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日々の学校や生徒の様子等をお知らせします。
2月28日(金) 堂々たる演技!
昨日は修学旅行説明会の話題をあげましたが、職員室で修学旅行の話をしているときたまたま本校3年の関根君が今年の大阪万博で太極拳の演舞を披露することになったことと、クラスのみんなの求めに応じて太極拳の演舞を体育館で披露することになったことを知りました。そして、今日の2時間目の体育が終わった後にクラスのみんなの前で演技を見せてくれました。槍を持ち、ひと振りひと振りする彼の演技に、会場からは「おぉっ」という声が何度となく聞こえてきました。しなやかに、しかし、ダイナミックに、堂々と演技する様子は実に立派でした。4月には全日本武術太極拳のJOCジュニアオリンピックに出場するなど、今後の活躍も大いに期待されます。高校進学後も文武両立で忙しいと思いますが、是非、頑張ってくださいネ\(^_^)/
2月27日(木) より充実させるための準備
今日の5,6時間目に2年生と保護者の方対象に「修学旅行・進路説明会」がありました。修学旅行の説明の時は実行委員会のみなさんからスローガンの発表や2泊3日の旅行の行程が伝えられ、熱心に聞いていました。スローガンにもあるように修学旅行は京阪神でしかできない貴重な体験やいろいろなものにふれ、考えたりすることを通して学習することですから、しっかりとこれから準備をしていってほしいと思います。(しかし、生徒の関心事の1つであるUSJの説明やお小遣いの説明になると、さらに熱心に聞いていました(^.^))。また、進路説明会があり、1年後の高校選択や今の入試制度について話されました。全体を通しての質問はなかったそうですが、今日、お家に帰ってお家の人と話をするところもあると思います。3学期は3年0学期と喩えられる先生もあります。準備をすでに始めているところもありますから、今日の説明会を受けて、ご家庭でしっかり話し合っていただければと思っています。
2月26日(水) 結果
本日、昼休憩に3年生の酒本さん、羽島くん、谷本さんが校長室で表彰を受けました。酒本さんは体操競技で鳥取県中学校体育連盟から、そして、羽島くん、谷本さんは鳥取県バスケットボール協会からいずれも優秀選手として表彰され、表彰状とメダルを校長先生から授与されました。最後に校長先生から3人にむけてねぎらいの言葉と、中学卒業後にもさらなる活躍を、と期待の言葉をかけられました。さて、現在、3年生の中でこれから県立高校入試を受ける生徒は放課後に面接練習をしていますが、この面接練習の時期になると3年生の旅立ちの時はもうすぐだと感じます。彡🕊
2月25日(火) 校区児童会・生徒会がありました
今日は「福生中学校区児童会・生徒会」があり、福生東小学校、福生西小学校の児童会の皆さん(5年生)が中学校にやって来て、生徒会のメンバーと一緒に校区の課題について話し合いました。中学生の皆さんが司会をしながら各校の課題を出し合った後で、校区で共通して取り組むべき課題について考え、意見を伝え合いました。本校の生徒たちは同じグループの小学生から上手に意見を引き出したり、説明を加えたりしながら先輩として上手に関わっていましたし、児童会の皆さんは物怖じせず、しっかりと自分の考えを発表できていて、とても素晴らしかったです。今回課題としてあがった自転車の乗り方や授業前の時間を守ること、挨拶やロッカーの整理整頓ができていないことなどについても解決策を考えてくれました。また、それぞれの学校に持ち帰ってアクションを起こしてくれると思います。
さて、今回「児童会・生徒会」でやってきた児童の皆さんで印象的だったのは、あいさつをきちんと自分達からする姿、そして、脱いだはきものをきちんと揃えてから校舎に上がる姿でした。大変素晴らしいことですし、美しい所作や振る舞いでした。そういう素晴らしいところはいつまでも続けてほしいと思いましたし、中学校でも伝えたいと思っています。
2月21日(金) 心あたたまる日💞
今朝、学校に一本の電話がかかってきました。聞けば皆生に住む女性の方からで、この雪道の中、家の外に出てゴミを捨てなければならないのだけれど、道が悪くてとても大変だったそうです。そこで、たまたま通りかかった本校の生徒にゴミを捨ててくれないかとお願いをしたところ、その生徒は快く応じてくれたのだということでした。その方は無理を承知で通りかかった生徒にお願いをしたけれど、その子はいやな顔ひとつせずに引き受けてくれてとても嬉しかったことや、このことをどうしても学校にお伝えしたいと思ってお電話をしてくださったということです。
