はまっています

~~ 健 康 ~~

石井 仁(東北育才学校)

私は、中国に来て、少し痩せました。理由はただ一つ。車に乗らなくなったからです。よく歩くようになりました。次第に、ベルトの穴が1つ2つと減っていきました。こうなったらより健康になって帰国してやろうと決めました。そこで、手当たり次第に健康になりそうなことをやってみました。浅くそして広く・・・。

【チャレンジしたこと】

① ストレッチ、足裏マッサージ:寝る前に、毎日とまではいきませんがやってみました。体の足先を冷やさないことを意識して。

② 骨盤体操:日本で教わったものをやってみました。

③ 腸もみ:教師会の資料室に「腸もみダイエット」という本があります。それを読みながらお腹をマッサージ。

④ 中国茶:品和軒の劉さんから中国茶についてお話をうかがい、今の私の体に合ったお茶を選んでいただきました。これまで、ローズ茶、白茶、紅茶など飲んできました。中国茶のパワーはすごいと実感。

⑤ フルーツ:中国はフルーツが豊富でとても安いです。朝食はフルーツを多めに取りました。

とても寒がりで、秋から春にかけて電器敷き毛布が欠かせない私。この1年半は無くても過ごすことができました。やはり人間が本来もっている細胞の力を大事にしなければなりませんね。

さて、帰国後どうなるでしょうか?ぶくぶくぶくぶくま~るくならないように気をつけたいと思います。

消費者保護の観点から

山下義彦(中国医科大学)

1. 焼き肉屋でユッケが食べられなくなる?

焼き肉チェーン店で集団食中毒が発生。2011年4月19日から26日の間に、複数の店舗において、食材の一部に菌が付着していたと想定される「和牛ユッケ」から腸管出血性大腸菌O-111による男児ら5名が死亡する集団食中毒が発生した。県は行政処分、食品衛生法第55条に基づく営業の停止および無期限禁止を行った。株式会社フーズ・フォーラスに対し、「焼肉酒家えびす砺波店」を4月27日に営業停止処分、「駅南店」を4月30日に営業停止処分、「福井渕店」を5月2日に営業停止処分、「富山山室店」を5月6日に営業停止処分、「横浜上白根店」を5月16日営業禁止処分とした。なお、「焼肉酒家えびす」は4月27日より生食用食肉(ユッケ)の販売を自粛、4月29日から全店舗の営業を自粛した。

和牛より単価の安い交雑種の肉を含めて加工

チェーン店は、肉の一部しか使わない贅沢なユッケ(70~80g)を和牛で一皿280円で提供していた。肉の歩留り(ぶどまり、加工した時の原料に対する製品の出来高の割合)、他の材料、人件費などの経費を考慮すると、提供するためには牛肉の原価を1000円/kg程度に抑える必要があるが、和牛の赤身部分だけで1000円/kgの肉は通常ではありえない。

2011年10月1日施行の新基準

枝肉から小分けしたブロック肉を密封し、湯煎などで表面から深さ1センチ以上の部分を60度で2分以上加熱することを求めた。飲食店は原則、業者が加熱処理した肉を仕入れ、周囲を削り取るトリミングをし、火が通っていない部分を調理していたが、今後は加熱処理やトリミングには専用の場所や器具が必要となる。

「それでも食べたい」場合は

「それでも私は生肉を食べたい」人は、大根おろしやワサビなど殺菌効果がある薬味類を生肉と一緒に食べると、食中毒の危険性を減らせる可能性がある。

2.茶のしずく石鹸でアレルギー症状

約467万人に約4600万個販売され、小麦由来成分による重いアレルギー症状を引き起こすとして自主回収中の「茶のしずく石鹸」をめぐり、発症者が471人に上ることが、厚生労働省のまとめでわかった。うち66人は、救急搬送や入院が必要な重篤な症例で、一時意識不明に陥った例もあった。11月14日にあった厚労省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会で、10月17日までに報告のあった件数が示された。一方、日本アレルギー学会には1000件を超す症例が報告されており、被害件数は増える可能性がある。症例は、全身の腫れや呼吸困難などで、小麦アレルギーが元々なかった人も、アレルギーの原因物質が目や鼻の粘膜などに毎日少しずつ付着することで、発症することがあるという。原因となった小麦由来成分は様々な石鹸や化粧品で使われているが、同じ成分を使っていた10社が33商品、計380

万個余を自主回収している。