9月29日
久しぶりの更新です。籾摺り機と選別機を購入しました。籾摺り機はジェット式という空気の力で籾の皮をむく方式で米に傷をつけずに皮が剥けるというすぐれものです。選別機は予定していなかったのですが、農機具屋さんが販売するつもりなら絶対必要ですよと言うので買いました。
今月は、台風が来たり、オミクロン株だ、第七波だとかでずいぶん振り回されてしまい、実際に身近でコロナにかかる人がどんどん現れて大変でした。
去年籾保管していた米を、自分ひとりでは使ったことのない籾摺り機で取説片手にすってみたら、要領がわからず戸惑いましたが、皮が剥けると米の匂いが立ち上るのは感動しました。精米すると、まるで新米の味でした。今摺り米は予想に反することなくおいしいものでした。
9月6日
稲が出穂して、花が咲き、徐々に垂れてきました。今年の米は期待できそうです。籾摺り機もやってきました。本日200vの電気工事も来てくれるそうです。100v仕様にもできるらしいですが、瞬間的に強い出力が必要な時200v仕様にしておいたほうが馬力を期待できるとのことです。ゴムロール式からインペラ式、ジェット式などダップにはいろいろ方式があるらしいですが、今回のはジェット式です。空気の力できれいに皮がむけるらしいです。傷をつけずに皮をむくのでおいしくなるとのこと。もうすぐ今摺り米が食べられます。
7月31日
籾摺り機を購入しようとしています。柳原農機で交渉中。籾の状態で米を保管して食べる際に籾摺りする、この米を今摺り米というそうです。玄米を保冷庫で保管して精米しているのが、現在の私の住んでいるところのコメの保管方法なのですが、米どころの新潟、長野といったところでは籾で保管することが多いそうです。今摺り米がうまいらしい、ということは実は前から知っていたのですが、籾摺り機はかさが高くて高額、手がかかって面倒、ということでだんだんやらなくなったようです。ずっと前に死んだ私の祖父は祭りのときには相当水分量の高い籾をあえて籾摺りして食べていたそうです。ということは、おそらくは子供の頃の私も食べているはずで、忘れてしまっていますが、食べたいですね。今年は米をつくっています、今のところ出来はいいみたいです。出来てみないとわからないとは思いますが、4反半なら、反7俵としても30俵、1.8トンもできるわけで、大部分を供出しないと埒が明かないことになりますが、特に出来の良い部分を自分のところで自主流通させようと思っています。ジャガイモの出来がよかったので、ジャガイモ保管箱を12個つくりました。ヒノキ材を製材所にもっていって挽いてもらい、それを材料としました。要領がわかってきたので、籾を保管するためのヒノキ米櫃を制作中です。暑くて作業しづらいうえに、なにかと忙しくてページの更新がままなりません。
ところが、
7月14日
水稲を植えて1か月たちました。いろいろ思うところはありましたが、いまのところ順調に成長しています。ここで、新しく籾摺り機を購入しようと思っています。米を籾で保管して、食べる直前に籾摺りする今摺り米といいますが、うまい米をたべるための計画です。初めて米作する前から考えていたことですが、稲苗がうまく育つかどうか不安もありましたので、はっきり言っていませんでした。
いろいろと機械、機種を探していましたが。いつもお世話になっている柳原農機の担当、名前は本人の承諾がないので伏せますけれども、今、いいのがあるようです。サタケ、オータケ、クボタ、マルマスなどいろいろメーカーはあります、急に他の機械が浮上してきました。手軽な家庭用100vはやめて馬力のある単相200vのものです、だっぷ方式はローラーでなくインペラ式のもの。それにしようかと思っています。一般にはなんのことか分からないと思いますが、ひとつのお話を紹介します。
昭和35年前後、その頃、籾摺りをドウスという土と木の臼でやっていたそうですが、早く死んだ私の祖父が祭りのときには、新米を臼で籾摺りして食べないといけない、と言って、おそらくはめちゃめちゃ水分量の多い新米をたべていたようです。収穫時期に多くの村祭りがあります、こめの収穫を祝う新嘗祭にあたると思うのですが、たぶん子供の頃の私は食べていたと想像できます。極端に水分量の多い新米とはどんなものだったのでしょうか。面倒であったそうですが、たいへんおいしかったようです。
インペラ式籾摺り機は高水分籾もダップできますから、ちょうどいいと思います。食べれるでしょうか、いまから楽しみです。
2022年6月19日
6月11日に第一圃場の田植えが完了しておよそ1週間経ちました。水の管理だけを毎日続けています。田植え後しばらくは入れすぎても、減りすぎてもいけませんので加減が大事です。田植え時にいろいろ薬剤や肥料等を散布しているからです。いまのところ、ほぼ活着したように思います。ヘリコプター防除の申し込み用紙が期限切れで届いていました。去年は作っていないのでやむをえませんが、対策を考えます。
2022年6月5日
