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FHIR® Control Japan Project へようこそ
FHIR の Release 3 (STU) 公開を受けて、徐々に新しい内容に置き換えていきます。ご期待ください。
最新動向については、このサイト内の FHIR® Control Japan Project ブログ や、プロジェクトの Twitter(@FHIRControlJP) を参照ください。
FHIR(Fast Healthcare Interoperability Resources、ファイア)は、健康や医療の管理に関する情報を表現するための「リソース」(情報素材)を取りまとめたものです。FHIR にまとめられたリソースは、医療およびその周辺のプロセスに関するシステムの相互運用性の問題を即効的に解決するために、電子的に交換される医療および管理上の粒度の高い概念を表現しています。リソースには、患者、受診・入院、診断レポート、薬剤、プロブレム・病名リストといった保健・医療の基本要素が、その典型的なデータ要素とともに含まれ、より詳細かつより複雑な保健・医療概念のモデルにも対応しています。各リソースのシンプルで無駄のない定義は、徹底した要求事項の収拾、正式な手順を踏んだ分析、そして既存の関連標準規格と幅広くクロスマッピングすることによって実現されています。
FHIR Control Japan Project では、医療ITの最新トレンド、FHIR を日本でも容易に利用できるよう、FHIR 関連ドキュメントの日本語訳、Grahame Grieve をはじめとする開発メンバーとの交流、各国での実装状況の紹介など、最新情報を日本語で提供しようとする、医療IT標準化活動の経験豊富な有志によるプロジェクトです。
プロジェクト代表 村上 英
Tiapana ICT Services Limited (NZ)
日本HL7協会/HL7 New Zealand
注意:FHIR は、正式な HL7 標準として投票される以前の、現在開発中のドラフト仕様です。
実装者がここで定義されている内容での試験実装を行うことは歓迎されていますが、内容が事前の通知無しで変更される可能性があることを明記して下さい。
© HL7.org 2011 - 2012 License
プロジェクトの概要:
FHIR Control Japan Project では、 FHIR に関する以下の情報を、日本語で順次提供していきます。
- ロードマップと概要紹介 (Roadmap/Introduction)
- FHIRの定義されたリソースのリスト (The list of resources defined by FHIR)
- FHIR 仕様書 (FHIR specification)
- FHIR XMLスキーマ (FHIR Schemas)
- モデル実装および機械処理可能な定義フォーマット (Reference Implementations & procssible definition format)
- 等々
プロジェクトの目的:
FHIR Control Japan Project の目的は以下の通りです。
- 医療IT界の最新トレンド、FHIR を日本に紹介する。
- FHIR についての日本語での情報ポータルを提供する。
- FHIR とその関連規格・技術に関する日本国内外の専門家の交流の場を実現する。
- FHIR とその関連規格に、日本の医療界の必要要件が、しかるべきタイミングで反映されるよう、開発者へのフィードバックを行う。