著者 岡上 淑子
3.9 5つ星のうち 5 カスタマーレビュー
ダウンロード岡上淑子全作品Book岡上 淑子 - 内容紹介優美で不穏、繊細で大胆―― 幻のコラージュ作家・岡上淑子のコラージュ128点、写真22点を収録した完全版作品集。 作品一覧、所在不明作品一覧、新聞掲載の童話も含めた自筆テキスト、年譜、展覧会歴、参考文献、池上裕子氏の論文など、詳細な資料を収める。 高知県立美術館「岡上淑子コラージュ展―はるかな旅」公式図録。 日常の生活を平凡に掃き返す私の指から、ふと生まれましたコラージュ。 コラージュ―─他人の作品の拝借。鋏と少しばかりの糊。 芸術……芸術と申せば何んと軽やかな、そして何んと厚かましい純粋さでしょう。 ただ私はコラージュが其の冷静な解放の影に、幾分の嘲笑をこめた歌としてではなく、 この偶然の拘束のうえに、意志の象を拓くことを願うのです。 (「コラージュ」1956年より)内容(「BOOK」データベースより)優美で不穏、繊細で大胆―幻のコラージュ作家の150作品を完全収録。高知県立美術館「岡上淑子コラージュ展―はるかな旅」公式図録。著者について1928年高知県生まれ。文化学院デザイン科卒業。22歳から約7年間独自にコラージュを制作。瀧口修造に見出され、タケミヤ画廊で個展。2000年、44年ぶりの個展「夢のしずく」開催後、国内外で作品を展覧。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)岡上/淑子 1928年、高知県生まれ。文化学院デザイン科卒業。22歳から約7年間独自にコラージュを制作。瀧口修造に見出され、タケミヤ画廊で個展。2000年、44年ぶりの個展「岡上淑子フォト・コラージュ―夢のしずく―」開催後、国内外で作品を展覧。2015年、国内初の作品集『はるかな旅』(河出書房新社)を刊行。2018年、初回顧展「岡上淑子コラージュ展―はるかな旅」を高知県立美術館で開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、岡上淑子全作品で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 作品を見た時に「こんな人がいたんだ」という感じでした。理由はプロフィールを読むとわかりましたが、ミューズは誰に宿るかわからない。小難しい芸術論を操る洋行帰り(最近聞かなくなった)の芸術家先生より、大した教育を受けていないのに、感性とインスピレーションを持つ一人の女性のほうがすごいものを創る場合がある。芸術とは、そんなところがあるのでしょうね。知識と技能を磨けば素晴らしい傑作が生み出されるとは限らない。それを磨くことも大事でしょうけど。とにかく、岡上淑子の作品はかなりのインパクトがある。日本のシュールレアリスムというと古賀春江ぐらいしか知りませんでしたが、それだけに「こんな大胆な作品を創る人がいたんだ」とほんとに驚きました。羽をむしられた鳥?の頭をした男性。頭から手袋をした手が生えている女性。頭が扇になっている女性。自らの頭を取り外して捧げ持っている女性。頭が馬になって倒れている女性。噴水の傍に立っている馬頭女もいる。なんだか機械みたいなものが頭についている女性とか、鎖がついているとか、頭がないとか・・・と書いてみたところで何が分かるわけでもない。これはいったい何なのかと。しかし、でたらめにコラージュして、鑑賞に堪えうるものが、これだけの数、できるわけがない。作者には、当時、物凄いインスパイアがあったのでしょう。日本美術史に残る傑作だと思う。 限られた、切り出されたパーツが、レトロなレコードと共に組み合わさる感覚 Tags:岡上淑子全作品PDFダウンロード岡上淑子全作品PDF岡上淑子全作品のePub岡上淑子全作品ダウンロード岡上淑子全作品オーディオブック岡上淑子全作品ダウンロードブック岡上淑子全作品発売日岡上淑子全作品試し読み岡上淑子全作品ネタバレ岡上淑子全作品amazon岡上淑子全作品download岡上淑子全作品kindle