白馬のスキー場と言えば、八方尾根(最高点1,831m)を筆頭に、栂池(1,704m)、エイブル白馬五竜&Hakuba47(1,676m)と言った、高標高ながらもアクセスの良いエリアが多くて、国内のみならず海外からの人気も高い。そんな中で、岩岳スキー場は最高点1,289mながら、白馬村内唯一の独立峰の立地を活かしたほぼ360°の絶景がポイント。
その絶景を生かして、スキー場でありながらグリーンシーズンの集客を狙い、2018年秋に「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」 をオープン。これが大ヒットとなり、初夏の新緑、晩秋の三段紅葉だけでなく、冬にも白銀の絶景を眺めようと、スキーを履かない老若男女が押し掛けることになった。実際、岩岳から眺める圧倒的な迫力の白馬三山は、何度訪れても見飽きることが無い。
そしてその後も、2019年には「Iwatake Green Park」、2020年には「ヤッホー!スウィング」、2021年末には新たな展望エリア「白馬ヒトトキノモリ」と言った新しい施設をオープンし続けている。
白馬三山の左手前に八方尾根、右手前には岩岳が控える
北尾根は高原と言うより、八方の脇の瘤と言う感じ
高い位置から見ると、八方は唐松岳に至る尾根線なのが分かる
「八方尾根」の名称は、むしろ岩岳に相応しいのかも
蕨平は八方尾根に近いのに対し、野平は岩岳寄り
岩岳を正面にしつつ、八方尾根の延長線上に位置する
岩岳と北尾根はほぼ同じ標高で、紅葉の時期も重なる
白馬の三段紅葉は、手前の岩岳・八方の紅葉で際立つ