また、今日は午前中に第4回学校運営協議会が開かれ、令和6年度の振り返りなどが話し合われました。その中で福生中学校を訪れると生徒の方から挨拶をしてくれるという言葉をいただき、嬉しく思いました。このところの寒波で大変寒い日々が続いていますが、お電話の内容や学校運営協議会の委員の方のお話に職員一同心が温まりました。(*^-^*)
学校支援員の石原さんの展示にもいつも心があたたまります
2月20日(木) 防災ゲームをやってみる
今日の6時間目に3年生の学活の授業で、本校の3年生が開発した防災ゲーム「SHYG(シャイグ)」を各クラスで行いました。開発したメンバーが各クラスに出張して大まかな流れを説明し、その説明に沿って生徒たちはグループで実際に行いました。授業を参観した先生からは生徒たちが楽しそうにゲームに興じていたと聞きました。同級生が考えたゲームをやってみる喜び、そして、開発した生徒たちも自分たちがつくったゲームを同級生が楽しそうに取り組んでいるのを見る喜びという双方の喜びがあったように思います。この防災ゲームは他市の公民館や市内の中学校からも取り組んでみたいとお話をいただいています。これからまだまだ広がっていくことでしょう。
2月19日(水) 学びの延長上に…
3年の社会科の授業では公民の時間に自分達で授業を考え、発表する取り組みが行われています。テーマは国際平和や環境問題など様々で、それらの中から班で1つ決めて発表します。教科書に書かれてあることを理解した上で、疑問に思ったり自分達の生活に関連していることなどを深掘りして授業のスライドショーを作り上げていきます。班によってクイズやワークシートなどを作成する班もありました。どの班も工夫が見られたり、自分達の個人的な視点や感想をしっかり述べていて、さすが3年生だと感心しましたし、「JJタイム(総合的な学習の時間)」で身につけた取り組む姿勢や態度もしっかり表れていました。
また、この取り組みの最後には「持続可能な開発目標(SDGs)」と今回の取り組みを関連付けて、SDGsの取り組むべき17の項目のどれを優先すべきかグループで話し合ったりしながら自分の取り組むべき優先順位を決めていきました。話し合いの中で、理想と現実に悩む生徒もいましたし、自分と異なる意見を聞きながら、優先順位を変えていく生徒たちの姿も見られました。とても有意義な時間でした。
2月18日(火) 雨水❄⇒💧
今日は二十四節季でいう「雨水(うすい)」です。空から降るものが雪から雨に変わる頃なのだそうですが、今日は逆に雪が降りました。今週1週間は寒さが続くそうですので、生徒の皆さんも早めに起きて、ゆっくり気を付けて登校しましょう。
さて、今日は令和6年度最後の定期テストがありました。3年生の試験に取り組む様子を見ていましたが、時間いっぱい使って一心不乱にテストに取り組んでいました。3年生はすぐに県立高校入試がありますが、最後の最後まであきらめずに本番も取り組んでほしいと思っています。
1年生や2年生の皆さんもテストに向かって一生懸命に取り組んでいたと聞いています。1年間の集大成として結果がいいふうに残せるとよいなと思っています。
中学最後のテストに臨む3年生の姿
2月17日(月) 生徒が学びたくなるテーマとは…
2月に入り、いろいろな先生の授業公開が行われています。先週は山田先生と谷野先生が1年と2年の社会の授業を行っていました。山田先生の授業ではオーストラリアなどがふくまれるオセアニア州の多文化社会の現状や課題などについて生徒たちが疑問に思ったことなどを自由に調べて発表し合っていました。また、谷野先生の授業では新紙幣で選ばれた歴史の授業で登場する人物たちの学習をもとに、これまで紙幣に選ばれた人物の共通点などについて前の時間で学習した上で、30年後の紙幣ではどんな人物が紙幣になっているのかを根拠を持って選ぶ授業でした。お二人の授業のテーマ設定はいずれも興味をそそられるもので、生徒たちも時間中、いろいろなアイデアを出し合いながら進んで調べたり、意見を述べ合ったりしている様子が印象的でした。
