての有明海問題(11時〜12時)
・「クストーの思想に学ぶ」服部 英二(地球システム・倫理学会会長顧問)
・「自然と共生する技術とは何か:有明海の再生に向けて」鬼頭 秀一(地球システム・倫理学会副会長、星磋大学共生科学部教授)
(2)有明海の環境と生き物の多様性(13時〜14時)
・「有明海異変と環境変化?諫早湾潮受け堤防設置との関連」堤 裕昭(熊本県立大学環境共生学部教授)
・「稚魚研究から見た有明海の異変と未来」木下 泉(高知大学海洋生物教育研究センター教授)
(3)有明海で漁業と農業に生きる(14時〜15時)
・「有明海を“宝の海”に戻したい」 平方 宣清(佐賀県多良町漁師)
・「干拓地で農業に生きる」松尾 公春(農業生産法人(株)マツオファーム代表)
(4)有明海再生へ向けての展望(15時15分〜16時45分)
・「韓国順天湾干潟の再生・保全から有明海再生を展望する」木庭 慎治(福岡県立伝習館高校教諭)・松浦 弘(熊本県立岱志高校教諭)
・「ラムサール条約と森里川海プロジェクトから有明海再生を展望する」鳥居 敏男(環境省「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトチーム・副チーム長)
・「森は海の恋人から有明海再生を展望する」畠山 重篤(NPO法人森は海の恋人理事長)
●2018年9月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
後藤 敏彦 先生(サステナビリティ日本フォーラム代表理事)
「SDGs、パリ協定、ESG投融資 〜 激変する世界の中で日本企業はいかに対処すべきか」
●2018年7月21日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
上野 景(元駐バチカン大使・文明論考家)
「人間中心主義の西欧、自然中心主義の日本」
●2018年6月16日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
千坂 げん峰 (久保川イーハトーブ自然再生研究所所長)対論・小山 芳郎 氏(ジャーナリスト)
シリーズ「『3・11』から7年」②「自然と人間を考える」: 「樹木葬とイーハトーブの自然再生活動」
●2018年5月19日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
金子 成彦 (東京大学教授) 対論・小山 芳郎 氏(ジャーナリスト)
シリーズ「『3・11』から7年」①「機械と人間を考える」
●2018年4月21日(土)2018年度総会記念講演 於・麗澤大学東京研究センター
青木 保 (国立新美術館長)
「アジアに文化の新時代 -文化交流と文化競合」
●2018年3月17日(土)シンポジウム 「共生主義宣言と近未来の地球倫理」
会場:日仏会館1階ホール
主催:地球システム・倫理学会、日仏会館・フランス国立日本研究所
協力:Association des convivialistes、PEKEA、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
趣旨:1970年代以降、OECD諸国は「ポスト経済成長」時代に入ったように見える。だが、このポスト成長期は、21世紀に入り、アメリカ発の金融・経済危機(リーマン・ショック)、それに続く欧州債務危機など、絶えざる危機を伴っている。各国政府とも、赤字財政を膨らませ、その日暮らし状態で、新たな危機が危惧される。こうした時代に、従来の正統派の経済学に代わり、フランスでは、脱成長論や社会的・連帯経済等の新しい経済学・社会政策が勃興した。社会科学の革新をはかるこれらの学問を踏まえて、2013年には個人主義的、合理主義的、経済主義的現代文明を見直し、新しい文明の倫理的・科学的な基礎を置こうとする共生主義宣言が、経済学者、哲学者、社会学者、実務家等の賛同を集めてうち出された。本シンポジウムは、本宣言の主唱者の一人、マルク・アンベール教授(前日仏会館・フランス国立日本研究所長)を迎えて、『共生主義宣言』の日本語版(2017年、コモンズ)に関わった共生論研究者、また、地球倫理の普及に関心を持つ文明学者たちとの問題関心を突き合わせ、日仏両国での共生主義の発展を考えようとする。
挨拶:
・坂井 セシル(日仏会館・フランス国立日本研究所所長)
・ダヴィド=アントワーヌ・マリナス(駐日フランス大使館文化部、アンスティチュ・フランセ日本代表)
・近藤 誠一(地球システム・倫理学会 会長)
司会:
・服部 英二(地球システム・倫理学会 会長顧問)
シンポジスト:
・西川 潤(早稲田大学名誉教授)「共生主義宣言の意義:ポスト成長時代のグローバル倫理の提起」
・マルク・アンベール(レンヌ第1大学教授)「共生主義宣言:現在と将来」
・團 紀彦(建築家/共生ラボ代表)「都市空間の中の共生モデル」
・古沢 広祐(国学院大学教授、「環境・持続社会」研究センター代表理事)「共生社会を実現する条件?文明パラダイム転換のために」
コメンテーター:
・西谷 修(立教大学)「フランス近代思想と共生主義」
●2018年2月17日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
堀江 正彦 (IUCN国際自然保護連合理事)
「岐路にある地球と人類を考える」
●2017年12月16日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
広中 和歌子 (地球環境行動会議事務局長、元・環境庁長官)
「今なぜ地球憲章か」
●2017年10月21日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
藤原 帰一 (東京大学大学院教授)
「自由世界と国民国家」
●2017年9月16日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
橋 柃 先生(ウィーン大学哲学部専任教授、ウィーン比較思想協会会長)
「何処へ行く―21世紀の哲学(Quo vadis, philosophia?) 20世紀ウィーンの人文哲学の系譜から 〜ロベルト・ライニンガー<原体験>の哲学とエーリヒ・ハインテル<実在する超越>の思想〜」
●2017年7月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
矢野 安剛 先生(早稲田大学名誉教授)
「Quo vadis, Lingua Brittanica? 英語はどこへ行くのか? 国際共通語となった英語の今後」
●2017年6月17日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
村上 陽一(東京大学名誉教授)
「生・老・死〜現代医療と死」
●2017年5月20日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
荒木 勝(岡山大学名誉教授(元理事・副学長)、吉林大学客員教授)
「国家、文明、自然―アリストテレス政治哲学を踏まえて」
●2017年4月15日(土)2017年度総会記念講演 於・麗澤大学東京研究センター
松井 孝典 (千葉工業大学・惑星探査研究センター所長)
「文明は〈見えない世界〉がつくる」
●2017年3月18日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
