感情
【感情】
ラフ描いたときのイメージは「盲いた瞳にも、涙は流れる」。
淡々とストーリーが描かれ、主人公の感情描写も抑えめなゲームではありますが。
最終試練で神と人との距離感を突き付けられて、その肩にすべてを委ねられる重荷と絶望は。
巨人の里で悲壮な決意を語り、それを受け入れてもらえる気持ちは。
すべてをなし終えて、そして邪神もろとも消えゆく覚悟をしたときの感情は。
「ああ、かたじけのうござんす。よぐわかりあんした。
わしの生涯は、てえしたもんでござんしたな。
最早、血は一滴も出ねだども、最後の最後に、涙ば振り絞って良がんすか。」(浅田次郎 壬生義士伝)