是非、ご購入ください。
・片山知史(著) 「魚が底から湧いてくる海 東北の海と底びき網漁業の今昔」河北新報出版センター (2025年5月)pp.127.
(乱獲のイメージが強い沖合底びき網漁業ですが、底びき網漁船が動力化された大正の時代から、約100年を経た現在においても、底びき網は多様な漁獲物を市場に提供し、日本の主要漁業種となっています。東北の沖合底びき網漁業が、日本の水産、食、地域経済を支え続けていられる要因には、漁場の海洋学的な特徴、資源生物の生態的特徴、漁業の成り立ちが関係しています。本書では、大きな変遷を遂げながらも持続的に生産している沖合底びき網について、昔を知り、歴史を知り、東北の地域を支えてきた意義を整理しました。加えて、海洋温暖化や海洋汚染等の今日的な課題を踏まえ、沖合底びき網を中心とした東北漁業の将来を展望しました。これらのことを研究者のみならず広くお伝えしたく執筆しました。)
・片山知史(2024)沿岸資源の評価と管理 、水産科学と水産政策 現場と政策の乖離を埋めるために必要な研究とは、牧野光琢・石川智士 (編集), 日本水産学会 (監修), 14-26,
・片山知史(2022)被災地における復興事業の功罪、東日本大震災から10年 海洋生態系・漁業・漁村、片山知史, 和田敏裕, 河村知彦(編集), 日本水産学会 (監修), 125-146.
・片山知史・松石 隆「沿岸資源調査法」恒星社厚生閣 (2022年4月)pp.100
・片山知史・小野寺智雄(東北大学職員組合 編)非正規職員は消耗品ですか?―東北大学における大量雇止めとのたたかい、学習の友社、pp.63 (2021/5/28).
・片山知史(著) 「耳石が語る魚の生い立ち 雄弁な小骨の生態学」恒星社厚生閣 (2021年2月)pp.106.
・片山知史 資源操作論の限界 沿岸資源管理の歴史に学ぶ、漁業科学とレジームシフト 川崎健の研究史、川崎 健, 片山 知史, 大海原 宏, 二平 章, 渡邊 良朗 (編著)、東北大学出版会 432-447, (pp.527)2017
・片山知史、山口敏康(一部執筆)豊かな恵みの海「三陸」「三陸わかめと昆布 浜とまちのレシピ」 婦人之友社(2017/3/11)22p
・片山知史 深海魚を獲る、落合芳博 (編著), 深海魚を獲る 深き海の魚たち—資源開拓と有効利用に向けて、丸善出版,21-40 (2017)
・片山知史 海洋生物と海洋生態系への影響と回復状況、水産海洋ハンドブック第3版、生物研究社、598-600.2016.
・片山知史 第5章「被災地漁業の復興」岐路に立つ震災復興: 地域の再生か消滅か(東京大学出版会)、91-106 (2016)
・片山知史・渡部諭史 「生きざまの魚類学: 魚の一生を科学する」(東海大学出版会)第6章「複雑な食う食われるの関係を組みほどく -安定同位体比を用いた砂浜浅海域の底魚群集構造へのアプローチ」93-110 (2016)
・片山知史 東日本大震災 復興の検証: どのようにして「惨事便乗型復興」を乗り越えるか、 綱島 不二雄 (編集), 岡田 知弘 (編集), 塩崎 賢明 (編集), 宮入 興一 (編集) 第7章 大津波の後の漁業、漁村と人口流出、pp.271 合同出版 (2016)
・片山知史(著) 「魚と放射能汚染」芽ばえ社 (2016年2月)pp.95.
・片山知史:東日本大震災が海洋生態系や水産業に及ぼした影響、『水産海洋学入門 海洋生物資源の持続的利用』、講談社、273-281, 2014.
・片山知史:大震災後の東北における漁業・漁村の復興・再生、『自然資源経済論入門③』、中央経済社、237-259, 2013.
・柿野純、片山知史、堀義彦:東京湾の利用形態 漁業、東京湾 人と自然のかかわりの再生、東京湾海洋環境研究委員会編、恒星社厚生閣、165-176(2011)
・片山知史:浅海域生態系と沿岸資源の長期変動、水産学シリーズ169、 浅海域の生態系サービス 海の恵みと持続的利用、恒星社厚生閣 107-115 (2011).
・片山知史:沿岸資源への影響-ヒラメとスズキを例に-、地球温暖化とさかな、水研セ叢書、成山堂書店, 97-106, 2009.
・黒木洋明・片山知史:黒潮を介した大回遊。どこからどこまで行くのだろう?謎の多い「ノレソレ」の生態、魚類環境生態学入門-渓流から深海まで、魚と棲みかのインターアクション、猿渡敏郎編、東海大学自然科学叢書2、東海大学出版会、224-243、2006.
・片山知史:沿岸資源への影響-ヒラメとスズキを例に-、地球温暖化とさかな、水研セ叢書、成山堂書店, 97-106, 2009.