荒木 稔恵 (著述家)
「仏教は二度日本に伝わった〜古代漢訳教典と近代西洋文献学による教典と〜」
●2017年2月18日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
佐々木 瑞枝 (日本語学者)および日本語学研究者グループの皆様
「日本の物語〜その歴史と物語の意図するもの」
●2016年12月17日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
月尾 嘉男(東京大学名誉教授)
「先住民族の叡智」
●2016年10月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
坂田 雅子(映画監督)
「わたしの、終わらない旅」
●2016年9月24日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
立木 教夫 (麗澤大学特任教授)
「環境に起因するエピジェネティクな変化と遺伝」
●2016年7月16日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
阪口 竜也(フロムファーイースト株式会社代表取締役)
「森の叡智プロジェクト」
●2016年6月18日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
花岡 永子 (大阪府立大学名誉教授)
「『絶対無の哲学』とその発展・未来〜西田・田辺・西谷・A.N. ホワイトヘッドの哲学から〜」
●2016年5月21日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
後藤 敏彦 (環境監査研究会代表幹事)
「激変する企業の社会経済環境 〜文明軸の転換?〜」
●2016年4月16日(土)2016年度総会記念講演 於・麗澤大学東京研究センター
服部 英二 (地球システム・倫理学会第二代会長)
「とこわかの思想 ―地球倫理の確立に向けて―」
●2016年3月26日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
鬼頭 宏 (静岡県立大学学長)
「世界人口はどこにむかうのか?〜21世紀文明の構築に向けて〜」
●2016年2月20日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
永池 榮吉(公益財団法人スコーレ家庭教育振興協会会長)
「共感力豊かな家庭の時代へ 〜戦後の総決算と未来への提言〜」
●2015年12月19日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
赤坂 憲雄(学習院大学教授)
「潟化する世界より」
●2015年10月17日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
シンポジウム「大学における人文社会系の学問の役割 〜地球システム倫理学の構築に向けて〜」
コーディネーター:
鬼頭 秀一 (星槎大学教授)
パネリスト:
青木 三郎 (筑波大学教授)
山脇 直司 (星槎大学教授、東京大学名誉教授)
島薗 進 (上智大学教授、東京大学名誉教授)
鈴木 寛(東京大学教授、慶應義塾大学教授、文部科学大臣補佐官)
コメンテーター:
服部 英二 (地球システム・倫理学会会長)
●2015年9月19日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
犬飼 孝夫(麗澤大学教授)
「幸福論研究〜科学的研究の成果から〜」
●2015年7月25日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
橋 柃 (ウィーン大学哲学部専任教授、ウィーン比較思想協会会長)
「グローバル世界における道元『正法眼蔵』―その自然観と倫理構造」
●2015年6月20日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
谷口 正次 (京都大学大学院経済学研究科特任教授、資源・環境ジャーナリスト)
「倫理なき成長マニアが支配する経済から自然資本経済に向けてパラダイムシフトを」
●2015年5月23日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
高橋 誠一郎 (文学者)
「黒澤明監督の倫理観と自然観―映画《生きものの記録》から映画《夢》へ」
●2015年4月25日(土)2015年度総会記念講演 於・麗澤大学東京研究センター
松浦 晃一郎 (第8代ユネスコ事務局長)
「地球は第六の生命大量絶滅時代に向かっているか」
●2014年9月20日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
赤阪 清隆 (元・広報担当国際連合事務次長、 公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長)
「持続可能な開発目標は地球を救うか?」
●2014年7月19日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
広井 良典 (千葉大学教授)
「地球倫理の可能性-人口減少社会・ポスト資本主義を視野に」
●2014年6月21日(水) 於・麗澤大学東京研究センター
小倉 紀蔵 (京都大学教授)
「孔子の生命論」
●2014年5月24日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
村田 光平 (元・駐スイス大使)
「国際社会の信頼を回復するために」
●2014年4月26日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
吉村 作治 (早稲田大学名誉教授)
「エジプト太陽の船発掘プロジェクト」
●2014年3月26日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
明石 康 (国際文化会館理事長)
「世界の中の日本:いま何をすべきか」
●2014年2月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
堀尾 輝久(東京大学名誉教授・総合人間学会副会長)
「地球時代とはなにか-地球倫理と未来世代の権利の視点から-」
●2013年12月21日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
所 功(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所道徳科学研究センター教授)
「出雲大社と伊勢神宮の成立プロセスと遷宮システム」
●2013年9月28日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
立木 教夫 (麗澤大学教授・麗大比較文明研究センター長)
「認知神経科学と進化生物学の出会いが拓く道徳の科学的研究」
●2013年7月27日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
パネルディスカッション「緑の防潮堤をめぐって」
司会:安田 喜憲 (東北大学大学院教授)
パネリスト:
日置 道隆 (宮城県仙台市輪王寺住職)
田中 克 (京都大学名誉教授)