2月14日(金) 福生中校区の宝もの・・・
今週水曜日に今年度最後の「あさぼらけ」がありました。今回も社会派の作品から心温まる作品までいろいろと本を選ばれて読んでいただきました。3年生は今回が最後の「あさぼらけ」でした。小学校からお世話になった方々の読み聞かせがこれで最後となります。帰られるときに今回来られた何名かの方に「本を選ぶ基準はありますか?」と尋ねましたら、「そうですね。生徒さんの年齢や季節などいろんなことを考えて選びます。実は本を選ぶのが一番大変なんです。」と答えられました。本校の生徒たちのために毎回本を選び、そして、読む準備もしてくださる・・・本当に有り難いことです。そんな気持ちが3年生達に伝わったのでしょう。代表生徒が最後にお礼を述べていました。わたしたちは「つながり」の中で生きていることを改めて感じさせられる時間となりました。
「あさぼらけ」の皆様、今年度も朝早くから大変お世話になりました。来年度も是非、よろしくお願いいたします。
2月13日(木) 頑張れる原動力は・・・
今週月曜日から図書館のスペシャル企画が始まっています。学校司書の神庭さんと稲田さんが協力して考えた企画で、本を1冊借りるたびにパズルのピースがもらえ、それをクラス対抗で完成させる企画やペットボトルキャップを使った企画など、連日、昼休憩になると図書館は入口外まで生徒があふれかえっています。先週いつになく遅い時間まで学校司書のお二人が残っておられたので、理由を尋ねましたらこの企画のために準備をしていたのだとか。「生徒が喜んでくれる」という思いでこの企画を考えて準備されたことが伝わってきます。本当に有り難いことです。今回の大盛況ぶりに「予想外」とおっしゃいながら嬉しそうに語る神庭さんの表情が印象的でした(*^_^*)
2月12日(水) 大切にしたいもの
今年も瞬く間に時が移ろいます。旧暦では1月は睦月(むつき)、2月は如月(きさらぎ)といいますね。これは日本古来の季節や行事に合わせた和風月名(わふうげつめい)の呼び方で、1月は正月に親類一同が集まり仲睦まじく過ごす月なので「睦月」、2月はまだ寒さが残っているので服を重ね着する季節だから「衣更着=如月」といいます。旧暦は現代の暦とは2ヶ月ほどズレがありますが、このところの寒波を経験しているので、「如月」というのも上手くいったものだと独り言つのでした。
さて、本日はこの寒い中、月に一度の校区安全指導員の方による下校指導がありました。毎回少し早めに来られて、生徒たちの自転車の施錠具合を確認してくださいます。また、風で倒れた自転車を起こし、落ちたヘルメットなどを自転車カゴに戻していただいたりしてくださいました。本当にありがとうございます。さて、今回の施錠率は40%だったと報告を受けました。鳥取県警の公式発表によると、令和5年の鳥取県の自転車の盗難被害件数は496件、そのうち自転車にカギを掛けていなかったのは400件、つまり無施錠率は80.6%にもなったそうです。全国平均が65.5%ですからずいぶん高いことがわかります。何事も「失うは一瞬、後悔は一生」ということのないように学校でも委員会活動を通じて注意喚起をしていきますので、御家庭でも声かけをよろしくお願いいたします。
2月10日(月)数学の学びを実生活に活かす方法を知る🔍
先週の金曜日は寒波がやって来て、米子市でも大雪でした。一日中とても寒かったのですが、昼休憩になると中庭からキャッキャと声が聞こえてきたのでドアを開けると、生徒たちがこの寒空の中、雪合戦をしているではありませんか!何と元気なことでしょう⛄生徒の皆さんには寒さも遊びに変わるんですね(^^)
さて、この日は齋木先生の数学の公開授業があり、参観しました。テーマは標本調査です。私も中学のころに学習しましたが、他の数学の授業内容と比べるとあまり覚えていません。一方、今回の授業では、齋木先生が「自分が旅行にいくならいつの季節にどこを訪れたら快適な旅ができるのだろう?」というテーマを出し、その答え(仮説)を自分達なりに出した上で、それをこの標本調査という手法を使って検証するという授業内容となっていました。見ていてとても楽しそうなテーマで、私も取り組んでみたいと思わせるものでした。生徒の皆さんは自分で仮説を立てて、その仮説が正しいのかどうか、そして、その仮説が正しいかどうかを調べるためにいくつ資料を用いたらよいのか?などなどいろいろ検証したものをまとめ、上手に発表していました。発表後にはクラスの仲間から「選んだ資料の数はどうして適切だと思ったのか?」などするどい突っ込みが聞かれました。皆さんが聞き手を意識したまとめと発表ができていて、大変感心しました。
