バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実感(AR)の開発が盛んにおこなわれていますが、その情報伝達の感覚のほとんどは「視覚」や「聴覚」によるものがほとんどです。一方、力の感覚である「力覚」は、その語彙数も少ないことから表現の伝達が難しいとされており、これらのデバイスの開発は非常に重要です。本研究では、「パントマイム」のようにVRやAR空間で力覚を提示できる装着型力覚提示デバイスをはじめとして、ソフトロボティクスを駆使した、ユニークな装置を開発しています。
キーワード:拡張現実感(AR)、VR、装着型、ハプティクデバイス、人工筋肉、MR流体デバイス
医療・リハビリ・トレーニング装置は、身体に装着して使用することが多いため、身体の動きを阻害しない柔らかさを持った機構であることが求められています。
中村研では、オリジナルの人工筋肉や超伸長アクチュエータの柔らかさを生かした医療・リハビリ・トレーニング装置を開発しています。
キーワード:ソフトアクチュエーション、内骨格型、可変粘弾性
脚型ロボットの開発や応用が注目されています.特にヒューマノイドロボットの歩行や把持などの精密動作に加え,跳躍高さを増大することで,ロボットの活動領域の拡大が期待されます.既存の脚型ロボットには,モータ駆動や空気圧人工筋肉駆動のロボットがあります.モータ駆動は,安定した制御が可能な一方で,サイズや重量が大きくなるという欠点があります.人工筋肉駆動は,軽く瞬発力に優れる一方で,安定した制御が難しいという欠点があります.
本研究では,モータと空気圧人工筋肉のハイブッド駆動により,それぞれの良さを生かした脚型ロボットの開発を目指しています.
キーワード:ジャンプ、直列駆動、ソフトアクチュエーション
医療・介護分野や農業、工場、流通業界の現場において、重量物の運搬は体に大きな負担を伴います。本研究室では目的に応じた様々な種類のアシストスーツや身体負担軽減デバイスを開発しています。
キーワード:負担軽減、アシストスーツ、人間親和性
握手ロボットやソフトグリッパなどのマニピュレータ関連、上記以外で紹介していないアシストスーツなど