五道 仁実 (国土交通省水管理・国土保全局海洋室長)
●2013年6月29日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
矢崎 勝彦 (株式会社フェリシモ名誉会長・有限会社樹福取締役・京都フォーラム事務局長)
「公共する経営考-内発的公共性(自然感覚)発達体験集積人の自覚と実践-」
●2013年5月25日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
セルジュ・ラトゥーシュ (パリ南・第11大学名誉教授)
「〈脱成長〉は世界を変えられるか?」
●2013年4月27日(土)2013年度総会記念講演 於・麗澤大学東京研究センター
近藤 誠一 (文化庁長官)
「日本文化と人類の未来」
●2013年3月30日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
大石 芳野 (フォトジャーナリスト)
「土と生きる〜福島・チェルノブイリ」
●2013年2月23日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
湊 晶子(前東京女子大学学長・ワールド・ビジョン国際理事)
「グローバル時代を生かす〜「公共の精神」と「リベラルアーツ教育」」
●2012年12月15日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
村田 光平 (元駐スイス大使)
「脱原発を世界に訴えるー福島事故の教訓」
●2012年10月27日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
佐々木 瑞枝 (武蔵野大学大学院教授)
「源氏物語を再考する」
●2012年7月21日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
水野 誠一 (株式会社IMA代表取締役)
「文化力の再生・・文明の暴走と破綻を文化は予見していた」
●2012年6月23日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
鈴木 寛 (社会創発家・参議院議員)
「卒近代と『いのちの文明』」
●2012年5月26日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
泉 三郎 (NPO法人米欧亜回覧の会理事長)
「岩倉使節団が西洋文明に見、見られた美と倫理」
●2012年5月24日(木)シンポジウム「nature café」 於・英国大使館
テーマ:現代文明の危機と人類の未来 ―「力の文明」から「いのちの文明」へ
来賓挨拶:近藤 誠一(文化庁長官)
モデレーター:服部 英二(地球システム・倫理学会会長)
パネリスト:
松井 孝典(千葉工業大学惑星探査研究センター所長)
安田 喜憲(国際日本文化研究センター教授)
飯田 哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
武藤 佳恭(慶應義塾大学環境情報学部教授)
川勝 平太(静岡県知事)
コメンテーター: 伊東 俊太郎(東京大学名誉教授、地球システム・倫理学会名誉会長)
趣旨:
未曾有の大災害である3.11の東日本大震災と福島原発事故を経験した今日、私たちは、近代以降の、特に第二次大戦後のライフスタイルを見直し、これまで「是」としてきた価値観の改革に早急に取り組まなければならない。われわれが直面する現代文明の危機は、人口問題、エネルギー・資源問題、環境破壊、倫理観の荒廃を包含する複合危機であり、その根源的な原因は、現代文明の象徴とも云うべき科学技術の発展と市場原理主義、並びにその競争原理に基づいた「力の文明」のグローバリゼーションにあると考えられる。
17世紀の科学革命以来、自らがそこに生きる自然を主観から切り離し、統御し征服すべき「対象」とした人間理性は、すべてを分析し計量化するとともに、人間の感性、霊性を理性の下位におくことによって、本来の人間像まで大きく歪めてしまった。この理性偏重の価値観に、現代文明の危機の本質をみるのである。そもそも人間には、自己の幸福を追究するのと同様、他者と分かち合い、思いやりによって他者の喜びをわがものとするエンパシーが備わっており、私たちはそれを取り戻すことから始めなければならない。
アジア特に東アジアや日本には、人もまた大自然の一部という思想があり、自然と調和しながら共に生きることを本来の生き方としてきた。自らを自然の一部とする「慎ましさ」「謙虚さ」をもつ考え方である。その思想こそが現代文明のアンバランスを是正する鍵になるものと思われる。
以上のような問題意識のもと、シンポジウム「nature café」は、世界に最先端科学の成果を発表し続けているnature誌 と、3.11震災直後、「地球倫理」の必要性を説いた「緊急声明」を9カ国語で発信し、多くの反響を呼んだ「地球システム・倫理学会」が協力し、これまで文明と信じられてきたものの自然観、世界観を見直し、「力の文明」から「いのちの文明」へと、人類の未来ためのパラダイム・シフトを提示するであろう。
●2012年4月28日(土) 於・麗澤大学東京研究センター
後藤 敏彦 (地球システム・倫理学会 常任理事)
「CSRと人権・倫理―ISO26000、OECDガイドライン等を中心に―」
●2012年3月30日(金) 於・麗澤大学東京研究センター
木村 護郎クリストフ (上智大学外国語学部准教授)
「キリスト教と原発 ―ドイツの事例から―」
●2012年2月25日 於・麗澤大学東京研究センター
島薗 進 (東京大学大学院教授)
「放射線被曝に関わる科学者の責任」
●2012年1月28日 於・麗澤大学東京研究センター
安田 喜憲 (国際日本文化研究センター教授)
「生命文明の時代を構築する」
●2011年12月10日 於・東京大学本郷キャンパス法文一号館113番教室
山脇 直司 (東京大学大学院教授)
「3.11の衝撃と公共哲学」
●2011年10月31日 於・麗澤大学東京研究センター
板垣 雄三 (東京大学名誉教授)
「新・市民革命と原発事故」
●2011年7月29日 於・麗澤大学東京研究センター
中村 桂子 (IT生命誌研究館館長)
「いのちとは何か」
●2011年6月11日 於・麗澤大学東京研究センター
丸井 浩 (東京大学大学院教授)
「インド的思惟の特質」
●2011年4月29日 於・麗澤大学東京研究センター
鬼頭 秀一 (東京大学大学院教授)
「リオ以後の環境倫理の課題──3.11を捉える視座」
●2011年3月28日 於・麗澤大学東京研究センター
中川 十郎 先生(日本ビジネスインテリジェンス学会会長)
「ビジネスインテリジェンスと倫理」
村田 光平(東海学園大学教授)
●2010年12月21日(火)於・麗澤大学東京研究センター
犬飼 孝夫 (麗澤大学教授)
「「水の世紀」の諸課題」
●2010年10月16日(土)於・麗澤大学東京研究センター
岩澤 知子 (麗澤大学准教授)
「異文化理解の困難と可能性―『菊と刀』と『アメリカの鏡・日本』の比較分析を通して」
●2009年12月6日(日)於・麗澤大学東京研究センター
後藤 敏彦 (地球システム・倫理学会理事)
「気候変動問題〜世界の動向及び日本企業の取り組み例〜」
●2009年2月21日(土)於・駒澤大学坐禅堂
池上 光洋 (駒澤大学教授)
吉田 収 (東洋大学教授)「禅と地球システム・倫理生活」
