羽釜の会なら米はハゼかけ米を炊きましょう。自然乾燥米なら袋単価で1000円高くなると言われます。そんな美味しくなるものなのか。
やってみましょう。圃場は第一農園を使います。2022
昔つかっていた垂木やハゼ足、このあたりでは、はであしといいますが、ほとんど残っていません。あったとしても虫が入ってしまっていた、といった様子です。その話を従兄としていたら、うちにあるから伐れ、檜をやる。というありがたい言葉をいただきました。ありがとう。ゆたかちゃん。
伐ったものの、長くて重い。斜面がきつい。従兄は膝に爆弾、そこで登場した別の従兄の息子。忙しいのにすみません。多謝。身内に世話をかけます。
意外にも、ハゼかけを手伝ったことがある。と聞きました。当時すでに完全に機械化されていた世代の若者です。米作をしようと思うまで、ずっと知らなかったのですが、私の叔父は自然乾燥米を食べるという強い動機を持っていたのです。血がつながっているとどこか似たところがあるのでしょうね。
きっとうまく作ってうまい米を食べさせます。
収穫の作業時に垂木のことを考えれば、車に乗る長さにします。15mあればひと畝ぶんぐらいは掛けれるでしょうか。
檜材は4つ割りにできないものか。
ひのきは太く成長したものばかりなのでそのままでは使えない。
杉は板が取れるほど、きれいに割れるのを知っていますが、檜はどうでしょう。わかりません。課題です。
材も道具もあるので早速実験です。まず半割。切れ目を入れたらかなりきれいに割れます。縦引きチェーンを作って持っているはずですが、こんなときは見当たりません。それにかなり手間もかかります。はであしはこの方法で作りましょう。
さらに楽に割れます。ただ、よく木目を見ないとずれていきます。
これなら採用でしょう。文句なし。
ハンマーとか、金矢の柄は樫を使って私が作ったものです。
後日、ヒノキの枝の回収にお付き合いいただきました。ヒノキの枝は帽子掛けにいいのです。
ちょっと太いですが、まっすぐなはであし(ハゼ足)
馬に載せてドローナイフで皮をむきます
ひじょうにまっすぐな良いヒノキです。皮をむかないと皮と中身のあいだに虫が入るのてなるべく早く除去しないといけない。
秋まで乾燥します。これでどれぐらいの量を干せるのかわかりません。
残したハスが咲き、稲も順調です。
小林材木店で製材したヒノキ材。このヒノキはいつもお世話になっている大工の寺内さんにいただきました。
20mm厚のものはジャガイモ保管箱に25mmのものは
籾保管用米びつ用です
外寸65×45×62センチ、25mm厚のヒノキ材です。これにかぶせる蓋がついて、30kgの米袋が2つ入ります。保冷庫は別にあるので、この箱には籾を入れる予定。とらあえず4個つくるつもり。
外寸65×45×25センチ、20mm厚。風が通る箱、二段重ね、全部で12個
つくりました。
台風のためかなり倒伏しました。うまくすくいとりながら刈り取ってくれました。