著者 半谷吾郎
以下は、サルと屋久島で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 カラスの研究者として有名な松原始さんと、ヤクシマザルの研究者、半谷吾郎さんの共著。松原さんお得意のかわいいイラストが散りばめられ、共著だけど不思議な一体感のある本文が特徴的。半谷さんが語るヤクザル調査隊の歴史は、都会出身の若者が屋久島でサルを追いながら研究者として成長していく物語でもあります。一方で松原さんが語る調査裏話は、さすが書きなれている書き手だな、と思わせる軽妙な表現で、読者も屋久島でヤクザル調査隊に参加しているかのような気分を味わえます。松原さんが半谷さんにあわせて書いたのか、編集者の力なのか、著者二人の長年の培った絆ゆえなのか…共著なのにバラバラ感がないところが面白い。調査隊創設者の好廣先生や京大総長山極先生、高畑先生といった先生達が、まだ学部学生の半谷さんに調査隊の事務局をまかせるくだりや調査隊の運営にまつわる諸々は、サルや屋久島に興味ない人が読んでも、何かしら得るものがあるでしょう。(分野を問わず)「後進を育てる」「事業を継続する」ことに悩んでいる方にもオススメの一冊です。 Tags:サルと屋久島PDFダウンロードサルと屋久島PDFサルと屋久島のePubサルと屋久島ダウンロードサルと屋久島オーディオブックサルと屋久島ダウンロードブックサルと屋久島発売日サルと屋久島試し読みサルと屋久島ネタバレサルと屋久島amazonサルと屋久島downloadサルと屋久島kindle