●2008年12月7日(日) 於・東洋大学白山キャンパス
シンポジウム「地球システム・倫理問題の解決」
海野 和三郎 (東京自由大学長、東京大学名誉教授)
鎌田 東二 (東京自由大学理事長、京都大学教授)
増田 耕一 (海洋研究開発機構地球環境フロンテイア研究センター水循環プログラム・サブリーダー)「地球温暖化と地球環境倫理をめぐって」
一丸 節夫 (東京大学名誉教授)「環境問題と真善美」
●2007年5月20日(日) 於・東洋大学白山キャンパス
シンポジウム「地球平和システムの構築に向けて」
伊東 俊太郎 (東京大学名誉教授)「戦争ができなくなるシステムをつくろう」
吉田 収 (東洋大学教授)「戦争廃止システムの構築」
平田 俊博 (山形大学教授)「共生の地球平和システムの構想」
【学術大会開催記録】
●第20回学術大会「人と地球の危機的状況を脱するために―進化と文明の来し方と行く末を考える」
2024年11月20日(水)(総合地球環境学研究所と共催)
於・総合地球環境学研究所
基調講演:山極 壽一(総合地球環境学研究所 所長) 「人類の進化と文明のミスマッチ」
●第19回学術大会「多様性を問う 〜 人文・自然・社会の視点から」
2023年11月11日(土)(東洋大学福祉社会開発研究センターと共催)
於・東洋大学白山キャンパス
基調講演:福川 伸次(学校法人東洋大学総長)「多様性と知の創造 〜 人文、自然、社会の価値実現の視点から」
2022年11月5日(土)(慶應義塾大学鈴木寛研究室と共催)
於・慶應義塾大学三田キャンパス
基調講演:長谷山 彰(前慶應義塾長、慶應義塾大学名誉教授)「テクノロジーと人類は調和できるか 〜コロナ禍の大学が経験したこと〜」
●第17回学術大会「3.11に何を学ぶか 〜 将来のレジリエント社会の構築に向けて」
2021年11月6日(土)(東北大学災害科学国際研究所と共催)
於・東北大学青葉山新キャンパス・災害科学国際研究所
基調講演:平川 新(宮城学院女子大学前学長)「災害と文明」
【第17回学術大会を開催するに当たり公益財団法人東芝国際交流財団より助成金を頂きました】
●第16回学術大会「地球システムとパンデミック:人類はそこに何を読み取るべきか」
2020年11月14日(土)・15日(日)(筑波大学と共催)オンライン(Zoom)で開催
基調講演:ヒリヒア・ヴァントランド(国際大学協会事務総長)「未来社会へのCovid-19の影響:高等教育からの考察」
●第15回学術大会「世界の行方を問う ― 岐路に立つ国際秩序と地球環境」
2019年11月24日(日)(東京大学未来ビジョン研究センターと共催)
於・東京大学本郷キャンパス伊藤国際学術研究センター
基調講演:小宮山 宏(第28代東京大学総長)「希望はある:プラチナ社会へのイノベーション」
【第15回学術大会を開催するに当たり公益財団法人東芝国際交流財団より助成金を頂きました】
●第14回学術大会「地球倫理―ローカル・グローバル・ユニバーサル」
2018年11月26日(月)(京都大学こころの未来研究センターと共催)
於・京都大学稲盛財団記念館
基調講演:山極 壽一(京都大学総長)「人間と地球の未来:霊長類学の視点から」
●第13回学術大会「総合的(インテグラル)なエコロジーに向けて〜科学技術知(scientia)から統合智(sapientia)へ」
2017年11月11日(土)(上智大学と共催)
於・上智大学
Opening Remark:ジョセフ・チェノットゥ大司教(駐日ローマ教皇庁特命全権大使)
●第12回学術大会「A World of Sustainability〜とこわかの思想」
2016年11月12日(土)(麗澤大学比較文明文化研究センターと共催)
於・麗澤大学
基調講演:中西 進(高志の国文学館館長)「 日本人と「無」」
●第11回学術大会「道〜ともに道をひらく」
2015年11月2日(月)・3日(火)(一般財団法人京都フォーラムと共催)
於・大阪国際会議場
基調講演:松長 有慶(元高野山大学学長)「大欲清浄 大乗世界の道を生きる」
●第10回学術大会「いのち〜生成と循環」
2014年11月15日(日)
於・東海大学代々木キャンパス
基調講演:黒柳 徹子(女優・国際連合児童基金親善大使)「私が会った世界のこどもたち」
●第9回学術大会「地球倫理と未来文明創成」
2013年11月16日(土)(筑波大学と共催)
於・つくば国際会議場
基調講演:モハメド・ハシヌ=ファンタール(チュニス大学名誉教授)「地中海文明における女性」
●第8回学術大会「地球的危機と平安文明の創造」
2012年11月16日(金)・17日(土)・18日(日)(比較文明学会と共催)
於・京都大学稲盛財団記念館
基調講演:山折 哲雄(国際日本文化研究センター元所長)「日本語のいのち」
●第7回学術大会「新しい地球倫理を求めて―覇権主義の終焉」
2011年6月25日(土)
於・麗澤大学
●第6回学術大会「新しい文明の創成と地球倫理」
2010年6月26日(土)
於・お茶の水女子大学
基調講演:伊東俊太郎(東京大学名誉教授)「地球文明システムの展望と倫理」
●第5回学術大会「地球生命を共に生きる叡智と倫理」
2009年6月27日(土)
於・大正大学
●第4回学術大会(シンポジウム「地球生命システムを生きる:自立と共生のライフスタイル」)
2008年7月19日(土)
文京学院大学(本郷キャンパス)
●第3回学術大会(シンポジウム「東北文化とグローカリズム」)
2007年10月27日(土)・28日(日)
於・山形大学(小石川キャンパス)
●第2回学術大会 (シンポジウム「地球システムと地球倫理」)
2006年12 月3 日(日)
於・東洋大学(白山キャンパス)
●第1回学術大会(講演4つ、フォーラム3つ開催)
2006年2月20 日(月)・21 日(火)
於・麗澤大学(千葉県柏市)
第37回:9月18日(木曜日)14時00分~15時00分
・テーマ: 「戦争と平和の問題を若い方と考える・核のタブー化と戦争のタブー化」
・報告者:堀尾 輝久(東京大学名誉教授)
・プロフィール:堀尾 輝久(ほりお・てるひさ)東京大学名誉教授 日本教育学会、教育法学会、総合人間学会会長歴任、元日本学術会議会員、トウールーズ大学名誉博士、子どもの権利条約市民・NGOの会代表、9条地球憲章の会代表。9条地球憲章の会編著『地球平和憲章:日本初モデル案』花伝社、2021年。堀尾輝久『地球時代と平和への思想』本の泉社、2022年。堀尾輝久『平和へのねがいと音楽のちから』私家本、2025年。トッド・パール著、堀尾輝久訳『ピースブック』童心社、2007年。
・要 旨:1)ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザでのジェノサイド、イスラエル・アメリカのイラン核施設の爆撃、台湾の危機は日本の危機? 2)地球時代と平和への希求;国連、UNESCO,ストックフォルム・アピール、ラッセル・アインシュタイン声明 原水禁運動、核不拡散条約から核兵器禁止条約へ icanにつづいて被団協ノーベル平和賞 3)被爆80年 広島・長崎 体験と経験 人類の被爆〔ノエール・ベーカー)No more hibakusya no more war! 4)核のタブー化(フリードネス委員長)と戦争のタブー〔憲法9条) 5)わたしたちの課題:核の非人道性 戦争に正義・不正義なし。戦争は違法(outlawry of war) 日本国憲法の歴史性と地球時代の視点からの先駆性〔幣原喜重郎)核兵器禁止条約への参加と前文・9条を守り根付かせる運動を!
