日本の沿岸資源について，生活史全体にわたる資源生態の解明と資源解析を通じて，各資源の動向および漁業の現状に応じた資源管理方策を提示することを目的としています．

My purpose is to present fisheries management strategies corresponding to population status and fisheries activity, through studying the fisheries biology and life history and analyzing population dynamics of coastal resources.

＜資源管理一般 General reports of fisheries management＞

・渡慶次力・中西健二・片山知史 (2021) 宮崎県の沿岸資源漁獲量の長期的な時空間変動と海況変動との関係、水産海洋研究、第85巻第2号　45-53.

・片山知史（2020）　「新漁業法」における資源管理政策の問題点は何か、北日本漁業、48、12-14.

・片山知史（2008）沿岸資源の変動とその特徴. 月刊海洋, 40, 454-462.

・片山知史（2009）沿岸資源への影響-ヒラメとスズキを例に-. 「地球温暖化とさかな」. 水産総合研究センター叢書, 成山堂書店, 東京, 97-106.

・片山知史・鈴木健吾・藤井徹生（2009）沿岸魚類資源の中長期変動とレジーム・シフト. 水産海洋研究, 73, 328-330.

・片山知史・山本昌幸・五利江重昭（2009）沿岸底魚の簡易%SPR推定. 東北底魚研究, 29, 25-29.

・Katayama, S., M. Yamamoto and S. Gorie （2010）Age compositions of flat fish stocks as determined by a new otolithometric method, its application in the estimation of growth, spawning potential and fisheries management. J. Sea Res., 64, 451-456.

・Satoshi Katayama (2010) Stock enhancement programs of a fisheries cooperation of a brackish lake in Japan. Interactions of Fisheries and Fishing Communities Related to Aquaculture: Proceedings of the Thirty-eighth U.S.-Japan Aquaculture Panel Symposium, Corpus Christi, Texas, 79-84.

・片山知史（2011）沿岸資源管理の諸問題, 黒潮の資源海洋研究, 12, 103-105.

・片山知史(2011)沿岸資源管理の諸問題、水産海洋研究, 75, 248-250

・片山知史（2013）沿岸資源管理の現状と問題点と方向性、アクアネット、2013年12月号, 22-26.

・片山知史（2014）全国スケールでの沿岸資源の変動パターン、平成25年度瀬戸内海ブロック水産業関係研究開発推進会議、生産環境部会・増養殖部会合同部会、議事要録関連資料、水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所、35-38.

・川崎 健, 片山知史（2014）ペルーアンチョビー資源変動の地球表層科学的理解、日本水産学会誌 80，854-857.

・片山知史・大海原宏（2015）ノルウェー型漁業管理は日本漁業の救世主となり得るのか－出口管理に依存する資源管理の問題点－、日本水産学会誌, 81, 2, 327-331.

・片山知史 (2015) ノルウェー型漁業管理は被災地沿岸漁業を救えるのか, 水産海洋エンジニアリング, 120, 38-46.

・片山知史（2018）「水産政策の改革について」で資源は増大しない、水産政策改革案への異見と懸念、アクアネット、2018年8月号, 26-30.

・片山知史（2018）「水産政策の改革について」が示す資源管理方策の問題点、月刊『漁業と漁協』、2018年9月号, 10-16.

・片山知史（2019）水産施策の改革の意義と問題点、北日本漁業、47、25-32.

・片山知史（2019）改正漁業法と数量管理, 漁協と漁業, 658, 4-9.

・片山知史（2020）これからの沿岸資源の評価と管理, 黒潮の資源海洋研究, 21, 3–7.