地球システム・倫理学会の「研究例会」
地球システム・倫理学会の「研究例会」
■日 時:2025年05月24日(土) 16時00分〜18時00分(開場:15時45分)
■会 場:麗澤大学新宿キャンパス(東京・西新宿「新宿アイランドタワー」4階)およびZoom
■講 師:鈴木 達治郎 長崎大学客員教授、NPO法人ピースデポ代表
■テーマ:核文明の過去・現在・未来:人類は生存できるのか?
■要 旨:核文明は不幸にも核兵器の開発で幕を開けた。その後、原子力平和利用の時代が訪れ、20世紀後半は核兵器の脅威と原子力平和利用の拡大に対処する時代が続いた。冷戦が終了し、核兵器廃絶への流れができたと期待されたが、その後再び国際安全保障環境は厳しい時代を迎え、戦後80年を迎える今、核兵器使用リスクが戦後最も高い恐怖の時代を迎えた。原子力平和利用も、20世紀後半から、TMI,チェルノブイリ、21世紀になって福島事故と、深刻な事故が相次ぎ、さらにはロシアによるウクライナ侵攻時に原発が攻撃されるという未曽有の危機が迫っている。今後、人類は核兵器、原発のリスクと共存できるのか?核・原発リスクを削減するためにはなにをすべきか?それとも核の脅威の前に人類は滅亡に向かってしまうのか?人類の知恵がいま問われている。今後、人類は核兵器、原発のリスクと共存できるのか?核・原発リスクを削減するためにはなにをすべきか?それとも核の脅威の前に人類は滅亡に向かってしまうのか?人類の知恵がいま問われている。講演では、次のような項目について解説と見解をのべる。①核兵器の誕生から軍拡・冷戦終了まで ②原子力平和利用の夢と現実 ③新たな核軍拡の時代と核の脅威 ④原発のもたらすリスクと社会 ⑤核・原発のリスク削減にむけて ⑥ラッセル・アインシュタイン宣言の現代的意義 ⑦人類がいま考えるべきこと。
■略 歴:鈴木 達治郎(スズキ タツジロウ)
現職(2025年4月1日より):特定非営利法人「ピースデポ」代表、長崎大学客員教授
1951年大阪生まれ。75年東京大学工学部原子力工学科卒。78年マサチューセッツ工科大学プログラム修士修了。工学博士(東京大学)。専門は原子力政策、科学技術社会論。MITエネルギー環境政策研究センター、同国際問題研究センター、(財)電力中央研究所社会経済研究所, 東京大学公共政策大学院客員教授などを経て2010年1月から2014年3月まで原子力委員会委員長代理、2014年4月から2025年3月までRECNA教授。2025年4月より現職。核廃絶を目的とする科学者グループ「パグウォッシュ会議」評議員、2025年1月に執行委員会委員長。アジア太平洋核不拡散・軍縮リーダーシップネットワーク(APLN)海外諮問会議メンバー。2017年衆議院原子力問題調査特別委員会アドバイザリーボードメンバー。2019年-2021年に日本軍縮学会会長。2024年国連軍縮問題研究所(UNIDIR)客員フェロー。 主要著書:「核兵器と原発」(講談社現代新書、2017年)、「核の脅威にどう対処すべきか:北東アジアの非核化と安全保障」(鈴木達治郎、広瀬訓、藤原帰一編著、法律文化社、2018年、RECNA叢書3号)。「こんなに恐ろしい核兵器①②」(鈴木達治郎、光岡華子、2018年、ゆまに書房)。「核なき世界への選択:非核兵器地帯の歴史から学ぶ」(E・ラコブスキー著、鈴木達治郎、中村桂子、山口響監訳、2023年、Kindle版、RECNA)
以上
■「研究例会」には、当学会に未加入の方も、来場ないしはオンラインで参加頂けます。当学会に未加入の方が来場して参加される場合は、当日、会場受付にて資料代として1,000円お支払いください。(ただし学生・院生は無料です)
■「研究例会」に先立ち、14時30分から15時30分まで「理事・評議員会」を開催します。「理事・評議員会」は、当学会の理事・評議員のみの参加となります。
■「研究例会」および「理事・評議員会」への出欠を、こちらのフォームで、2025年05月16日(金)までにご回答下さい。(05月17日(土)以降に参加を申し込まれる場合は、学会事務局長(犬飼孝夫)宛にメールでご連絡ください。)メールアドレス:tinukai@reitaku-u.ac.jp
■オンライン(Zoom)で参加希望の方には、開催前日までにZoomのURLとパスコードをお届けします。前日までにURLとパスコードが届かない場合は、学会事務局長(犬飼孝夫)宛にメールでご連絡下さい。メールアドレス:tinukai@reitaku-u.ac.jp
■来場に際しては感染症防止に十分ご留意下さいますようお願い申し上げます。
更新日:2025年05月02日