第36回:2025年08月23日(土)15:00~16:15
・テーマ: 「人類史の五大革命説の再考と日本文化の継承に関する一考察」
・報告者:竹中 信介(地球システム・倫理学会若手部会長)
・プロフィール:(公財)モラロジー道徳教育財団道徳科学研究所研究員、麗澤大学非常勤講師、地球システム・倫理学会理事、同学会事務局次長・若手部会長、博士(文学)。
・要 旨:本報告では、まず比較文明学、地球システム・倫理学の発展に多大な影響を与えた伊東俊太郎(1930-2023)の「人類史の五大革命説」について再考する。その議論を踏まえて、特に日本文化の継承に関して二、三の事例を挙げながら、報告者の見解を述べることにしたい。
第35回:2025年07月22日(火)15:00~16:00
・テーマ: 「馬と自然をコーチとする鞍馬塾はどんな塾でしょうか?」
・報告者:オリヤンハイ ムルン(シャーマン・内モンゴル出身)
・プロフィール:2010年来日、2018年中央大学経済学部卒業、2020年千葉大学院人文公共学府卒業、同年株式会社YEEYに入社、現在YEEYが運営している百名馬場の責任者、ホースセッションコーチ
・要旨:内モンゴルで馬がいる生活の中で育った私は、沖縄という聖地で馬と再会する。この再会で私は人生初の静けさを体験し、本格的な学びの扉を開く。馬と自然から学ぶうちに内側から愛が湧き出るようになり、この愛の流れで更に自分を1ミリも残さず地球や宇宙に捧げたいと決意する。これからは、身体に流れる郷土愛とコミュニティ感覚も活かし、鞍馬塾を通じて新しいライフスタイルや社会の構築に挑戦して行く。本テーマでは、鞍馬塾の活動を紹介しながら、人が健康的で、創造的で、且つこの状態を継続していける為に、自然と地球がどのような影響を与えるかを話す。
第34回:2025年06月27日(金)14:00〜15:00
・テーマ:知の公共世界:『日本政治学出版の舞台裏ー編集者竹中英俊の闘い』を刊行して
・報告者:竹中 英俊 (元東京大学出版会理事兼編集局長・現北海道大学出版会相談役)
【プロフィール】竹中 英俊(たけなか ひでとし)1952年宮城県大崎市生まれ。1975年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1974年に財団法人東京大学出版会に就職。委託製作部門を経て、1980年に編集局編集部に異動、1992年に編集部長、1998年に編集局次長、2000年に編集局長、2005年に常務理事・編集局長、2012年3月退任、同会常任顧問(2015年3月まで)。2015 年4月より竹中編集企画室を主宰(今日まで)、2017年5月より北海道大学出版会相談役(今日まで)。この間、「横断媒介」をキー概念として、人と人とを結ぶ出版の基点に立った編集企画を目指した。「無名者」として「信・人→輯・網→書・幸」を願いつつ、活動を続けたいと思っている。
【要旨】本年(2025年)4月に花伝社より共編で『日本政治学出版の舞台裏ーー編集者竹中英俊の闘い』を刊行した。これは、竹中の半世紀を超える大学出版・学術出版についての聞き取りと鼎談を中心にまとめたものである。そこでは、編集とは何か、出版とは何か、が問われた。その議論の中で「出版の公共性」そして「知の公共世界」が語られた。「知の公共世界」とは何か。そのことを皆様と共に考えたい。
第33回:2025年05月28日(水)16:00〜17:00
・テーマ:人質司法と司法倫理:冤罪をキチンと憎むことのできる社会を目指して
・報告者:柿嶋 美子(東京大学名誉教授)
【プロフィール】東京大学法学部卒業、ハーヴァード・ロー・スクールLL.M. 1983〜2019年、東京大学法学部助教授・教授。2019〜2022年、運輸安全委員会委員。現在、東京大学名誉教授。
【要旨】無実の人を犯人に仕立て上げ、その人の社会的地位、名誉、自由を奪い、場合によっては命まで奪ってしまう冤罪は、これを憎んでも憎みきれない社会的不正義である。国際比較をした場合、日本の刑事司法のあり方はかなりの特異性があり、その一つが自白偏重主義である。被疑者・被告人が否認・黙秘をしている限り、長期間勾留し続ける、すなわち被疑者・被告人の身柄を「人質」にとって自白を迫るという、近年「人質司法」の名で呼ばれるようになった日本刑事司法のあり方は冤罪事件の温床となっている。これについて理解するとともにご一緒に考えていただけたら幸いである。
第32回:2025年04月24日(木)14:00〜15:00
・テーマ:家族の歴史と心理学
:報告者:小川 敬 (一般社団法人家系研究所理事)
【プロフィール】小川 敬(おがわ・たかし)1970 年生まれ家系譜の制作会社に勤務しファミリーアイデンティティ の構築を目指して家族史(ファミリーヒストリー)の制作と家族と家族問題の研究をしている。 近世、中世の郷土史研究、日本の精神性と民俗文化の研究徳風会祭祀研究所にて日本文化と祭祀の研究などと共にこれまで30 年間に亘り家族と向き合いながら現実に即した家族問題の解決の為に向けて家族療法家マレーボウエンの文献をはじめその他、様々な研究を取り入れ一般社団法人家系研究所の理事として 全国で講演・家族カウンセリング活動を展開自らの研究に確信を得て更に各地各宗派の住職、神主、心理 カウンセラーとコラボしてコミュニティの場を作り、地域活動として終活、家族問題の学習会を展開して います。家族(親族)単位で行う家族史報告会(会議)と定期で行う家族単位の勉強会は活動の主軸となっています。
【要旨】:親から子へと脈々と受け継がれた家族の歴史は さまざまなドラマを生み出しながら 今日の私につながりました。 家族を媒介として受け継がれたこの命のバトンは 過去のすべてでありまた今の私のありのままの姿となっています。 同時に今の私は未来を生み出す希望にもなっているという点から この命はもはや自分だけのものではなかったという事を 家系図は教えてくれます。 この度の講演会では『家系学』という分野で 家系図が織りなすバトンの仕組みと 目の前の家族との出会いの尊さについて 考える講座にできればと思っております。 家族の歴史を学びにして未来を創造して行く講座を提供いたします。
