著者 竹内 オサム
3.7 5つ星のうち 1 カスタマーレビュー
ダウンロード戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)Ebook竹内 オサム - 内容(「MARC」データベースより) 大衆文化として今日隆盛を極めるマンガとは何か。ストーリーマンガが引き起こした事件を手がかりに、社会を通り過ぎたマンガの痕跡をもとに、その猥雑なバイタリティの秘密を探る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 竹内/オサム 1951年、大阪生まれ。本名、長武。児童文化・文学の研究とともに、マンガの評論研究に従事。創作にも意欲をもやす。大阪国際女子大学を経て、同志社大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 著者の序文を参考とすれば、この本の執筆は、『創』一九九二年八月号に掲載した「マンガの差別・発禁・規制等“事件”史の原稿がもとになっている、とあります。つまり、戦後マンガ50年における“事件”を著者自身は書きたかったのである。また、本書の巻末には「戦後マンガ史年表」が付されており、本文の一章分に相当するより遥か多い頁数を、この年表が占めます。本文は第十章にて形成され、カルチャー教室なりの教養講座のテキストを読んでいるような気になる、そんなまとめ方をされた一冊です。文章はアカデミックな読後感を残さず、しかし流れるように読める点は読みやすいとも評せるのかも知れない。ただ、その反面では浅い内容とも申せます。巻末のマンガ史年表を文章にて補足説明するような構成にされた方が、本書はむしろ役立ったのかも分からない。戦後を徐々に遡り、本文第五章からは少年週刊誌(少年サンデー、マガジン)が創刊されて以降のマンガ史が記されるが、書き方がいずれ浅かったり、あるいは著者の意向なのか、書かれた対象に偏向が見られ、著書としてまとまりを欠いてしまう。それはそれで、著者の文章がもっと上手いなら読ませるのだろうが、はっきり申し上げて、この著者は文章が上手でない。浅く流れるように読める一冊としては適当なのかも知れないですが、本の題名に反して、随分と大まかな内容ではないかと思える。他レビューでも指摘されますよう、本書の題名は何か意図あって変えられたのであろうか?著者の意向を明確に反映させていない(と考えられる)ちくまライブラリーの編集にも問題があるものと考え、評価する星は二つが妥当としたい。読みづらい本なら一つ星でしょうが、先述したように流し読みするには見合い、後学となる雑学くらい得ることが叶います。 Tags:戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)PDFダウンロード戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)PDF戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)のePub戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)ダウンロード戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)オーディオブック戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)ダウンロードブック戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)発売日戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)試し読み戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)ネタバレ戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)amazon戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)download戦後マンガ50年史 (ちくまライブラリー)kindle