Wikipedia情報によれば、いくつかのグループに分かれるらしい。主なところは…
主稜線(中央~南部):主に乗鞍岳~焼岳~穂高連邦~槍ヶ岳~蓮華岳。北端が立山黒部アルペンルートの東側に当たる
立山連峰(西側):主に薬師岳~立山~剱岳。立山黒部アルペンルートの西側で、眺望は基本的に富山側から
後立山連峰(北部東側):主に爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳~五竜岳~白馬三山~朝日岳。さらに東のフォッサマグナを姫川が北行して日本海に至る。
京都側から見て、立山連峰の裏に位置するので「後」が付いたのだろう
常念山脈(南部東側):主に蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~燕岳~餓鬼岳。高瀬川は主稜線と常念山脈の間を北行した後、蓮華岳の麓で鹿島川と合流して南に向きを変え、フォッサマグナを南行し、安曇野で穂高川と共に犀川に合流する
言わずと知れた、立山黒部アルペンルートの長野側起点となっている都市
主稜線の最北端と後立山の南端から東側に向けて広がり、高瀬川渓谷や仁科三湖といった水のビュースポットも多い
主稜線の蓮華岳、後立山の爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳の3峰がそれぞれ市街地に近く、間近に眺められる
気候的に内陸性と日本海側の境界で、白馬に比べると雪が少なく、晴天率がやや高い
常念山脈の麓に広がり、特に正面間近から眺める常念岳の美しい姿が、シンボル的存在
湧き水も豊富な水郷で、大王わさび農場を代表として、ワサビ田が多数点在する
白馬や大町に比べると、市街地の冬の積雪量はかなり少ない。気候的には松本市に近い内陸性気候
松本や大町、乗鞍高原、白馬、それに長野や諏訪湖の中間に位置して、観光拠点としても便利
関東平野の真っ平らな風景に慣れた埼玉県民にとって、北アルプスの3,000mに近い山が連なる眺めが凄い
しかも、南アルプスや中央アルプスに比べて雪が多いので、真冬の雪山はもちろん、初夏の残雪も楽しめる
スキー場のゴンドラリフトを利用した展望スポットから、大迫力で北アルプスの雪化粧や残雪、紅葉などを眺められる
北アルプスのすぐ東側に、平行にフォッサマグナが走る独特な地形のおかげで、平地から遮るものなく3,000m級の山並みが展開する
麓が開けている高山は、富士山の他に浅間山、妙高山、八ヶ岳、磐梯山など日本各地に有るが、これほど高山が連なるのはこの地域くらい
その上、斜面が東向きなので、朝焼けで山並みが赤く染まる「モルゲンロート」が、麓からでも眺められる
2,500m以上の山頂部から1,000m以下の麓まで見渡せるので、紅葉と冠雪が一望できる「三段紅葉」も眺めやすい
長野オリンピックの際に道路網が整備されて、車でのアクセスがかなり楽になった
上信越道で長野を経由し、「オリンピック道路」で白馬に入る場合、渋滞しなければ3~4時間程度で着く
安曇野までなら、上田と松本をつなぐ三才山トンネルが無料開放されたので、意外に安上がり。
長野と言えば何と言っても、至る所に美味しい店の多いお蕎麦や、直売所なども多いリンゴは欠かせない
野沢菜漬けやワサビ、おやきなど、山あいの地域らしい名物も盛りだくさん。意外に唐辛子関連の名物も多い
最近は鶏の山賊焼きのようなB級グルメ的な物や、信州サーモンのような新しい名物も増えてきた。