第四十五回 広島CBT勉強会

●日時: 平成25年7月16日(火)19-21時

●場所: 広島大学病院外来棟 3階 大会議室

● 講演;岡本泰昌先生(広島大学大学院 精神神経医科学)

●タイトル;「認知行動療法の前に-基本のほ-」

●内容;前回の「否定的な面だけでなく肯定的な面にも着目」、「指示と支持を区別」、「関係をOFFからONに」、「感情をつかまえ背後にある意味を理解する」 に引き続き、今回の勉強会では「認知行動療法の前に-基本のほ-」と題して、「こころを俯瞰するために心の見取り図を使う」、「指示から支持へ」といった精神療法の基本形について演習を含めて呈示したいと思います。心の見取り図を使ってこころを俯瞰することは、CBTを行う際に必ず必要で、このプロセスがないと次の介入技法には進めない重要なポイントで、一般臨床においても患者さんの理解に有用です。「指示から支持へ」は、前回お話しした精神療法の「基本型」のおさらいになります。今回も国立精神神経センターCBTセンターの堀越先生に教えて頂いた内容です。(どちらかと言えば初心者向けの内容の予定です)