2005年度 瀋陽日本人教師の会 会則
1 この会の趣旨
この会は、瀋陽市とその周辺で日本語を使って教育・研究に携わっている日本人教師や研究者の集まりです。さまざまな経験や資格でここ瀋陽に来た私たちは、年齢や性別、経歴などを超えて、一人の人間、一人の日本人教師・研究者としてこの会に参加します。
授業や研究を進める上で必要な情報・教材などをお互いに交換し合うこと、異国で生活する不自由さや面白さを話し合うこと、この二つが私たちのこの会に集う主たる目的です。ですから、この会の運営はみんなで分担し合い、協力し合うことによって進めていきましょう。
2 会員資格
日本国籍を有し、瀋陽市とその周辺で日本語を使って教育・研究に携わっている人で、各教育機関から招聘状あるいは専家証を発給されている人およびその家族でこの会の趣旨に賛同される人で本会が認める人。
年会費を納入した人
3 会費
100人民元(半年未満の場合は50元)。その他必要に応じて適宜徴収し、領収書の回覧をもって会計報告とする。ただし、新加入会員は入会時に入会金50元を徴収する。
4 この会ですること
毎年9月の年度始めの定例会でこの会の趣旨を確認し、分担と予定を話し合う。
瀋陽日本語弁論大会を協賛し、その企画、運営、審査に教師の会全体で参加する。参画については別途実行委員会を組織し、主催団体や機関との連絡を密にして、特に弁論大会設立の趣旨の継承に努力する。
情報の交換、授業や教材の研究及び親睦などは適宜に計画して行う。
5 この会の組織と役割分担
① 連絡係(1名):副連絡係と共に会の連絡と調整を行う。他の機関や団体との連絡に責任を持ち、本会の代表として行動する。
原則として、年齢・性別に関係なく、日本人教師・研究者として瀋陽市在任期間の長い人一人を選出する。
② 副連絡係(3名前後):連絡係と共に会の連絡と調整を行い、連絡係に事故のあるときは、いずれかが連絡係となる。連絡の取りやすい所属単位の人を選出する。
③ 研修係(3名前後):効果的な日本語教授法についての意見交換の中心となる。
④ 書記係(3名前後):定例会の記録などを行う。議事録は日本語クラブで公開する。
⑤ 会計係(3名前後):年会費の徴収と必要経費の徴収を行う。
⑥ ミーティング係(3名前後):日本語・日本語教育に関する研修や親睦のためのイベント、ミーティング時の司会進行など。なお月例会の司会進行はミーティング係が持ち回りで行う。
⑦ ホームページ係(3名前後):瀋陽日本人教師の会と瀋陽日本語資料室のホームページの編集・更新作業を行う。
⑧ 資料室係(5名前後):日本語資料室の運営(機器管理も含む)にあたる。
⑨ 編集係(3名前後):定期的(季刊)に機関誌「瀋陽日本語クラブ」の編集・発行を行う。
⑩ 瀋陽日本語弁論大会実行委員(5名程度):瀋陽日本語弁論大会主催団体や各機関との連絡調整を行う。
⑪ 瀋陽日本人会クリスマス会実行委員(3名前後):クリスマス会の準備と運営に協力し、その連絡と調整を行う。(日本人会から要請があったときに選出)
⑫ 日本語文化祭実行委員(3名前後):在瀋陽日本国領事館主催の日本語文化祭が実施される場合、領事館に協力し、この文化祭の立案・計画・各学校との連絡・調整を行い、当日の運営等を担当する。
※ HP係:各係から1名はHP担当となり、HP係と共に日本人教師の会の広報に努める。
6 会則の改正
この会の会則の改正は、会員の多数が不都合と認めた項目について協議の上、改正することができる。会の性格上多数決はなじまないが、同意・調整がつかないときは「この会の趣旨」は会員数の三分の二、他の項目は会員数の二分の一以上の賛意をもって改正することができる。