第31回:2025年03月18日(火)14:00〜15:00
・テーマ:古代インド医学の持続と発展:「アーユルヴェーダ」とは?
・報告者:星宮 康子 (東洋大学大学院文学研究科インド哲学仏教学専攻博士後期課程)
【プロフィール】星宮 康子(ほしみや・やすこ)現在、東洋大学大学院文学研究科インド哲学仏教学専攻博士後期課程。専門はインド哲学・インド医学。特に『チャラカ・サンヒター』における医療論理構造の解明を中心に研究を進めている。また現在に至るまで、赤十字看護専門学校卒業後、総合病院にて外来、検査部門を中心に勤務。その後、専門病院の画像診断部門、内視鏡部門にて診断・検査に携わる。
【要旨】:古代インド医学は、インド亜大陸で長い歴史を持ち、現代まで継承されてきた医学体系であり、現在の補完代替医療(CAM: Complementary and Alternative Medicine)としても注目されています。その特徴は、医学が新たな知識や経験に基づいて進化する中で、古代インドの伝統医学が新しい情報を取り入れつつも、伝統的な知識を守り続けてきた点にあります。新しい知識によって過去のものを否定するのではなく、改訂を通じて持続する性質を持っているのです。インドの古典医学書『チャラカ・サンヒター』を中心に、インド伝統医学がどのように発展し、現代まで受け継がれてきたのか、その独自の特徴を解説するとともに、「アーユルヴェーダ」とは何か、テキストが語るその定義についてお話しできたらと考えています。
第30回:2025年02月22日(土)16:00〜17:00
・テーマ:伊東俊太郎先生回顧会最終回・統括の会
・報告者:竹中 信介(地球システム・倫理学会事務局次長) ほか数名
・要 旨:伊東俊太郎先生との「対話禄」を紹介するとともに、関わり深い方々にコメントして頂く予定。参加者と共に伊東先生の志と学問を確認する場にしたい。
第29回:2025年01月23日(木)14:00〜15:00
・テーマ:心身の健康を第一に、個性が活かせる終の棲家「シェアケアハウス」の建設に向けて
・報告者:三竹 眞知子(開公舎代表)
・要 旨:小学生の頃から「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という宮沢賢治の思いを自分事として生きてきました。学生時代からのボランティア活動歴55年は、「共生」のまちづくりに貢献してきたといえましょう。「一円観」に到達した二宮尊徳の研究を通して、数年前からビジネスにも目を向けるようになった経緯をお伝えし、最終目標として、故郷でのシェアケアハウス建設への展望を述べます。
・略 歴: 放送大学大学院修士課程・国連大学グローバルセミナー修了。東京大学大学院博士課程研究生。東京大学上廣死生学・応用倫理講座修了。1968年、日本ユースホステル協会、国際児童文庫協会ハンプティ・ダンプティ文庫代表、横浜市緑国際交流ラウンジ設立運営委員など国際交流活動に従事。障害者・高齢者支援、子育て支援、音楽療法などの福祉分野で、横浜市青葉区社会福祉功労者表彰。青葉バリアフリーサポート21設立代表、日本フィランソロピー協会非常勤(福祉施設製品のインターネットショップ店長)、公益社団法人 長寿社会文化協会 (WAC)コーディネーター、東京都福祉サービス第三者評価者。大田区地域保健福祉計画推進会議委。NPO法人「人間の安全保障フォーラム」理事、青葉ふれあいの会代表として、コンサート・シンポジウム企画・運営など文化活動。横浜市市民活動支援センター設立運営委員、横浜市民推奨協議会監事、など市民活動全般にかかわる活動に従事。シンガポール共和国では、ASSISIホーム&ホスピス デイケアセンター・ボランティアグループ設立代表(大統領社会事業賞。Patient Action Award受賞)、重度心身障害者施設「チェシャーホーム」;コーディネーター(シンガポール国社会福祉協議会表彰)。現在は、ふるさと意識を醸成し、より良き社会を目指すために、茨城県笠間市にて、活動中。心身の健康を目的とした潜在意識コーチング®、波動治療器など健康グッズ代理店、青葉バリアフリーサポート21顧問、一般社団法人結婚学会理事、東京都大田区民活動コーディネーター。イトオテルミー温熱刺激療法療術師、フォトン・セラピスト。著書:如月眞智著『二宮尊徳の一円観: 自分を活かす生き方の教え』アマゾンkindle版。
第28回:2024年12月14日(土)16:00〜17:00
・テーマ:伊東俊太郎先生回顧会③
・報告者:服部 英二(地球システム・倫理学会常任理事)
・要 旨:統合知の巨人、伊東俊太郎先生に何を学び、何を語り合ったか?不思議な探求の道の一致。麗澤大学、道科研での出会いとその思い出を語る。
・略 歴:1934年生まれ。京都大学大学院、ソルボンヌ大学の両博士課程を経て、パリ・ユネスコ本部にて要職を歴任、「文明間の対話」「通底の価値」「包中律」等の新理念を科学と文化の対話の国際知的フォーラムから発信した。帰国後、麗澤大学比較文明研究センターにて伊東俊太郎教授と出会い、そこから「統合知」を目指す学の方向が生まれた。ユネスコ事務局長官房特別参与、国際比較文明学会副会長、地球システム・倫理学会会長を経て、現在は同学会常任理事・会長顧問。著書に『文明の交差路で考える』(講談社現代新書)、『文明は虹の大河』(麗澤大学出版会)、『転生する文明』(藤原書店)、『地球倫理への旅路』(北海道大学出版会)等多数。
第27回:2024年11月26日(火)14:00〜15:00【YouTubeはこちら】
・テーマ:「令和の良き子育てとは?」~ママとパパもTikTokもYouTubeも仲良くしよう!