2月7日(金) 文化の違い
今日はノア先生がやってくる日です。そしていろいろと話をしている中でバレンタインデーについて聞かせてもらいました。アメリカでは日本と少し違ったので、また、コラムを書いてもらいましたので、紹介します。
St. Valentines day is fast approaching! I was surprised when I learned that this is a day that Japanese people celebrate as well. In Japan, girls are usually the ones who gift chocolate to boys. Then, on White Day, boys will give something to girls. In America, there is no White Day.
American celebrate St. Valentines day by gifting their partner chocolate, candy, or flowers. Typically, both genders will participate and give their partner a gift. I have also heard that in Japan people might make homemade chocolates as a gift. Americans typically don't make homemade chocolates and choose to buy them instead.
Americans typically don't give gifts to someone they aren't dating. Parents usually gift their children with chocolate or candy. Young children will bring chocolate or candy to share with their class at school. Some schools have a "Valentine's Day Party" where they spend the class period eating the chocolate and candy students brought. ※下線部は主語 ※青字は「 」にあたります。
「St.バレンタインデー」がまもなくやってきます。私は日本でもこの日を私たちアメリカ人と同じようにお祝いしていることを知って驚いています。日本ではふつう女の子が男の子にチョコレートをあげて、ホワイトデーに男の子から女の子にお返しをしますね。アメリカではホワイトデーはありません。
そして、「St.バレンタインデー」には恋人にチョコレートやキャンディ、花束を贈ってお祝いします。一般的に性別を問わず「St.バレンタインデー」で恋人にプレゼントをしますよ。また、日本では手作りチョコを贈ると聞きました。アメリカだったらふつうチョコは手作りせずに、買う方を選ぶかな。
また、アメリカではふつうお付き合いしていない人には贈りませんね。でも、親はチョコやキャンディを子どもに贈りますよ。小学校ではチョコやキャンディを持ち寄って、クラスでみんなと分け合ったりします。学校によっては学期末に「バレンタインデーパーティ」を開いて持ち寄ったチョコやキャンディを食べて過ごします。
2月6日(木) 季節が変わるごとに…
2月になり、1週間が経ちます。暦の上では立春ですが、寒波が到来していますので、連日寒い日が続いていますが、校内からは寒さも厭わず元気な声が聞かれます。さて、校舎内をめぐると季節によってアレンジが変わる掲示物や展示物が通る人の目をひきつけます。美術の菊池先生は毎月、その月を彩る絵を飾ってくださっています。また、授業中にご自身が制作した絵の話をしたところ、生徒が見たいとリクエストしたのでわざわざ学校に持ってきているという話を聞きましたのでその絵を見させてもらいました。題は「雪花(せっか)」というそうです。私もいろいろな距離からじっくりと見させてもらい、雪の中に咲く花が大変立体的に見えて不思議でした。とても堪能させてもらいました。
