【開催報告】第6回岩手医療情報研究会
テーマ 『はじめよう Web会議システム』
◇日 時:令和2年12月5日(土) 14時00分~16時20分
◇場 所:ZOOMによるWEB配信
◇人 数:74名
◇内 容:講演 3題
◇後 援:日本医療情報学会東北支部会/日本医用画像情報専門技師会
COVID-19の収束が未だ見えない中、感染防止の観点から本年は第6回岩手医療情報研究会をWeb配信で開催いたしました。ご参加いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。今年はCOVID-19の影響から多くの研修会等がWeb配信へと移行せざる得ない状況となる中で多くの方がWeb会議システムやWi-Fi環境というものに関心を抱いているのではないかということで『はじめよう Web会議システム』のテーマのもと、当研究会でも初の試みとして企画いたしました。当日は不手際や些細なトラブル等もございましたが皆様のご協力のもと無事に会を終えることができました。御礼申し上げます。
以下ご報告いたします。
講演内容ダイジェスト ※氏名は敬称略
◇講演1「次世代Wi-Fi規格”Wi-Fi6”とは? ~医療情報ネットワークの今後に関して~」
アライドテレシス株式会社 盛岡営業所 山中大輔
アライドテレシス株式会社 技術支援グループ 福田香奈絵
私たちが普段何気なく使用している無線LANの基礎的なお話から次世代通信規格のWi-Fi6について、さらには最近話題の5G通信の話も交えてネットワークの構築におけるポイントや留意点などについてご講演いただいた。
◇講演2「Web会議を使いこなす 10のポイント」
株式会社ビットエイジ 代表取締役 大道顕二郎
コロナ禍において主流になりつつあるWeb会議について、WEB会議アプリなどのソフトウエア環境、カメラやマイクなどのハードウエア環境、さらにホストや参加者のマナーなど一般的なWEB会議のノウハウについて実例を交えてご講演いただいた。
◇講演3 「New normal時代の研究会運営―オンラインの裏表―」
奥州市総合水沢病院 医療技術部 放射線科 高橋伸光
数々のWeb研修会の開催と運営のご経験から、WEB研修会の企画から開催までの流れや、システム契約や会費徴収などのホストとしての実務の苦労やポイント、さらに運営スタッフの役割分担、司会(MC)の役割の重要性、そしてこのコロナ禍におけるNew normal時代の会議や研修会の運営の在り方について、WEB開催と参集型開催の長所と短所を交えて運営手法までわかりやすくご講演いただいた。