・報告者:大友 領平(株式会社ChillDog 代表)
・要 旨:登壇者の経験を踏まえ、現在の事業をするまでに至った経緯から、あらゆる情報過多の時代に多様な環境に置かれた子供たちのために、令和という子育て環境が、どのようなものであるか整理し、「良い子育て」というのを考察していきます。
・略 歴:元国内エアラインの航空整備士、元エンジェル投資家の付き人を経て、30歳から福祉事業に挑戦!児童発達支援事業所「インクル」、子ども向けプログラミング教室「インクルテック」の運営。来春に放課後等デイサービス開業予定。真言宗から得度済み。
第26回:2024年10月15日(火)14:00〜15:00 【YouTubeはこちら】
・テーマ:万人が「公共する自然の情動」を発揮して大欲清浄を生きる、公共幸福社会をめざして
・報告者:山岸 暢(株式会社タナット代表取締役)
・要 旨:2024年3月18日に上梓した『ファームシャングリラ:農業で叶える人と自然が共生する未来』(幻冬舎)の内容ならびにそこに至るまでの歩みを共有し、私たちはこれからどのような未来をつくっていくか、その未来をどのようにつくっていくかを議論したい。発表の構成は以下の通りである。まず、私の実践の契機となった一般財団法人京都フォーラムについて、秋山知宏氏が紹介する。続いて、私が京都フォーラムでの己事究明の過程で作成した原稿『万人が「公共する自然の情動」を発揮して大欲清浄を生きる、公共幸福社会をめざして』を発表する。
・略 歴:1964年京都市生まれ。高校卒業後フリーター生活を送り27歳でエアコン工事職人として独立。1993年東京で現在の株式会社タナットを創業。勝者と敗者の生まれる競争至上主義の経営に疑問を感じ2017年より新規事業として兵庫県の淡路島で無農薬、無消毒、無施肥の野菜栽培を行う農業法人を経営し自らも週のうち半分は淡路島で生活をする2拠点生活者。
第25回:2024年08月06日(火)13時30分〜14時30分
・テーマ: 伊東俊太郎先生回顧会②「伊東俊太郎先生の思い出」【YouTubeはこちら】
・報告者:立木 教夫(麗澤大学名誉教授)
・要 旨:私は、伊東俊太郎先生の近くで仕事と研究・教育に携わる機会に恵まれました。私が印象深く記憶している先生のお言葉やエピソードを中心に、先生のお人柄を偲び、また、私が伊東先生の御助言やコメントを手がかりに、目下、取り組んでいることにも触れてみたいと思っています。
・略 歴:立木 教夫(たちき のりお)--- 国際基督教大学教養学部自然科学科卒業、米国オハイオ州立ケント・ステート大学大学院博士課程(物理学)中退。財団法人モラロジー研究所研究部に就職、生命環境研究室室長、道徳科学研究センター長。麗澤大学経済学部教授、特任教授。麗澤大学比較文明文化研究センター長。現在、公益財団法人モラロジー道徳教育財団・道徳科学研究所客員教授、麗澤大学名誉教授、地球システム・倫理学会副会長・編集長。
第24回:2024年07月23日(火)14時00分〜15時00分
・テーマ:Z世代は何を考えているのか?【YouTubeはこちら】
・報告者:中嶋 夏月 Nakajima Kazuki(一般社団法人日本文化伝承協会事務局長)
・要 旨:「Z世代」それは、1996年〜2012年頃に生まれた若者世代のこと。今、まさに成人となり社会で活躍する年代になってきました。今回、2000年生まれの私が、実体験を踏まえて普段の趣味嗜好から死生観、生の捉え方まで幅広く話題を展開したいと思います。
・略 歴:2016年にストリートマジシャンとして活動開始。2019年にオーストラリアで3ヶ月間の放浪中、スマホと財布を失いながらもトランプのみで生活。同年、茂木健一郎氏のブレインクラブに参加し、2023年に「強運脳」に取り上げられる。2021年にVirginGroup株式会社に入社し、経理・経営企画を担当。2023年に一般社団法人日本文化伝承協会の事務局長に就任。現在は、VirginGroup株式会社秘書、ギャラックス株式会社不動産運営担当、一般社団法人日本文化伝承協会事務局長、株式会社関西国際学園広報。年間500冊以上の読書家でもある。
第23回:2024年06月25日(火)16時〜17時
・テーマ: ウェルビーイングを高めるフィンランド福祉国家とその改革
・報告者:藪長 千乃(東洋大学国際学部教授)
・要 旨:幸福度調査で連続して世界一に評価されるフィンランドでは、1990年代の深い不況のあと大胆な福祉国家改革を進めてきました。ヨーロッパの北端に位置し、自然環境の面でも地政学的にも不利な条件の中で、先行してデジタル化を進め、ヨーロッパ随一のイノベーション環境を整えてきました。フィンランドの人々が高い主観的幸福度を示す背景にある福祉国家と、福祉国家が持続可能であるための様々な改革について概説します。
第22回:2024年05月27日(月)16時〜17時
・テーマ: 伊東俊太郎先生追悼企画~生涯と思想を回顧する~
・報告者:竹中 信介(公益財団法人モラロジー道徳教育財団 道徳科学研究所 研究員)
・要 旨:昨年(2023年)9月に亡くなられた本学会初代会長・伊東俊太郎先生(東京大学名誉教授)との思い出を振り返り、伊東先生の学問・業績をいかに継承していくか検討する。