第一圃場の代かき一回目完了しました。もうすぐ田植えとなります。品種はひのひかりです。わせのきぬひかりもできなくはなかったのですが、今年は米作初年、おとなしくします。どうなるでしょう。うまい米を作りたいです。期待もあり、かなりの不安もあります。
2022年5月21日
今年は実エンドウをたくさん作りました。さや付きで90g128円で出荷しましたが、あまり売れません。さやから外すと一気に鮮度と食味が落ちてしまいます。たぶん98円にしたら売れるのでしょうが、マックスバリュでは結構いい値段がつけてありますのでちょっと遠慮してその3割安ぐらいなのです。羽釜の会の活動を知ってもらいたいということで出していますのでいくらでもかまわないのですが、売れずに残ると引き上げないといけませんので二重手間になります、悩ましいところです。
5月4日
昨日はとうもろこしの種まきが2畝できました。畝幅120cmで65m、株間30cm間隔ですから約210本、4畝作りますので850本ぐらいでしょうか。
そんなに出来たらすごいでしょうね。楽しみです。品種は甲州とうもろこし。先日頂いたホンダの4ストポンプが急に始動しなくなって色々調べていたら
プライマリポンプが破れていることに気が付きました。こんなとき、いつも頼りにしている柳原農機は休みだろうし、自力でなんとかしようと思い、修理することにしました。明日のプチイベントのデモに間に合わせようとアマゾンで部品の翌日配送の手配もしました。間にあうかな。
あしたはこどもの日です。近所の子どもたちにカレーを食べてもらいます。ライスは発芽玄米や羽釜で炊いたごはん、カレーの肉は鹿を使います。
4月26日
ねぎのトレー苗を昨日第二に植え付けました。50mぐらいの長さになりましたが、今日降る予定の雨に期待してのことです。きぬさやエンドウが今季初の収穫となっています。この時期は農業についても大変いそがしいです。ぐみがきれいに開花したと思っていたら、去年と同様ほとんど着果せずに散っていくので、あまり好ましくないと思いつつジベルリン処理をしました。液が余ったので、レモンにもかけておきました。今秋はレモンがたくさんできるかもしれません。
じゃがいもが発芽をはじまました。第二圃場で3畝植えていますので、かなり多量の収穫が見込めます。にしゆたか、きたあかり、メークイン、だんしゃく、4種、65m×3筋、出来すぎて収穫がやたら大変になることが今から予想されます。ごぼうもちらほら発芽しています。もっとも健康に役立つ野菜がごぼうであるそうなのでこのごろよく作ります。同時に蒔いた小松菜が全く発芽しないので失敗したと思います。寒かったのが失敗の原因でしょう。先日植え付けたケールとキャベツに昨日散水しました。次の雨まで乾きすぎていますので、処遇改善に関する事務作業が一段落した解放感もあって、かなり面倒な作業なのですががんばりました。
5月5日こどもの日にコロナ対応でかなり限定的な羽釜のごはんでカレーを食べようというイベントをやります。11時半から13時、昼ご飯です。羽釜に来たことのあるかたは是非どうぞ。
2022年4月14日
待ちに待った雨です。春というのに雨が降ってこないので、ケールとキャベツの植え付けができなくて、温室のトレーが増えて足の踏み場がなくなってきていました。昨日、この雨を期待してケールとキャベツの自作苗を植え付けました。予報をみても、今日一日降り続けるので多分活着します。
昨日は、去年枯れてしまったいちじくのかわりにナツメのひこばえからつくったどうなるかわからないナツメ苗を代わりに植えました。これについても活着したらアップします。これが枯れたらちゃんとしたのを買ってきて植えますが、自宅のイチジクも去年枯れたので去年の異常な長雨は大きなダメージだったわけです。入口にシンボルツリーみたいに大きく繁茂していたものが枯れてしまったことで、わりと大きな喪失感があったのです。去年までは毎年いちじくなどは食べきれないほど羽釜のホーム農園で採れていたのがなくなってしまいました。ただ、いちじくについてはカミキリムシの被害が大きいので、更新していくために第一、第二圃場の隅に3,4株若いのを植えてありますので、少しは採れるとおもいます。
羽釜を始めて以来、毎年、茂りすぎて伐採を繰り返し、当たり前のように採れていたイチジクの株が今年からなくなったので、イチジクをもう一本
第二圃場あたりに段取りしないといけませんね。犬を失ったことは木を植え替えるみたいには全然同じようには考えられませんがね。正しくは那美と書いたのですが、好きだったなみも山にあったいちじくもなにかが持って行ってしまいました。
2022年4月3日
柿、温室のレモン、柿畑の八朔など樹木の発芽が確認できました。とくに鹿に葉のほとんどを食べられてしまった木も何とか発芽していましたので、ちょっと安心しました。先日からねぎを温室内で播種していました。気温があがってきたのでほんの4日で発芽します、葉ネギの系統なので色々と使えて便利なネギです。
3月27日
