著者 楳本捨三
4.6 5つ星のうち 2 カスタマーレビュー
ダウンロード井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)Ebook ePub - 内容紹介 敵中に孤立した日本軍兵士が示したヒューマニズムの真髄──〝戦場の常識〟をくつがえした決死隊35名の行動は、中国軍の賞賛を浴び、厚情に満ちた降伏勧告を受ける……。 内容(「BOOK」データベースより) 戦いは勝たねばならない。勝つためにはいかなる無残、非人道も許されるのか。終戦前、華北・山西の黄土地帯において転進命令伝達の任務をおびた挺身部隊は孤立無援の敵中要塞に立て籠もった―戦災孤児を救い、中国軍の賞賛を浴びた部隊は、降伏勧告を退け、最後の決断の時を迎える。感動の表題作他一篇収載。 著者について 日本大学法文学部中退。在学中より戯曲を書く。昭和14年、渡満。新聞雑誌に連載小説を執筆。昭和21年、帰国。帰国後の主著:小説=「黒い風の中を」「死と貞操」「女の履歴」「ジンギス汗」「迷彩ある殺人」「新・三国志」「灰色の海図」、軍事史・戦記・戦史=「東条英機とその時代」「山本五十六その昭和史」「関東軍総司令部」「関東軍終戦始末」「戦争・太平洋戦争全史」「楳本捨三著作集(全11巻)」/「今なぜ第一次世界大戦か」「将軍提督人物史伝」「青春の河」「将軍の四季」(光人社刊)、映画化原作が多数ある。テレビ記録映画「バトルライン・戦線」同「第一次世界大戦」監修。日本文芸家協会会員。昭和63年1月、歿。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 楳本/捨三 日本大学法文学部中退。在学中より戯曲を書く。昭和14年、渡満。新聞雑誌に連載小説を執筆。昭和21年、帰国。日本文芸家協会会員。昭和63年1月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 表題作について、若き井坂少尉と彼に心服する部下たちが、軍人として、人間として、精一杯の努力した後に迎える結末はなんともやりきれない気持ちになります。もう一篇は『囚人部隊、長城に全滅す』です。分量としてはこちらが140頁ほどあるため、全体の2/3を占めます。上官に嫉視され忌避された軍曹と敵の爆撃から運良く生き残った囚人たちの逃避行を描きます。最初は野放図な言動をしていた囚人たちも次第に道徳的な人間性を回復する人もいれば、最後まで自らの欲望にとりつかれたままの者もいる。風早軍曹と囚人たちの関係が少しずつ変わっていき、最後には・・・戦場小説でありながら冒険小説にも似た読後感でした。ちなみに性的描写はありますが、未遂ですのでご安心ください。井坂挺身隊の前に囚人部隊の話だったのでなんとも気が重いなあとなかなか手に取れなかったのですが、読み始めたらあっという間に読了してしまいました。 Tags:井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)PDFダウンロード井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)PDF井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)のePub井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)ダウンロード井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)オーディオブック井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)ダウンロードブック井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)発売日井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)試し読み井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)ネタバレ井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)amazon井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)download井坂挺身隊、投降せず (光人社NF文庫)kindle