第21回:2024年4月23日(火)17時〜18時
スピーカー:青木 三郎(筑波大学名誉教授)
テーマ:「言語のもつ母性原理について」
第20回:2024年3月19日(火)16時~17時(最長17時30分)
テーマ:皆で語ろう「徳café」
報告者:竹中 信介(公益財団法人モラロジー道徳教育財団 道徳科学研究所 研究員)
コメンテーター:山脇 直司(東京大学名誉教授)
パネリスト:中谷 勇輝(東京大学大学院総合文化研究科修士課程1年)
星宮 康子(東洋大学大学院文化研究科インド哲学仏教学専攻博士後期課程)
コーディネーター:服部 理恵(WaKaTaKe事務局)
第19回:2024年2月20日(火)18時~19時
スピーカー:橋 柃(ウィーン比較思想・学際研究協会(KoPhil)理事長)
テーマ:グローバル現代、世界の中の日本、欧州の視座―日本の視座
第18回:2024年1月23日(火)11時~12時
スピーカー:永野 博(国立研究開発法人科学技術振興機構特任フェロー)
テーマ:科学と社会はいつもつながっている-古くて新しいAIがもたらす課題
第17回:2023年12月19日(火)16時~17時
スピーカー:五十幡 香奈(一般社団法人SEA)
テーマ:巫女道~今必要とされるこころとは?
第16回:2023年11月16日(木)16時~17時
スピーカー:岩田 英子(防衛研究所)
テーマ:「NATOのWPS(北大西洋条約機構の女性・平和・安全保障)」
第15回:2023年10月24日(火)11時~12時
スピーカー:土井 新悟(TokiMatagiGroup株式会社代表 当学会賛助会員)
テーマ:「世代をまたぎ、やわらぎ(平和)のその先に向けて」
第14回:2023年9月20日(水)16時~17時
スピーカー:山縣 俊夫(ドラッカー学会会員)
テーマ:「地球問題群の原因と解決方法の究明についての私の実践」
第13回:2023年8月25日(木)16時~17時
スピーカー:竹中 信介(公益財団法人モラロジー道徳教育財団 道徳科学研究所 研究員)
テーマ:「「徳」とは何か? -その意味と働きに迫る-」
第12回:2023年7月27日(木)13時30分~14時30分
スピーカー:堀尾 藍(東京大学大学院総合文化研究科学術専門職員)
テーマ:「アフリカにおける教育研究をとおした国際社会への挑戦」
第11回:2023年6月28日(水)「失われた時の中で」(坂田 雅子 監督)上映会
日仏会館主催、WaKaTaKe研究会共催、日仏会館にてハイブリッド開催
コメンテーター:山極 壽一、コーディネーター:近藤 誠一
第10回:2023年5月17日(水)18時~19時
スピーカー:宗像 俊輔(東京交通短期大学専任講師)
テーマ:「鉄道から見るアメリカ史」
第09回:2023年4月12日(水)18時~19時
スピーカー:中谷 勇輝(東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻)
テーマ:「人生論と哲学 ― Well-beingとは何か、あるいは何で「ない」か」
第08回:2023年3月1日(水)18時~19時
スピーカー:重森 圭太(慶應義塾大学先端生命科学研究所所員)
テーマ:「だだちゃ豆農家から見る現物給付の可能性」
第07回:2023年2月1日(水)18時~19時
スピーカー:西原 智昭(星槎大学共生科学部教授)
テーマ:「先住民族の社会から学べることは何か?」
第06回:2023年1月19日(木)13時30分~14時30分
スピーカー:中村 安里(京都大学総合生存学館博士課程)
テーマ:「健康を問い直す!プラネタリーヘルスと伝統医療の視点から」
第05回:2022年12月13日(火)11時~12時
スピーカー:中島 智(羽衣国際大学准教授)
テーマ:「地域文化に根ざした観光を考える:観光教育と民俗学の視点から」
第04回:2022年11月16日(水)18時~19時
スピーカー:宮澤 伸幸(連続起業家・投資家・神主)
テーマ:「資本主義を凌駕する神道の利他性~神社に受け継がれる持続的な幸福論とは?~」
第03回:2022年10月19日(水)18時~19時
スピーカー:青木 三郎(筑波大学特命教授)
テーマ:「グローバル・アイデンティと包中律の考え方」
第02回:2022年9月28日(水)10時30分~11時30分
スピーカー:後藤 敏彦(環境監査研究会代表理事)
テーマ:「地球環境問題の現状と人類に求められる倫理~
気候変動の現在地!人類が取るべきネクストアクションとは~」
第01回:2022年8月24日(水)13時30分~14時30分
スピーカー:竹中 信介(公益財団法人モラロジー道徳教育財団研究員)
テーマ:「人新世の時代の新たな自然観を問う」
地球システム・倫理学会ニューズレター No.16, 2025 Newsletter No. 16. (2025)
地球システム・倫理学会ニューズレター No. 15, 2024 Newsletter No. 15. (2024)
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最終更新日:2025年08月28日