日本病院学会・岩手医療情報研究会共催セミナー開催報告

第66回日本病院学会 岩手医療情報研究会共催イベント

『医療情報システムの利用者心得』を用いたユーザ教育(HI-UP)の実践

日時 平成28年6月23日(木) 15:30~17:30

会場 ホテルメトロポリタン盛岡NEW WING 3F星雲

参加者数 35名

内容 特別講演、一般演題2題


第66回日本病院学会 岩手医療情報研究会共催イベントを開催しましたので下記のとおり報告します。

『医療情報システムの利用者心得』を用いたユーザ教育(HI-UP)の実践と題しまして特別講演に医療情報技師育成部会・HI-UP教材委員会 大阪大学医学附属病院 医療情報部 三原 直樹先生をお迎えし、日本病院学会との共催イベントを開催いたしました。当日は梅雨空の下、雨降りしきる生憎の天気で、学会登録者のみが参加可能という限られた条件の中での開催ではありましたが全国より多くの方々にご参加いただきました。

ご講演くださった先生方、参加された皆様にこの場をお借りしましてお礼申し上げます。


【ダイジェスト】*氏名は敬称略

特別講演1『病院情報システム利用者プログラム(HI-UP)の策定について 』

医療情報技師育成部会・HI-UP教材委員会 大阪大学医学附属病院 医療情報部 三原 直樹

≪概要≫電子カルテシステムの導入が進展している現状において医療情報技師育成部会がシステムの一般利用者向けに策定した「病院情報システムの利用者心得」の内容紹介と、これを利用した利用者研修(HI-UP:ハイアップ)の進め方を中心に、実際のHI-UP研修実施事例の報告を交えてわかりやすく説明していただきました。

演題1『HI-UP実践事例報告』

盛岡赤十字病院 医療技術部 放射線画像診断技術課 厚谷 祥一

≪概要≫「病院情報システムの利用者心得(HI-UP)」の実践と、テストによる理解度の確認を実施。結果から今後の教育のポイントを比較検討した。

演題2『病院情報システム利用者の意識調査』

医療法人永仁会 永仁会病院 情報管理課 佐々木弘介

≪概要≫電子カルテ新規導入にあたり盛岡赤十字病院と同様のテストをあらかじめ行い、その結果から今後の教育のポイントを検討した。