私自身英語はとくいではありませんが、まえに一月ぐらい英語で仕事した時に気づいたことを書こうと思います。
日本の英語教育で英語の文法というものを学びます。それは書き文字の中でのもので主語、動詞、目的語などがどれなのかを学ぶものです。
私もそういうものだと思っていたのですが、ネイティブの人が話す英語を聞いているうちにどうも、「英語特有のリズム」というものがありそれが文法の一部をなしていると言うことに気づきました。そして、書き文字ではリズムは表現できませんが、かわりにリズムの節の部分をthe、a、大文字で表しているみたいです。
日本の教育では単語の種類でそれが主語になりえるのか動詞になりえるのかを暗記しておいて、文を解釈する時に単語の役割が妥当そうなものを選びますが、このとき「英語特有のリズム」は完全に無視しているみたいです。そのため日本人が英語を話すときもリズムはなくなってしまって文法の一部が欠落してしまうことがおおいようです。さらに、英語を書くと文法の一部であると認識がないためにtheやaを書き落としてしまいます。
極端なことを言えば「あ、いいい、う、ううううううー」というリズムだと「う」は目的語であり特に品詞の種類は関係ありません(自信なし)。このカンマ「、」をtheやaで表現します。
この「文法を表す英語特有のリズム」と言うものの名前がないのです。
実際に英語を使っている人にとっては空気のようにごく当たりまえのことなので名前を付けませんが、外部の人からしたら特有のものなので何かの名前を付けてもいいのではないかと思います。また、名前があればその存在を見落とすこともなくなり、学習が容易になります。実際日本の英語教育ではこの存在を学びません。そのため、日本人は英語が苦手なのではないかと思います。
なぜ私がこのような説明をしているのか私自身よくわかりません。世の中プロの人がたくさんいて教育を行っているわけで誰か気づいてもいいのではないかと思います。また、私がなにか勘違いしているのかもしれません。
2017-02-14追記
英語特有のリズムに呼び名が無いと書きましたが、どうも「シンコペーション」のことのようです。シンコペーションは西洋音楽に特有なリズムであるとのことですが、話し言葉を音楽にしたときに、そのリズムがそのまま楽譜になり元の言葉から離れてリズムの特徴に名前がついたのではないかと思います。
シンコペーションで目的語を表すわけですがシンコペーションになるためにはその前の語彙からリズムを刻んでいる必要があります。