また、学校支援員の石原さんは2月ということで「バレンタイン」らしい展示をしてくださっています。先日来校された他校の先生からも本校の掲示物や展示物が季節ごとに違っていることに高い関心を示されました。いろいろな方が生徒の「住みよい」に協力していただいています。
2月5日(水) 租税教室から学ぶ
今日は3年生4クラスで「租税教室」がありました。講師は税理士の権田宏さんで、福生中学校の前身の福原中学校卒業生、つまり、先輩です。権田さんは税務課にお勤め後、現在は税理士としてご活躍されています。今日は3年生が2学期に学習した社会保障と税金について、税の専門家として授業していただきました。
私たちにとって税金は払わなければならないものですが、できれば払う額は少ない方がいい。しかし、もし、税金を納めなかったり、税が少額だったら私たちの暮らしにどんな影響を与えるだろう?そんな疑問を投げかけながら授業が進んでいきます。途中、ジェラルミンケースから1億円や100万円の札束(レプリカ)を取り出し、生徒は実際に手に取って、どれくらいの重さになるか考えているようでした。
最後に生徒の質問タイムがあり、「今まで扱った中で一番大きな金額はどれくらいですか?」など生徒が尋ねていました。前回の金融教室や今回の租税教室などの知識は3年生の皆さんが卒業してから、むしろ役に立つ知識だと思いました。権田さん、今回は貴重なお話をしてくださりありがとうございました。
2月4日(火) 職業講話から学ぶ
昨日、1年生の職業講話がありました。講師としてお招きしたのは株式会社Beans の遠藤さん、そして、鳥取県庁商工労働部 産業未来創造課(宇宙・起業支援チーム)の井田さんです。遠藤さんは学生時代に米子にタピオカ専門店がない、ということに目をつけタピオカ専門店を立ち上げ、わずか1週間で売り上げ目標を達成、期間中7500人以上が来場し、評判になりました。現在では、ご縁があった伯耆町のどぶろくづくりで有名な株式会社上代を事業継承したり、地域活性化につながるプロジェクトをいくつも行っています。
また、井田さんは地方銀行にお勤めでしたが、地域の活性化の思いを強く持たれて転職してスーパー公務員として鳥取県庁にお勤めになり、地域活性化プロジェクト「星取県」の企画立案を行い、現在では鳥取県で鳥取砂丘などを利用した宇宙産業創出などに力を入れておられます。
お二人とも実体験を交えながら、働くことの意義とそれを支える思いなどについてお話ししていただきました。お二人のお話を聞いていると、地域を活性化したいという強い思いが、これまでの経験や学びをもとに新たなアイデアを出すことにつながったり、いろいろな方と出会ったりすることににつながったことがわかりました。合わせて2時間にわたるお話でしたが、生徒たちもお二人の魅力的なお話を興味深く聞いている様子でした。講話の後の質問コーナーでは「行動力の源は何ですか?」とか「中学生のうちにしておいた方がよいことは?」など具体的な質問が聞かれました。今日の講話を聞いた学びが、生徒の皆さんの職業観によいふうにつながったらいいなと考えています。
遠藤さん、井田さん、ご講演いただきありがとうございました。
2月3日(月) AIにはないもの…
先週金曜日に1年4組で梅林先生による国語の公開授業がありました。題材は「少年の日の思い出」で、原文をAIで翻訳したものと、教科書の訳者が表現したものの間にはどんな違いがあるか、また、そのねらいや意図、工夫がどのようなところにあるのかについて根拠をもとに考える授業でした。AIと作者の表現を比較しながら、作者が伝えたかった思いがより伝わるように訳者はどんな表現にしたのか、クラスのいろいろな人の考えをしっかり共有する場面の後で各自が考えを深めました。クロムブックの前で思案する表情は、意見交換の活動時で見せた表情とは打って変わり、真剣そのものでした。1年生はこの授業を通じて、今後、文をつくるときの表現にも自然と意識を向けていくようになるのではないかと思いましたし、そこに、授業者である梅林先生のねらいもあったのではないかと思いました。とても素晴らしい授業でした。