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- 絶滅危惧II類(VU)。国内で広く分布しているが、産地はかなり局所的
- 関東での産地は、比較的内陸部が多い。エゾトンボ類では珍しく、池沼ではなく流水域に生息する
- 関東では概ね7月中旬から姿が見られ、8月一杯辺りが撮影の適期になる
- 羽化後の若い個体や♀は、細流周辺の樹林に潜んでいることが多い
- ♂はある程度成熟すると、かなり長いホバリングを交えながら、細流の上で縄張りを張る
- ♀の産卵は単独。細流の土手や岸辺の苔類、水位が下がって露出した砂底などに、お昼前後に行われる
- この撮影地では、両サイドにナラやクヌギ類の木々が植えてある、暗めの用水路の上をホバリングしているため、自然光でホバリングを撮影できる機会は少ない
- しかも、観察している限りでは、明るい場所でのホバリングは短めなので、ある程度離れて撮らざるを得ないケースが多い
- 複眼に光が入りづらいので、粒々まで解像する写真は難しいが、複眼の緑色は実際に近い色で撮れる
- ストロボ撮影と違い翅のブレが出るので、飛んでいる雰囲気は伝わり易い