昨日の春の嵐には驚きました。朝、デイに来ると温室のビニールシートが風で裂け、シートをパイプに留めるパッカーも吹っ飛んでいました。行ったときに風速10mぐらい吹いていたと思います。その程度の風ではパイプハウスは平気です、瞬間的にもっと強く吹いたのではないでしょうか。雨と風の中とりあえず応急処置をしました。
3月15日
急に暖かくなってきて、農場作業が忙しくなってきました。この時期は種まきと土作りです。キャベツ、ケール、ねぎは羽釜の会の主力産物なのでまさに
今の時期が種まき繁忙期です。トレーに培土を詰めて種を落としていく作業と小松菜などは雨の様子をみながら圃場への直接の播種になります。レモン、みかん類の剪定もすこし暖かくなってからということなのでもうはじめないといけません。トラクターも出動です。
再開 意外に早い再開 、半年前と全く違うコロナへの対応の変化
当初一週間は休むつもりでした。土日は保健所、市役所ともに緊急ホットラインという電話は繋がりますが、要領を得ないので月曜朝まで食器の煮沸消毒とか、各種カバー類の洗濯とか、天気がよかったのでいろいろと除菌を念頭に忙しく動いていました。
月曜日の8時半に保健所と連絡がついてかなり状況が変わりました。
半年ほど前なら、それこそコロナが出た、となると例えば学校なら、全生徒は休校、学級閉鎖、そんなにしますか、というほどの対応であったと思います。
それが、土日の休みと月曜も休んで、すでに3日の休みがあれば、潜伏期間を過ぎるので火曜からでも事業所の判断において再開をしてもらいたい、と言われました。市役所の介護課にも連絡がつき、おおむね同様の回答とともに、県の施策の無料抗原検査について教えてもらいました。赤穂市内ゴダイ薬局の調剤課で15分程度でチュートリアルつき検査をやってもらえて、陽性、陰性の指標が書面でもらえるとのこと。ありがとうございます。いいことを教えていただきました。これは利用させてもらいます。
すぐに、スタッフその他関係者に連絡し、電話予約して実行しました。全員陰性、証明書ももらえました。
さらに、担当ケアマネージャーから、当デイの利用者様のうち、ちょっと怪しい方について、その薬局では抗原キットを販売しているのでそこでキットを買ってきてください、よーく検査の仕方を見てきて、その利用者様の検査をやってくれませんか、とおっしゃる。本来はご家族等がやるべきことで業者がすることではないのですが、長年ヘルパー事業所をやったので、こういうケースには慣れています。それは事業所の役目の範疇を超えますので、やりませんよ、と言っていては、何もまわらなくなるのです。いろいろあったのち、結果その方も陰性。そうなると、早くデイを開けないと利用者の健康が保てないということ。
風呂、食事、運動、脳トレ、ふれあい、等、人として日々やるべきことが、全部ストップしているような状態の人が多いのです。私のところは、調理士がおり、一人暮らしまたはそれに近い状態のかた限定の、デイサービス持ち帰りオリジナル弁当が出せます。タッパー入りですが中身はなかなか上等のものですよ。一日二食がっちり食べればかなり食環境が違います。ちゃんと食べず、風呂も入らず、家に一人でいてずっと寝ているという状態が極めてまずいのは容易におわかりかと。そういうことでやらんといかんのです。また、事業としてもしかり。ついでに学校の話ですが、あるお母さんに聞いたら、学級のなかで陽性の生徒がでても最近ではそのクラスが休みになることはないそうです。
25日夜9時30分 利用者家族様よりコロナ陽性の検査結果が出ましたとの連絡がありました。利用者と当該本人の両方が陽性とのことです。夜でしたが、土日には市役所等全く動きが止まってしまうため、すぐに担当ケアマネジャーに連絡しました、たいへんご迷惑をおかけしました。
デイサービスは休業すればよい、ではすまないのです。利用者様の当面の生活の対策が必要となります。一人暮らし、あるいは老々介護のご家庭があり、ご家族は働きに行って要介護の方が家に一人という状態が生じます。この状況をケアする必要があります。
このあたりは個々のケースが全く異なるため、また、個人の情報が飛び交うので公表はいたしません。
概して申し上げれば大変ということになります。
月曜には市役所、保健所の指示が出ると思います。また、落ち着いたら後日談として報告します。
ご挨拶
丸々2年、コロナですっかり閉じ込められてしまい、閉塞感がいっぱいです。3回目のワクチン接種券も届きましたが、二年間ものあいだ、こちらに招きたかった友人、知己の方々に、どうしてましたかとお尋ねしたいと思いながら、とりあえずは、自分の身のまわりのことを紹介をしたいと思います。
弊社㈱アトムは2007年に発足して、2013年からデイサービスとして活動をはじめました。皆様のご支援をいただいて、おかげさまで15年、デイサービスで10年目となりました。おいしいご飯を皆様と一緒にいただきたく農業と共立する他にないサービスを心掛けてきました。