岩手医療情報研究会・Iwate-KOKOZASHI共催会 開催報告
岩手医療情報研究会・Iwate-KOKOZASHI共催会 開催報告
岩手医療情報研究会・Iwate-KOKOROZASHI共催会
テーマ 医療現場におけるネットワークとモニタの管理
日 時:平成30年3月17日(土) 13時00分~17時30分
場 所:盛岡赤十字病院 記念講堂
参加人数 :47名
研修内容 ネットワーク編 ーーー 講演1題 一般演題2題
モニタ精度管理編 ーー 講演1題 一般演題4題 精度管理実技 特別講演1題
盛岡の最低気温は、マイナスではあるものの、段々と春の訪れを感じる3月17日にネットワーク管理と医療用モニタの
精度管理に焦点を当て、IWATE-KOKOROZASHIとの共催となり、いつもに増してたくさんの方々の協力を得て開催されました。
以下に開催報告をいたします。
[ダイジェスト] *氏名は敬称略
第1部 ネットワーク編
1.医療現場におけるネットワーク管理
アライドテレシス株式会社 本社技術支援グループ課長 福田香奈絵
アライドテレシス株式会社本社技術支援グループ課長福田香奈絵先生から、院内のネットワーク構成と課題、ネットワークの運用管理、
ネットワークの構成管理、ループガード機能、スイッチ冗長化方式、ネットワーク冗長化適用範囲、エッジスイッチの運用について、
運用管理の簡素化ネットワーク統合管理ソリューション、リモート監視、無線LANの運用管理課題、チャンネル設計、最適な設計、自立型無線LANソリューション、
ローミング、シングルチャンネル方式無線LANシステムおよび従来方式との使い分け、セキュリティ対策 情報セキュリティの脅威、内部対策の必要性、
最新セキュリティ対策、アプリケーション連携ソリューションを短い時間の中ではありましたが、分かりやすくお話しいただいた。
2.一般演題 ネットワーク管理~放射線領域を中心に
1)盛岡赤十字病院 厚谷祥一
放射線技師ができるネットワーク管理と題して押さえておきたい管理項目、構成管理、
障害管理、性能管理、機密管理などついて、トラブル時の事例をまじえてお話しいただいた。そこから、現場の管理するものとしての考察をしていただいた。
2)岩手県立中央病院 武田大樹
放射線部門におけるネットワークで様々な問題も抱えている実情を話していただき、それらを管理し問題解決に向けて奮闘された複数の案件を話していただいた。
第2部 モニタ精度管理編
3.最新のモニタと精度管理の実際
EIZO株式会社 営業一部 仙台営業所 新田雄司
フィルムと現像機の管理からデータとモニタの管理への変遷、医用モニタの解像度、輝度、階調特性について、ガイドラインを踏まえ不変性試験、目視試験、品質管理
の必要性について説明していただいた。長期運用のポイント、Radicsの説明、モノクロやカラーを自動判別する機能が実装された新しく販売されたモニタ、ファームウェアについても話していただいた。
4.一般演題 モニタ精度管理の実際
1)岩手県立中央病院 滝村昂大
管理報告を運用面を踏まえ話していただいた。モニタ交換時期に関して、使用時間等を鑑み次年度以降の目途を立てて計画的に管理されていた。
2)奥州市総合水沢病院 高橋伸光
Iwate-KOKOROZASHIの紹介に始まり、過去に検証された事例を踏まえて、現状の管理を誠実に報告していただいた。設置等含めた全モニタの不変性試験の実施時間を提示
していただき、そこから考えられる明日からのモニタ管理について考察していただいた。
3)一関市国民健康保険藤沢病院 菊地鉄也
モニタ導入の経緯を話していただき、不変性試験等を行うことの取り決めマニュアルを作成されたことや、モニタ管理の教育を受けてない人が点検・管理が出来るかと
実施状況を踏まえ話していただいた。
4)岩手県立胆沢病院 中川雄介
現状のモニタ管理の精度管理指標、検討事項、モニタ管理に使用する測定器の特性を話していただいた。
5.モニタ精度管理実技
EIZO株式会社のご協力のもとモニタ精度管理実技を行っていただいた。キャリブレーションや試験など品質管理作業につい教えていただいた。実習形式で、実際のモニタを使用し、不変性試験のやり方とポイントを教えていただきながら行った。分かりやすく説明していただき実習を行えたため、また、初めて行うかたからも、大変好評であった。
6.特別公演 ガイドラインなどの解説 ~安全管理GL・モニタ・合意事項~
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 研究企画室 奥田保男
標準化について
今後の医療機関のプロトコール、ガイドラインについて、記録の確定、検像について、管理責任、装置の管理、撮影実施者の責任。
モバイルデバイスについて
実際の臨床現場で起こりうる実例を医療情報の安全性について。責任の所在について。標的型攻撃、ランサムウェア、検知について、情報漏えいの危険性。
標的型数世代検知する仕組み。二要素認証、管理区域内の二要素
モニタについて
JESRA X-0093の変遷、GSDF:Grayscale Standard Display Function(グレイスケール標準表示関数)の必要性、γとの比較。
医用画像モニタ品質管理者、QAとQC
合意事項について
PDI、other contents、媒体がなくなる将来、受取側、提供側、検査日変更の弊害、モダィティコード変更の弊害、オンライン診療での加算項目、other folder
多岐にわたる項目をお話しいただいた。
以上