第五回 広島CBT勉強会

日時;平成21年3月17日(火)19-21時

場所;広島大学外来棟2階カンファレンスルーム(スターバックスの裏側です)

第四回の広島CBT勉強会(広島精神神経学会主催)はいかがだったでしょうか?古川先生のパニック障害の豊富な臨床経験にもとづくコツのようなものが感じられた内容であったように思います。また、今回、ご紹介いただいた名古屋市立大学の治療プログラムを用いた治療を広島大学病院でも今秋よりはじめる予定です。

第5回では、前回の古川先生の特別講演に続いて、パニック障害をテーマとした勉強会にしたいと思います。先生方もご存じのように、パニック障害の長期的治 療を考えた場合、最も優れた治療法はCBTと考えられています。SSRIも同様の効果を持っていますが、SSRIは服薬を中止することに約半数が再発する ことが知られています。

今回の勉強会では、古川先生のご講演を補強する意味で、三部構成として、先ずパニック障害の認知モデル(治療に関連した理論的背景)について、二番目に、最近、個人CBTを導入した症例についての治療経験(導入部分)、三番目にでは、どのような症例にCBT的介入を行うかについて考えてみたいと思います。

I.パニック障害の認知モデル(担当;吉村晋平)

なぜ、パニック障害にこのような治療を行うのかといった理論的背景

II.症例検討会(司会;萬谷智之、症例提示;国里愛彦)

最近、個人CBTを導入したパニック障害の一例

III.どのような症例にCBT的介入を行うか(担当;岡本泰昌)

どのような症例に、どんな時期にCBT的介入を行うのかについて整理